これはひどい暗殺教室   作:芝書き

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投稿遅れて大変すみませんでした。
体調を崩し三ヶ月ほど入院してしまいほとんど書けず。
久しぶりに筆を進ませたわけですが前より文が下手になってます。
今後またノロノロと書いていく予定なのでよろしくお願いします!


第12話 旅行の時間 四時間目

第12話 旅行の時間四時間目

人の価値は

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ここはDQNたちの隠れ家。

どうやら廃墟となった酒場なのだろう周りにはダーツの的やビリヤード台、棚には酒瓶が並んでいた。

その薄汚れたソファーの下に茅野と神崎、そして桃花は手を縛られ、座っている。

 

「ここなら騒いでも誰も来れねぇぜ。遊ぶんならギャラリーが多い方がいいだろ?今ツレに召集かけてるからよ、楽しもうぜ!台無しをな!」

 

ギャハハハハハハハ!!!

 

如何にも偏差値の低そうな笑い声をあげながら、DQN達は仲間の到着を待っているようだ。中にはタバコをふかしているものもいる。

 

「…神崎さん、そういえばちょっと意外さっきの写真、神崎さんにもああゆう時期があったんだね。」

 

気を紛らわすためか、茅野が神崎に先程の車の中で見た写真について話題をあげる。

 

「私も意外だったな、いつもは真面目そうなのに。」

 

桃花も話に乗る。

 

「……うん、うちは父が厳しくて、いい肩書きばかりもとめてくるの。

そんな生活から離れたくて、名門の制服も脱ぎたくて、知ってる人がいない場所で遊んでたんだ………馬鹿だよね、その結果得た肩書きは「エンドのE組」…もう自分の居場所がわからなくてさ、そんな時ある人が私に言ってくれたの…ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あれは、ゲームセンターの帰りのコンビニで…

 

『ちょっと君、もしかして椚ヶ丘中の子?』

 

『そうですけど、どうかしましたか?』

 

その人は、高校生くらいの背の高い人だった。

髪の毛は切り忘れたかのように伸びていて全く流行りそうにもないハーフリムの黒縁眼鏡をかけていた。

 

『んいや、こんな時間にこんなとこでそんなカッコしてるからどうしたのかなって。』

 

『…ゲームセンターの帰りですけど、なんで私が椚ヶ丘中の生徒だって解るんですか?』

 

『俺も椚ヶ丘だからね。たまに見るんだ…そんときはもっと清楚な感じだったけど。』

 

『え?中学生なんですか?てっきり高校生なのかと…』

 

『あ、いや違う違う。高校高校。』

 

『あ、高校でしたか失礼しました。』

 

『…一応、生徒会副会長だから顔が広いはずなんだけどなぁ…。』

 

『でもそんな人が私に何の用ですか?』

 

『ああ、いやそんなんで成績保ってられるのかなって』

 

『………!』

 

『なんだかんだでうちの学校レベル高いでしょ?俺も中学生の時は割と勉強したし…ああ、別に悪くないならごめんね!余計なお世話だったかな?』

 

『いえ…。』

 

『…でもね、ちゃんと息抜きだって大事だ。勉強ばかりではまいってしまうからね。それに…』

 

そうゆうとその人は徐にポケットからタバコを取り出し一本取り出し火を付ける。

 

『え!? ち、ちょっとタバコなんて吸っていいんですか!?』

 

『人は見かけによらないよ、俺みたいに進学校の生徒でもこうやってなんらかの悪さをする奴もいる。別にいいとも思うんだ、何せ若いんだもの少しくらい悪い事したってバチは当たらないさ。』

 

『…………。』

 

『でもね、人に迷惑をかけちゃいけないそれは何より悪い事だ。君は親御さんに心配されてるんじゃないのかい?こんな時間に出歩いて。』

 

『私の親は私にいい結果しか求めてません…。』

 

『本当にそうか?誰かがそう言ったのか?ただ君が決めつけてるんじゃないのかい?』

 

『っ………!』

 

『俺には心配してくれる親も期待してくれる親もいないから羨ましいけどね。結果こうゆう事してるわけだけど。』

 

『………。』

 

『そもそも女の子が一人で出歩く時間じゃないよ今。家まで送ってくからこんな時間に出歩くのは今日きりにしな。』

 

『…はい。』

 

『素直でよろしい。』

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「それでその人に送ってもらってからはゲームセンターに行くのをやめたの。」

 

「ヘぇ〜優しい人だったんだね。」

 

「でも、その人今年になって行方不明になったらしいの…。」

 

「「え!?」」

 

「それでね、気になってその人のこと調べたらその人の名前は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”夢水 海斗,,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「………………え?」」

 

その聞きなれた名前に茅野の桃花はまるで時が止まったかのように固まった。いや、その場の空気そのものが静止したかのようだった。

 

バァン!!

 

それと同時に廃墟のドアが外れそうなほど勢いよく開いた。

 

「お!撮影隊の皆様のお出ましだ。

喜べよ、もうすぐ本当の台無しが味わえるぜ!」

 

バタッ

 

「「「え?」」」

 

DQN達は目を丸くした。

そこにいたのは自分達のツレではなく………

 

 

 

 

 

 

 

「「「助っ人登場!!」」」

 

 

海斗にカルマ、渚に杉野、そして奥田の面々だったからだ。

 

「皆様ぁ!!お久しぶりです!夢水海斗!夢水海斗でございます!どうぞ!夢水海斗を今後ともよろしくお願いします!!!」

 

「海斗君何言ってんの?そのメガホンどこから出てきたの?」

 

「質問が多いぞ渚くん。宣伝だ宣伝、みんなは気にしなくていい。」

 

「う、うんわかった…。」

 

何ともよくわからない会話をしていると完全に空気と化したDQN達が騒ぎ始める。

 

「オ、オイ!てめぇらなんでここがわかった!?」

 

「生徒が拉致された場合まず犯人の訛り、会話の内容からじもっちゃんか判断する。」

 

「じもっちゃんとか死語だよ!!」

 

「え?そうなの?」

 

しまった…やけに古い言葉使っちまうんだよな。眼福とか。

 

「まぁいいや、そして土地勘の無い不届き者はそぉ遠くへは逃げねぇ!

サラミ!(バクラ調)拉致実行犯潜伏対策マップで拉致対策は完璧!

椚ヶ丘中3-Eのしおりの精度は世界一ィィィィィィィィィィィィ!!!!! ………以上!!」

 

……………………………

 

「「「わかんねぇよ!!!!」」」

 

ここでカルマが口を開く。

 

「…で、どーすんの?お兄さん等。

こんなけの事してくれたんだあんたらの修学旅行はこの後全部入院だよ」

 

「カルマのいうとーりだ!テメー等は俺を怒らせた…。俺の大切な人たちを傷つけようとした。」

 

チャキ…

 

俺はしばらくお蔵入りとなっていたデジコンターゲットを取り出した。

既に改修済みで弾道維持の為弾速を25キロほど落とし、バレルを14インチに取り替えている。限りなく衛宮切嗣のトンプソン・コンテンダーに近づけている。

 

「テメーらにはそれなりの代償を支払ってもらうぜ!」

 

「ハッ!そんなのオモチャだろ?そんなもんでおどされやしn」

 

バンッ!

 

パリィン!!!

 

「な………」

 

「悪いな、オモチャだが、今の弾は鉄製だ。」

 

そう言って俺は素早くリロードを行う。

 

ガタガタッ

 

「!どうやら俺のツレがついたみたいだ。これでお前らも終わったな!今来た奴らはお前らが見たこともないふりょ」

 

「おかしいですねぇ?不良などいませんねぇ先生が全員手入れしてしまったので。」

 

「「「殺せんせー!!」」」

其処には、何故か顔を隠した殺せんせーと丸坊主になり眼鏡をかけされられさらには見習いたいほど制服をきっちり着こなした男たちが触手から吊り下げられていた。

 

うわぁ〜かわいそうに…

 

俺は死んでも坊主にしたくないのであまり殺せんせーに楯突かないようにしようと心に誓った。

 

「遅くなってすみません。この場所は君達に任せて他の場所からしらみつぶしに探してたので。」

 

「んで、その顔隠しの意味は?」

 

俺は今一番問いたい質問を問うた。

 

「暴力沙汰ですので、この顔が暴力教師と覚えられるのが怖いのです!」

 

「国家機密が何言ってんだ!そもそも覚えられちゃダメだろ!鼻つけろ!鼻!」

 

俺は思いっきりツッコミを入れる。

 

「先公だとぉ!? ふざけんな!!」

 

あ、またDQN達ハブにしちゃった。ごめんね!

 

「ふざけるな?先生のセリフです…ハエが止まるようなスピードと汚い手でうちの生徒に触れるなどふざけるんじゃない…!」

 

バチンッ!

 

DQN達は一瞬で倒された。殺せんせーはどうやら本気で怒っているらしい。

 

「ケッ、エリートどもは先公まで特別製かよ!テメーも肩書きで見下してんだろ?バカ高校と思ってナメやがって!」

 

バチン!とオールバックは飛出しナイフを取り出した。

 

「そうでもない。」

 

ここで口を開いたのは殺せんせーではなく他でもない俺だった。

 

「どんな人間でも基本的能力は同じだ。お前の言う肩書きとかそうゆうのを持ってるやつはそれなりの努力をしている。ただお前らは勉強という努力を怠った為今の高校にいる。

でもそれだからといってお前らが劣っているというというわけじゃない。誰にだって有るんだよ才能が、お前もそうだ人の肩書きを捨てさせて楽しませる。素晴らしい事じゃないか。それはお前の才能だ。誰にもない。お前だけのものだ。お前のその才能なら娯楽会社でも始めれば大いに成功するだろう。ほら、お前も捨てたもんじゃないだろ?」

 

「………」

 

ここで殺せんせーにバトンが移される。

 

「彼らは確かに名門校の生徒ですが校内では落ちこぼれ呼ばわりされ差別の対象になっています。

ですが、彼らには素晴らしいさいのうがある。学校や肩書きなんて関係ない。清流に棲もうがドブ川に棲もうが前に泳げば魚は美しく育つのです。…さて私の生徒たちよ!彼らを手入れして差し上げましょう!」

 

そして俺達はしおりを振り被る。

 

「最期に一つ。悪い事をするのは別にいい…ただ、……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人に迷惑をかけるな!」

 

「!」

 

ゴッ!!

 

「ふぅ…。」

 

「海斗ぉ!」

 

むぎゅ

 

「うわぁぁぁぁ!!」

 

当たってる当たってる胸が!!

 

「怖かったよぉ〜!」

 

「わかった!わかったから離れろ!」

 

「やだ!」

 

くそ、矢田だけにやだとは…。

 

「海斗君…?」

 

「ん?何?神崎さん。」

 

「あのっ、…ううん、やっぱりなんでもない。」

 

「そ、そっか。」

 

なんだったんだろう?

 

「ヌルフフフそれでは旅を続けますかねぇ♪」

 

こうして誘拐事件は無事解決し俺らはまた歩き出した。

 

そういえば神崎さんは俺に何を言おうとしていたんだろう?

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第12話でした!
もう一度言わせてもらいますが投稿遅れて大変申し訳ありません!
ここまで読んでいただいたここ優しい皆様に感謝します!


そういえば神様のプロフィールを頼まれていたので
書いておきます

神様

身長181㎝

体重 68Kg

誕生日

血液型o

好きな物 タバコ (とくにキャスター)

趣味 多趣味で無趣味 人間観察


今回の曲

ナシ
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