翌日掲載してしまう 篠崎です。
テンションとやめられなさの勢いで
もう2話目です。
その話からはオリジナル設定とか
ガンガン入るので、
かなり無茶な設定とかありますが、
見守ってください。お願いします。
それでは2話目をどうぞ
転生
生きていた時なら素直に喜べたかもしれないが、色々ありすぎて喜べない…
「どんな世界に転生したいですか?」
そんなことを聞いてくるが、反応を返せそうに無い。ただ死んだだけなら、喜んで返事をしただろう。
それでもショックが大きすぎた。確かに学校ではいてもいなくても同じだったかもしれないが、家族とは、すごく仲が良かったのだ。
家族としか話していなかったが、弟妹は俺を慕ってくれてたし、両親にも迷惑はかけないように、バイトをして自分に必要な物は極力お年玉や自分の給料でやりくりして来た。
共働きだから家事も率先してやり、弟妹の勉強を見て、自分の成績も落とさず、余った時間を自分の趣味にあててただけだ。
そのせいでオタクボッチになってしまって、学校ではろくな思い出がないが、家族との思い出はたくさんあった。
その思い出が、無くなったように感じた。俺に記憶があっても、家族には残っていない。
そんなの自分の妄想と変わらないものなんて、残っていた方が辛かった。
ん? 俺の人生が消去されたのなら、どうして俺はここに居て、記憶がのこってるんだ?
「どうして俺の記憶は消えてなくて、こうして俺の意思が残ってるんだ?」
彼女からの質問からどれくらい経ったか分からないが、どうしても気になった。失礼だとは思ったが、口に出ていた。
「それはですね、削除された人生を復元したからです。」
ん?それだとおかしくないか?復元できたとしたら、なんで家族の方にも記憶が残ってないんだ?
「復元と言っても貴方単体を復元しただけで、相互関係までの復元は無理なんですよ。」
うん、よく分からん。
そうすると彼女は細く説明してくれた。余程顔に出ていたらしい。
「そうですね、簡単に言うとトランプタワーのようなものを考えてください。貴方というカードの消失でタワーは一度崩れ、世界の修正力により、貴方がいないタワーが作られました。そのあとに、貴方のカードだけを復元してもタワーはすでに完成しているので、貴方のはいる余地はもう無いのです。それにタワーをもう一度崩してから貴方を入れて作り直すにしても、同じ人が貴方の家族になれるかは運次第です。」
なるほどな…そりゃ無理だな。人一人がカード一枚だとすると、60〜70億枚ものカードタワーを崩して同じ配置で組み直すなんて、神じゃなきゃ無理だもんな。
あっ、こいつも神だったか。
つまり神でも無理だと…
「そっか…」
それを聞いて落胆する俺に、彼女は急かすように聞いてくる。
「それで、どんな世界に行きたいですか?原作ありですか?それとも原作なしの異世界とか?関係は戻りませんが、元の世界というのもありです。決められない場合は、候補を選んでこちらで勝手に決めるというのもあります。」
ふむ、もう元の世界について考えても戻れないのなら、生きていた時の夢を果たそうじゃないか。
今もとの世界に戻っても、全く違う家に産まれてしまうかもしれないんだから…
家族のことは心配だが、俺が死んでからの俺の家族は、別人かもしれないんだ。
もう心配するのはやめよう。
…よし。
転生ってぶっちゃけ
色々行きたいところがあるから…
「それじゃあ今から言う中から
ランダムで選んでくれ。
・SAO
・トリニティセブン
・ゴッドイーター
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
・ネギまorUQホルダー
・東京喰種
・魔法科高校の劣等生
っとまぁ、このくらいかな?」
「随分と多いですけれど了解しました。選択方法はこちら側で決めて構いませんか?」
俺は首肯した。
「それでは」
いつの間にか彼女の手には割り箸が7本握られていた。ちょうど王様ゲームのような…
「って決め方雑過ぎるだろ!」
こっちがなんでもいいとは言ったが、テキトー過ぎだ。
さっきの質問も急かしてきたが、面倒くささがにじみ出ている。確かにあの老害共の尻拭いは面倒なのかもしれないが…
そんなことを考えているうちに彼女はもう割り箸を選び終わっていた。
そこには『2』と書かれていて、なんのことか分からなかった。
「2って何のことだ?」
そういうと、
「2は、トリニティセブンですね。貴方の言った順番に番号を振り分けましたので。」
なる程ね。納得納得。
トリニティセブンか…
一応話のあらすじから魔法名称、ヒロイン達の過去から何から何まで憶えてはいるが、まだ10巻を買っていなかった俺はかなり厳しいな……こんな時に金欠が響くとは…
あれ?なんか神笑ってね?
いや気のせいだと思う。信じよう。
「さて、次に特典についてですが、これは個数が決まっております。今回の場合の個数は…」
キーーーターーーーーーーーーーー
♪───O(≧∇≦)O────♪
ついに来ました。特典ですよ特典!転生の醍醐味と言っても過言ではないト・ク・テ・ン!
もうさっきの意味深な笑顔なんてどうでもいいっすよ。これがなければやってらんねえぜ!ってくらい重要!超重要!
さあ来い!何個までだ?
ドキドキしている俺をよそに、
彼女は淡々と言った。
「5つです。」
……ふむ、微妙な個数だな…俺の死に方は酷かったし、その原因も酷い。もうちょい期待してた。
「理由としましては、まず、貴方の死に方が酷過ぎたので1つ、次に、その死がこちら側のミスなので1つ、最後に、これが理由で、老害を一掃できたので感謝の意を込めて3つとなっております。」
まさかの老害が60%を占めていたとは…なんか嬉しくない…てか、判断基準が厳しすぎないか?その場合、普通のやつは1〜2個がほとんどじゃないか?老害なんて早々でないだろ。
「普通の人は大抵1〜2個なので、かなり好条件ですね。」
5個で好条件とは転生ってとても厳しい!それでも多い方だってのがまた嬉しい。
さぁ、元中二病現オタクの妄想力を見るがいい!
「それじゃあ…
1.容姿端麗で高身長な男性
2.無くなった左目のかわりにに魔道書としての魔眼
3.ON.OFF可能な完全記憶能力
4.魔王候補であること
5.格闘技が達人並み
で頼む。」
俺に死角は無い(キリッ)
なるべく誰々っぽくとか言うと、違和感あるかもしれないからこんな言い方だが、殆どカバー出来ているので大丈夫だ!
そんなことを自信満々に思っていたが、
「本当にそれでよろしいのですね?後から変えろと言われても無理ですからね?」
どうしてこんなに確認するのだろうか?何やら確認をとっているような…
だが知らん!
ついに憧れの異世界へと…
「それでは行ってらっしゃいませしかし、さっきの5つ以外は、どうなるかわかりませんので、あしからず。」
「え⁈」
そう言った瞬間、上から立方体のかなりでかくて重たそうな物体が落ちて来た。
「ちょ、ま…」
プチッ
そんなコメディチックな音が
頭の中に響いた。
落とし穴とかじゃないの⁈
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眩しい。
転生できたのか?
あの野郎、転生直前になんて恐ろしい事を言い放ったんだよ。
それは後回しにしたとしても、まずは現状把握だ。
そう思い、ゆっくりと目を開けると…
普通の部屋だが、違和感がある。何かがおかしい。辺りのものがやたらと大きく感じる。それになんとなく古臭い印象が……あっ!まさかのテレビがブラウン管だ。
携帯も折りたたみ式だし、パソコンも厚い。あれぇ?アニメでアラタさん確かスマホ使ってたはずなんだがなぁ…
部屋から出ると下へ続く階段があった。降りてすぐ隣の扉はリビングに繋がっていて、そこにはかなり派手なカレンダー。
カレンダーには赤マルが一つとメモが貼ってあった。
そこにはなんと…
『赤マルが今日の日付、そしてここが君の家。一人暮らしだけど何とかなりますよね。お金は定期的に振り込みますが、そちらからの連絡は不可能なので、何かあった時は頑張ってくださいね。』
そう書かれていた。
…いや、まだ大丈夫だ。そんなことはどうだっていい。このカレンダーのおかしなところはただ一点。赤マルが付いている日付は3月20日
そこはおかしくない、むしろ普通。
では何がおかしいのか…
1987年3月20日
これって原作の何年前?
どうでしたか?
今回は結構ハイペースなのですが、
そろそろ落ちるかな?と言った具合です。
なんとか、原作突入まで、このペースで
行きたいです。
それでも一週間前後には出しますので
よろしくお願い。
感想や意見などありましたら
是非お願いします。
それでは三話でお会いしましょう。
see you next story.(カイト風)