俺「レベッカ、どうだ周りに誰かいるか?」
レベッカ「いえ、いないわ。」レベッカはそう言いながらデザートイーグルを構えた。
俺「なんでお前は言葉と体が一致しないんだ。」俺はずっとベレッタを片手に持っていた。
レベッカ「じゃあ言葉と体が一致しないかは、今度夜私の日本の拠点で試す♪」
俺「なに言ってんだ。」俺はばかにしながら言った。
アヤノ(うわ、下ネタだ。この人軽そう。)
アイ「あ!私のカズナリに手をだすきだわ!!」
アヤノ「あんたもっとひどい方法でことをしようとしたじゃん。」
アイ「え?アヤノ何言ってんの。」アヤノ「そんなことより五人の今の状態確認しましょ。」話をすり替えるアヤノ。
失格者に新たにパクとスミスの名前が載っていた。
アヤノ「スミス!!失格したんだ。」アイ「やばいわね。ソーヤとドミニクはB作戦に切り替えるしかないね。」
アヤノ「A作戦はなんだったの?」アイは周りに聞こえないように言った。「A作戦はタケシが優勝するのをサポートする作戦よ。たとえタケシがやられても他の最低三人が連携してそのうち一人が優勝する作戦になるの。B作戦もあるらしいけどそこまでは聞かなかったは、ただソーヤかドミニクが優勝するしかないみたいね。でないと五人が出た意味ないわ。」
アヤノ「じゃあ学校宣伝のために出たの?」
アイ「いえ、もっと大きい大義のためよ。優勝すれば新しい諜報機関に入れるの。」
アヤノ「じゃあ日本に新しく秘密の軍事機関が出来るってこと?」
アイ「そう、しかもアメリカ指導のCIAや最近内紛が終わったイギリスのMI6とかと連携できるのよ。」
アヤノ「じゃあつまり世界のすべての情報が分かるようになるってこと?」
アイ「そういうことね、父さんが言ってたけど。」
レベッカ「カズナリ、歩かないで。」そう言ってスコープを出して周りを見た。
俺「どうした、罠か?」レベッカ「ええ。」そう言って俺にスコープを渡して見せた。
レベッカ「あの罠は洗脳能力者ね。やっかいだわ・・・」
俺「じゃあ避けて通らないとな。」俺はスコープを返しながら言った。
レベッカ「いえ、消せるわ。」そう言ってデザートイーグルを撃った。
俺「消す必要あったのか?」レベッカ「あれは仲間を裏切る洗脳罠ね。あれは人数じゃなく、時間経過で消えるタイプの罠よ。しかも裸眼では見えない。」
俺「どうしてそんなに洗脳能力に詳しい?」レベッカ「オーストラリアで上級から下級の洗脳能力者の報告書を読んだからよ。」
俺「なら心強いな。」するとレベッカが俺に向けて撃ってきた。
俺「どうした!!!」レベッカの左腕の装置を狙いながら言った。
レベッカ「体が本当に言う事聞かないみたい・・・撃って。」
俺は拳銃でレベッカの装置を撃ち壊した。そして俺は虎に変身して来た道をたどり戻った。
俺は虎になって走りながら考えた。洗脳能力者は少なくとも中級能力者以上であることが。
アヤノ・アイ「やった!」
アイ「どうやら同じこと考えてるみたいね。」アヤノ「まあね。」少し笑うアヤノ。
アイ「あんたも結構悪いヒロインじゃん。」二人はその後ハイタッチした。
ソーヤ「おい!今虎走らなかったか。」ドミニク「どうしたんだ、それが。」
ソーヤ「トーマスだ!」ドミニク「分かった!!先回りして止めるよ。」
俺(どうやって洗脳能力に勝つんだ。スナイパーライフルなんて撃ったこともねーしな・・・)
するとドミニクが横から飛び乗った。あまりにも重かったため変身解除した。
そして俺とドミニク、二人で転がった。
ドミニク「トーマス!!!・・・じゃないカズナリだ!!!」
ソーヤ「カズナリか!」
俺「いててて。ドミニク!!!」俺はすぐ銃を二人に向けた。
ドミニク「落ち着け!!こいつはソーヤだ。仲間だ俺たちは。」
俺「ソーヤはなんの能力だ?」ソーヤ「風能力者だよ。」
俺は銃を降ろし話を聞くことにした。
ソーヤ「すまない。俺たちのせいでスミスは失格になった。パクと仲間割れしてな。」
俺「そうか、まあ仲間もなにも元々敵だったしな。」ソーヤ「・・・」
俺「俺からも報告がある。トーマスは俺が誤射で失格になった。タケシも失格になった。」
ドミニク「そうか・・・タケシはなんで失格になったんだ?」
俺「非能力者とタッグを一時的に組んだ時にFSを見してもらった。そしたら失格者リストがあって、タケシが載っていたんだ。非能力者は洗脳能力にかかり俺が失格にした。」
ソーヤ「そういやパクも洗脳されたってスミスが言ってたな。」
ドミニク「ではまずその能力者を失格させよう。どうだカズナリ三人で挑むか?」
俺「・・・分かった。だが倒したらまた敵同士だいいな?」俺はトーマスの変身能力が消えるころにドミニクとソーヤに触れて能力をコピーした。
アイ「なんだかんだ同盟になったね。」アヤノ「そうだね。でも洗脳能力者に勝てる能力ってあるの?」
俺「洗脳能力者をどうやって失格にするかは作戦があるのか?」
ドミニク「いやない、誰か他の奴が倒してくれればいいのだが・・・」
ソーヤ「カズナリ、なんか使えそうなものないのか?」
俺「残念だが、手榴弾と能力無力化銃くらいだな。」
ソーヤ「その右手に持ってるベレッタか?」
俺「そうだ、洗脳者は見えないとこからでも能力を使えるから銃はスナイパーライフルしか意味ないがな。」
ドミニク「なんで、スナイパーライフルなら洗脳者を倒せると思うんだ?」
俺「スナイパーライフルは一番遠くから狙える唯一の遠隔武器だからな。自動小銃でも洗脳者と互角ぐらいだな。」
その時ドミニクの左腕の装置が壊れた。
俺「!!!サブレッサーだ!!!ソーヤ隠れろ。」
俺とソーヤは二手に分かれ、隠れた。
俺(ドミニクがやられた・・・どうするソーヤ。)
ソーヤ(くそっ!!!まさか俺が最後のB作戦を遂行しなくてはならないのか・・・)
この時俺とソーヤは敵が能力者か非能力者かすら分からなかった。
ソーヤは大竜巻で周辺の木々を吹き飛ばした。するとサブレッサーのサブマシンガンを持った非能力者が大竜巻とともに吹き飛んだ。ソーヤは大竜巻を消した。すると非能力者は5m上から地面に叩きつけられ装置が衝撃で壊れ、失格になった。
俺「本当にこいつがドミニクを?」
ソーヤ「多分そうだな、持ち物調べるか。」ドミニクをやられ、一人になったソーヤだが案外冷静でいた。
俺「煙幕弾があるぞ。これ使えるんじゃないのか?」
ソーヤ「こっちには能力罠スコープもあるぞ。」
俺とソーヤは他人の持ち物で対洗脳者討伐の作戦を考えた。
格闘場アナウンス「残り三名です。情報は全員能力者、非能力者はいません。」
俺「どうやら、高確率で相手は洗脳者だな。準備はいいな。」ソーヤ「いつでもいいぜ。」
俺とソーヤは歩いた。そして決戦の時がきた。
俺「ソーヤ・・・俺が洗脳されたいまだ!!!」ソーヤはすぐに俺のリュックから煙幕弾を取り出し使った。
洗脳者「なに!煙幕か、だが視界が晴れればまた能力がかけられる。」
ソーヤ「それはどうかな。」ソーヤは風能力を使い浮いて移動していた。
ソーヤ「どうやら直接かけるのは一人だけのようだな。」
洗脳者「いや、あんたもかけられるぜ!!」ソーヤは間髪入れずに隠し持っていたベレッタで洗脳者の装置に弾丸を撃ちこんだ。
俺「上手くいったか?」俺は洗脳が解除されていた。
ソーヤ「お前のおかげでな♪さあ決着をつけよう。」
俺「その必要はない。俺にはまだやり残したことがある。優勝したらどうなるか知らないからな・・・」
ソーヤ「じゃあなんで大会に出たんだ?」
俺「最後スミスに斬られるためだったけど、どうやら叶わなかったな。」
俺はソーヤのコピーした風能力でソーヤが不意打ちを決めたように見せかけ自分の装置を壊した。
格闘場アナウンス「優勝者はソーヤ!!!今年はこれで停戦だ!!!」
ソーヤ「俺はスミスに斬られるとこだったけどな。」気絶した俺に笑いながら言った。
俺はその後格闘場の医務室で目を覚ました。
俺「今は何日ですか?」衛生兵「大会が終わって一日ぐらいですね。もう帰ります?」
俺は自宅に一旦帰って夜間学校に行った。