俺「じゃあ両親の写真あるのか?」
アヤノ「いいよ、見る?」
アヤノは写真を出して見せた、それはアヤノがまだ乳児であったときの写真であった。
俺「この母が抱いてる乳児がアヤノで真ん中が兄さんか?」
アヤノ「そうよ。なんで質問ばかりするの?」
俺「いや、アヤノをあまり知らないから。」
アヤノ「当然よ、だってまだ出会って半年しか経ってないんだから。逆に知ってる方が気持ち悪いわ。」
俺「そうだな。だが万一のためだ。一応聞いときたかった。」
アヤノ「じゃああなたは両親はいるの?」
俺「ああ、いるが実の親でもないし、関西に残してきた。」
アヤノ「あなたは中学までの友達はいるの?」
俺「いや、いない。俺の周りでは死んだり行方不明になったりしたから・・・今もだけど。」
アヤノ「あ・・・ごめん。」
俺「いや、いいよ。チラシ配ってくるよ。」
俺はそう言って事務所を出て行った。
俺「シャーロック事務所お願いします!!!」俺はチラシを配っていたがいつも通り全然減らない。
メイヤー「ちょっと、いいか。」
俺「メイヤーさん、どうしたんだ?」メイヤーは血だらけだった。
メイヤー「今すぐ君の家に行っていいか。」
俺「病院に行けばいいじゃないか!」
メイヤー「だめだ・・・今いけば一般人を巻き込む。」
俺はそう言われ合鍵を渡したが、メイヤーは俺も強制で連れて帰った。
メイヤー「すまない、まきこんで。治癒能力をコピーしてきてくれないか?」
俺「けがですか?」メイヤー「撃たれたんだ。君の偽物に。」俺はメイヤーを布団に寝かせた。
メイヤーは俺にお金を渡して俺は病院へ行き触れられて治療してもらった。
俺はすぐに家に帰ったが、間に合わなかった。
俺「くそッ、メイヤーまでやられたか。」俺はすぐ公安のコウジに連絡した。
コウジ「また他国のエージェントが亡くなったか。カズナリに遺言を残しているぞ。」
俺「俺にですか?」メイヤーのFSにある録音音声を聞いた。
メイヤー「これを聞いてる頃俺は死んでる。俺は君の偽物に撃たれた。あの時は油断していたよ。偽物はおそらく俺が触れないことを予測していた。国外に逃げろ。シャーロックを連れて逃げるんだ。」
録音はそこで止まった。
コウジ「多分エージェント狩りだ。中国かドイツかエジプトか分からないが敵工作員が暗殺している。我々同盟国のエージェントをな。逃げろカズナリ今すぐにな。」
俺「だがシャーロックさんを連れて国外に逃げないと。俺は日本を出たことがない。」
コウジ「シャーロックという人物は私が後で保護するからとにかく日本から逃げろ!」俺「分かった・・・」
俺は日本から地球の裏側にあるオーストラリアに逃げた。そこはシドニーだった。
俺「とりあえずレベッカに連絡だな。まだ日本にいるかもしれないが。」
レベッカ「カズナリ、あなたから連絡がくるとは♪」
俺「隠れ家あるか?命を狙われてるから身を隠したい!」
レベッカ「いまどこ?」俺「シドニーだ。シャーロックさんも一緒に潜る。」
レベッカ「分かった、キャンベラだからすぐ行くわ。」俺は二時間待ってレベッカが来た。
俺「ありがとう、隠れ家はどこなんだ。」
レベッカ「その前にシャーロックは?」俺「後から来ると思う。」
レベッカに隠れ家に案内してもらった。そこはビル街で人が多かった。
俺「あえてここを選んだのか?」レベッカ「私はキャンベラに住んでるから。なんかあればまた呼んでね。」
隠れ家はビル街からすぐの住宅街であった。そこのアパートに身を隠した。
俺はすぐに今どうなってるかコウジに通信した。
コウジ「シャーロックさんはどうやらイギリスに逃げたという情報が入ってきた。」
俺「そうか、なら安全だな。俺はシドニーに身を隠した。」
コウジ「シドニー?そこはどこの国だ。シャーロックはMI6がかくまったよ。」
俺「公安の刑事が知らないなら安全だな。これからはしばらく日本との接点を断つよ。」
コウジ「そうだな。寂しいが日本にいるやつとは通信するな。お前は日本では行方不明という設定だ。」
俺「分かった。そっちも気をつけろよ。」
コウジはシャーロック事務所に行きアヤノに言った。
コウジ「アヤノさん残念だがカズナリとシャーロックさんは行方不明になったという世間的な設定です。突然申し訳ない・・・」
アヤノ「え!!!私は大丈夫ですか?」
コウジ「ええ、一回だけあなたに変身した偽物が殺人を起こしましたが特にあなたには狙われる理由はありませんから。しかしカズナリは何回も変身に利用され、彼自身消されかれなかった。シャーロックさんはMI6の元上級工作員であるためMI6が保護しました。」
アヤノ「なぜ、今なんですか?」
コウジ「国内で外国人工作員の戦闘が勃発していて巻き込まれるからです。あなたも巻き込まれないようにしてください。」
シャーロック事務所は閉鎖され、アヤノは職を失った。その夜学校に行った。
スミス「あれ今日カズナリは休みか?」
アヤノ「多分学校にはもう来ないわ。」
シンヤ「そうだ、カズナリは命を狙われ国外脱出した。」教室に入りながら説明した。
スミス「それはまた急展開だな。」
シンヤ「俺たちは当分彼の人生の物語には登場しない。」
スミス「つまりカズナリの海外生活が始まるのか。」
アヤノ「・・・」
ここで主人公の探偵生活は終わります。
ほとんど探偵らしいことはしていませんが・・・結局バトル中心になってしまいました。
申し訳ございません。
次回『ミュータント兵士』を連載します。