俺は学校に行くとまたスミスとアヤノが教室に早く来ていた。
俺「なんか二日連続俺より早いなんて珍しいな。」
アヤノ「たまたまだよ。事務所の仕事が最近あまりないからね。」
スミス「まあ、早く到着することはいいことだな。」
シンヤ「おお、三人二日連続無遅刻なんて珍しいな。さあ今日は紫式部についてやるか。」
俺「それ歴史じゃなくて古典じゃないですか?」
その頃アイは母校の校舎裏に立っていた。
アイ「アヤノなんでこんな遅い時間に呼び出したんだろう。まあカズナリにID送ったし後はこの用事だけね。」
するとピピュンッピピュンッとサブレッサー音がした後アイは倒れた。アイは背中に二発銃弾を受けた。
アイはうつ伏せから仰向けに誰かが向けた。するとアヤノだった。
アイ「アヤ・・・逃げ・。」
アヤノ「あなたが悪いのよ。私のカズナリを取ろうとしたから。やっと手に入りかけたのに・・・」
アイ「どう・て・・・」
アヤノ「あ行のヒロインは私で十分よ。」その後立って倒れてるアイの心臓に二発撃ちこんだ。
その頃タケシは母校の体育館にカズナリに呼び出された。
タケシ「カズナリどうした?なんか言えないことか?」
偽物「ああ、とりあえず能力借りていいか?」
タケシ「本当にどうした?いいけど俺の能力は潰す以外に方法はないぞ。」笑いながら言った。
偽物はタケシに触れた瞬間タケシは白骨化した。
タケシ白骨化の数十秒後トーマスはカズナリに呼ばれ母校の食堂にいた。
トーマス「カズナリありがとう。ソーヤを優勝させてくれて♪」
偽物はすぐにトーマスに触れ、トーマスを白骨化させた。
十分後とある場所でアヤノと偽物は話していた。
アヤノ「兄さん仕事終わった?」
偽物「ああ、母国からの暗殺任務は完璧だ。」
アヤノ「私はもう兄さんの手は借りないからいままでありがとう。」
偽物「いいが、大丈夫なのか?お前の幻影能力ばれないか。」
アヤノ「いえ、もうカズナリはそろそろ兄さんを捕まえるわ。私より自分の心配して早く母国に帰って。」
偽物「分かったからお前も人を殺した以上隠し通せよ。」
偽物はアヤノの前から瞬間移動能力で消えた。
俺「平安時代の物語か。アヤノ平安好きだろ?」
アヤノ「好きなのは京都よ。」笑いながら言った。
俺「そうか、そうだったな。」
スミス「俺は能力的に封建時代のほうが好きだがな。」
先生「残念だが、今日は武士やいくさの話はしないぞ。さあ次は枕草子だな。」
学校が終わりまた今日はアヤノと二人で帰っていた。
俺「今日ごめんな、布団たたまずに出て行って。」
アヤノ「いいよ、気にしなくて。もう直したから。」
俺「ありがとう。お前は本当にヒロインにふさわしいな。最初は不眠症ばっかり言ってたけど。」
アヤノ「別に不眠症ばっかりは言ってないけど。」苦笑いしながら言った。
俺「じゃあ明日シャーロック事務所で、お休み。」アヤノ「お休み。」
アヤノは自宅に帰り、カズナリが起きて出て行ったままの布団に入った。
アヤノ「カズナリがいつもいるみたい♪カズナリ早く謎解かないかな。」
アヤノはカズナリの匂いを感じながらそのまま寝た。
俺「うわ、布団にレベッカの香水ついてる。まじかよ。香水嫌いなのに・・・そんなことより早速アイが送ってくれたID、タケシ、トーマス、パク、ドミニク、ソーヤに通信してみよう♪」
だが五人誰一人として通信不能で連絡できなかった。
俺「アイのいたずらか!」俺は手の込んだ嫌がらせだと思い、イライラしてアイに通信したが出なかった。
俺は自分のFSが壊れたと思い、レベッカと通信した。
レベッカ「どう、抱く気になったの?」
俺「いや、せめて香水の匂い落としてから寝てくれない。」
レベッカ「そんなこと言って本当は私が恋しいんでしょ?」笑いながら言った。
俺「いや、だからさ・・・」
次の日朝起きると警視庁公安のコウジから連絡が入っていた。
俺は能力上級士官学校本部でコウジに話を聞いた。それはタケシ、トーマス、パク、ドミニク、ソーヤの五人が白骨化してアイは射殺体で見つかった。タケシは体育館、トーマスは食堂、パク、ドミニク、ソーヤは違う教室で見つかった。アイは校舎裏だった。
俺「・・・」俺は遺体を見た後気分が悪くなりトイレに行った。
記憶能力官によると俺の姿をした偽物が触って五人を白骨化させ、アイに拳銃を向けてた姿はアヤノであった。
白骨化の件は青森の前例があるが、アヤノは疑われた。
アヤノは記憶能力でたどると偽物と公園であった後自分の家に帰っていたが、銃が見つからなかった。
それにその時間帯はずっと俺、スミス、シンヤがアリバイを証明していて話もしていた。
もう一人の自分を幻影能力で作りだせるが、話せるということはできなかった。
アヤノは一週間帰って来なかったが、証拠不十分で釈放された。
俺は友達を一晩で六人も失い、二週間家から出れなかった。
アヤノもショックだったみたいで、学校や事務所には釈放されてから行っていたらしいが暗かったらしい。
スミスは毎日励ましに来てくれた。
スミス「おい大丈夫か?」
このセリフを十日連続聞いた。
俺は三週間くらいでやっと家に出れるようになった。
アヤノ「大丈夫?」俺「おぉ・・・一か月ぶり・・・」
アヤノ「あなたの気持ちは私も一緒よ。いっしょに乗り越えましょ。」
俺「そうだな。お前は一週間疑われてたもんな。俺はまだましか・・・」
俺とアヤノは久々に二人一緒にシャーロック事務所に来た。
シャーロック「おお!ついにここまで立ち直ったか。君たちの気持ちは十分分かる。私も多くの友人を殺された。無理せずに頑張れよ。」シャーロックはそう言って出て行った。
日本の有能な人材の損失も大きく、一部では隣国の工作員による陰謀だという説が流れ、全国の上級能力士官学校は陸軍や空軍がうろついていた。
俺はその日メイヤーからFSで呼び出された。
メイヤー「格闘場に呼び出してすまないな。」
俺「いえ、なんの用ですか?」
メイヤーは自分のFSから俺のFSに静止画を送った。
メイヤー「君を釜山、上海、ベルリン、パリ、イスタンブールで同日仲間が複数目撃した。隣の女は誰だ?」
俺「朝鮮にも中国にもヨーロッパや中東には行ったことない!!!まず日本を出たことがない。」
だが偽物と映っていたのはアヤノであった。メイヤー「女を知ってるのか?」俺「・・・ああ、だが変身能力だろ。」
メイヤー「じゃあ○月×日はその女のアリバイがあるんだな。」その日はちょうどアヤノが実家に日帰りで帰ってた日であった。
メイヤー「これは日本で君にしか言ってない。極秘情報だ。気をつけろよ。もっとその女のこと知ったほうがいいかもな。」
メイヤーはそう言って格闘場を出て行った。俺は友達を疑いたくないがアヤノを確かめるしかなかった。
俺はその夜学校に行った。しかしスミスしかいなかった。
俺「なあ、アヤノの実家知ってるか?」
スミス「いや、てっきりお前はもう知っていると思っていたが知らないのか?」
俺「ああ、よく考えたら今年から出会って事務所も一緒だがアヤノは自分の話をしない。」
スミス「アヤノを疑うのか?」
俺「いや、まあ・・・そうなるが違うのを願うしかないな。」
スミス「アヤノだってお前と同じで大切な仲間を亡くしたんだぞ!俺だってそうだ!!!」
俺「そうだな。だが俺たちはアヤノを知らない。もっと知った方がいい。」
スミス「いや、俺は十分知ってる。探偵事務所のただの補助能力者の事務員ってことをな。」
俺とスミスはそれ以後その日は一言も話さなかった。それにアヤノも来なかった。
スミスが怒って早く帰った後俺はシンヤにアヤノがどういう経緯で来たか質問した。
シンヤ「アヤノは広島の呉ってとこから来たらしいぞ。広島の高校に通ってたらしいが。」
俺「それはたしかか?」シンヤ「俺はシャーロックさんに頼まれて編入させたからあまりここに来る前のアヤノを知らないんだ。」
俺「そうか、先生ありがとう。」
次の日事務所に行ったらアヤノがFBを操作していた。
俺「アヤノ!!!なんで昨日学校に来なかったんだ?」
アヤノ「なにいきなり?まだ学校に行く気になれなくて・・・」
俺は発言を吟味して気を付けてアヤノと話した。
俺「そうか。まあ俺も昨日久々に学校行ったからな。スミスも心配してたぞ。」
アヤノ「そう・・・またそのうち行くわね。」
俺「ところで前は広島に住んでたらしいな。なんで今年夜間学校に転校してきたんだ?」
アヤノ「まあ・・・あなたと同じ事情よ。私も早くハッピーに生きたいと思って。そしたら友達が殺されたんだ。一緒にカズナリと私になりすましてる犯人を見つけましょ。」
俺「そうだな。早く犯人を見つけてハッピーエンドにしよう。」