アヤノはシャーロック事務所に依頼された赤ちゃんを寝かす仕事をした帰り見た、いや見てしまった。知らない上品なかわいい女の子とカズナリが喫茶店の窓越しに向かい合って話す姿を・・・
俺「まさか、アイ上官に連絡をいただけるとは思ってもいませんでしたよ。それも三日後に。」
アイ「アイでいいわよ、カズナリ。あなたの気持ちは分かるわ。人でなく能力者として見られてた気持ちが。」
俺「能力でなく人の気持ちも分かるんですね。多重能力者ですか?」
アイ「いえ、違うわ。上級士官学校は特別な能力者だけが通ってるから。あなたみたいな人生経験者は多いわ。」
俺「・・・で用件はなんですか?」
アイ「あなた事件資料によると複数の能力を駆使して犯罪者を捕まえたらしいじゃない?」
俺「はい・・・じゃあ!あんたはシャーロック事務所からチラシを配るところまで全部みてたのか!!!」
俺は興奮して思わず立ち上がってしまった。そりゃ上級士官学校なら情報は入るかと思い座った。
アヤノ「なんで私見てるんだろ。恋人ならではのチワげんか・・・なんでこんなこと考えてるんだろ。」アヤノはボーっと外から観てた。
アイ「まあまあ♪あなた謙虚な部分もあるからうちの生徒と戦ってほしいの。」
俺「選び抜かれた上級能力者相手にか?」笑いながら言った、だって勝てるはずがないからである。
アヤノ「今度はカズナリ笑い出した、女の子はずっと冷静だわ。もうしりにしかれてるのかな。」
アイ「最近男子生徒が満身創痍しててさ、先生もいつものクセだって言ってほっとくの。」
俺「俺は競り合って負ければいいんだな?」
アイ「そこは任せるは、相手にまだ自分が未熟だってこと知らしめて。」
俺「そもそもどこでやるんだよ!」アイ「格闘場よ。」
俺「分かったよ、やるだけやってみっから。」俺は楽観視していたが、後に大きな波紋を呼ぶ。
俺はこの時なすすべなく負けると思っていた、シャーロックさんにもスミスにも誰にも言わずにそっと心に閉まった。
俺とアイは喫茶店を出た。
俺「じゃあまた。」アイ「また連絡するね♪」
アヤノは看板に隠れてずっと見ていた。アヤノ(すごい気になる~~~!!!)
俺はその夜何事もなく夜間学校の授業に出た。
スミス「カズナリなんで来なかったんだ?」
カズナリ「すまん、昼ずっと寝てた。」
アヤノ(あ!今完全にうそついた。言えないんだわ、中年の独身彼女なしに。昼女の子と会ってたの。)
スミス「今日すごかったぞ。聞きたいか?」
カズナリ「寝起きだからそんな気分じゃないな。」
スミス「そうか・・・めずらしいな。」
給食の時・・・
アヤノ「カズナリちょっと話がある・・・」
俺「この右手剣便利だな!!!豚の生姜焼きも真っ二つだ。斬鉄型すげー。」
スミス「そうだろ!!!・・・でも油断すれば真っ二つだぜ。弁当ごとな。」
俺はそれを聞いてミスって弁当を真っ二つにした。
俺「あああ!!!でも机は無事だな・・・」ほっとする俺。
スミス「ちょっと切れ目はいってるけどな机に。」笑いをこらえながら言った。
先生「今日はここまでーーー♪」
俺「先生今日ごきげんだったな。お前も。」
スミス「今日この後合コン行くんだぜ。先生と。」
俺「ええ、いいなーー!」
アヤノ(今日一々で女の子と会ってたくせに。)
シンヤとスミスは鼻の下伸ばして学校をさっそうと出て行った。
俺「アヤノ帰るか。」
アヤノ「そうだね。」
アヤノは聞きたくて仕方なかった。昼の喫茶店のことを。そんなこんなでアパートについた。
アヤノ「好きな人いるの?」(あ、聞いちゃった。)
俺「いやケイトのことで頭がいっぱいだよ。十年間彼女は関西で俺を支えてくれたから。だから白骨化の原因を調べるんだ!!!すまん、急に興奮して。」
アヤノ「そう・・・」アヤノはなぜかホッとした。
俺「アヤノは?スミスやシンヤは良い奴だけど。」
アヤノ「年が二回り離れてるから親子みたいになりそうかな。」
俺「まあ、まだ16だしゆっくり男選べばいいさ、俺はスミスとシンヤを同級生として見てるぞ。まあ見た目も変身能力者によって十代にしてもらってるし、男はいつまでたっても変わらねーから。それに45と50が合コン行くんだ人生楽しもうぜ。俺は楽しみながら謎を解明してるけど・・・」
アヤノ「うん、ありがとう。お休み。」
俺「お休み。」俺(俺は本当に人生を楽しんでるのか?)