今回は回想ですね。
これ以上書くと話が進まないので
一気に行きました。
そんなわけでどうぞ。
学園長との邂逅からの15年間の話をしよう…
なんでいきなりそんなに飛ぶのかって?
そんなの色々ありすぎて、辛かったからだ。
映画なら3部作、アニメなら2クール、単行本なら14巻位は間違いない。
簡単に挙げるだけでも…
まず、戸籍に関してだが、箪笥の引き出しに入っていた。生年月日に指名、電話番号に家具の配置は現世の家とほとんど変わっていなかったが、現世とは逆に両親が死去したことになっていたので、近所の人が凄く優しかった。
それだけなら良かったが、自称親族や変な訪問販売、宗教の勧誘は鬱陶しかった。子供を勧誘するってどうよ?これが5年も続いたんだ。ウンザリしてしまった。
なんでも両親は実家とは絶縁状態という設定で、遺産もかなりの額だった。通帳の残高を見て目を疑ったほどだ。桁が二つは間違っていると、前世の時の俺なら思った事だろう。
それで、固定資産税やらなんやらを向こう10年分先払いしていて、そのおかげでこの家に住めているとか。
あと、両親の写真も見つかったが、現世の両親まんまだった。ちょっと複雑な気分だ。神の嫌がらせは細部まで本当に凝っていると思った。
次は学校だが、転生の翌年の小学校への入学申込書も出てきた。
自分で書いたんだぜ俺。中身18の奴が、自分の小学校への入学届け書くとか、切なくて泣いたわ!
入学したはいいが周りが無邪気すぎて、居心地が悪かったのを覚えている。眼帯も不自然だから、ずっと魔術で誤魔化していた。
必死に話題を合わせようとアニメやゲームを調べたが、何分時代が古いため、やったことのあるものが多かった。そのおかげで、話が合わないことは無かったが、話し方や態度を意識して幼く見せていたため、神経がすり減っていった。
別にボッチでも構わないが、せっかく転生したので、生きていた頃に出来なかったことをする機会をあまり無駄にしたくなかったからだ。
そこから9年間は小中学校での生活なので割愛しよう。ただ、ボッチだった頃の生活、態度、言動を改めた結果、現世の俺がリア充と呼んでいた輩の様になってしまった。
そのおかげで、その9年間は体術に慣れる時間があまり取れなかった。
(小学生にリア充も何もないと思うが…)
それでも人と、特に女子と喋る時に緊張しなくなった。これはデカイ。
それと、肉体の老化遅延だが、これは凄まじい効力を発揮した。
15年経った今でも、10歳くらいにしか見えないのだ。この調子だと後5年経っても、中学生くらいにしか見えないので、魔術は解除してしまった。その都度外見を微調整しないと若すぎるのは困る。若いと言うか幼いと言うかは別で。
解除した時、今までの疲労が一気に襲ってきて、気絶したのは記憶に新しい。2日も寝ていた…らしい。
歳をとらない理由を病気と偽っても良かったが、精密検査とか受ける訳にはいかない。まして、モルモットなんて真っ平だ。
まあ、パスポートとか戸籍は、魔術でどうにでもなった。
今なら詐欺師にでもなんでもなれる自信がある。俺の経歴真っ黒すぎでしょ!ってくらい黒い。どす黒い。
歳をとらないことがバレないために、転生した時の家を引き払い、色んなところを転々とした。
まぁその先々で、面倒に巻き込まれ…
言い直そう。
特典の欠陥により引き起こされた面倒ごとは多々あったのはまた別のお話。
それでも、この15年間は無駄ではなかった。魔術的には大きな進歩を遂げた。
様々な(原作)知識によって、発想力は困らなかった。
”分解“と言うことで、達也さんの魔法を真似て見たり、
分解した物質の原子配列、大きさ、強度、色合いなんかを記憶し、”創造“で復元するという、擬似四次元ポケット、
”創造“で作った世界を現実とを繋げることによってできるどこでもドア擬き等…
名称は簡単でも、色々な原作の発想を組み合わせてようやく完成した魔術である。
特にこのどこでもドア擬きの完成は、俺の生活を大きく変えた。
と言うのも、わざわざパスポートを偽造することなく入国出来る様になったからだ。それに金を掛けずに旅行出来るのもいい。
流石に金を創り出すのは、倫理的にヤバイ。魔術知ってる奴にあってバレたらよりヤバイ。今は親の遺産を株とかで増やしながら生活しているが、節約出来るところはする。その分俺の趣味に金が行く。
完璧(・ω・)ノ
ん?誰名義の投資かだって?そんなもん何処かの誰かさんの名義に決まっているじゃないか。
ハッハッハー(棒読み)
パスポートは複雑で、何度も創り出すの面倒だったから、とても便利である。
まぁ、密入国により、俺の経歴がますますヤバくなったが…
気にしない気にしない!
その時、あの言葉が頭をよぎった。
「”バレなきゃ犯罪じゃないんですよ。“」
ゲス顔まで思い浮かんだ。この言葉は、俺の頭の中でエコーの様に響き渡っていた。
…うん、そうだよな。バレなきゃ犯罪じゃないよな…
(虚ろな目)
…はっ!
俺は何を考えていたんだ。危ない危ない…あの言葉に何度騙させそうになったことか。二桁はあったかな?そんなことも。それに名義の偽造もバレてないし…
今そんなことはどうだっていい!大事な発見があったんだよ!
それは、アラタが住んでいる地区を探し当てることに成功したことだ!そして漫画の屋上の風景からどの高校かも確認済み。漫画は穴が空くほど読んだ。背景も完璧に覚えている。…実際に穴が空いたが。
それだけのために15年使った。と言うのもどこでもドア擬き開発がかなり後だったため遠出ができなかったのだ。
実質3年で見つけ出した。3年前まで電車とかでしらみつぶしに探していたが流石に無理だ。
それでもこうやって見つけれたから大丈夫。アラタの外見は今の俺より若干幼い位なので修正可能。
逆算すると、原作開始は2010年位かな?
崩壊現象止めないのは悪いと思ってる。でも、原作から離れすぎると
わけがわからなくなってしまう。STEINS;GATEっぽくできたらいいんだけど、犠牲の出ない崩壊現象とか、不可能だからな。途中で止めても原作と外れるし…
それに聖さんはアラタのヒロイン。それも覆したらいけない。似合いすぎてて変えたくない。しかも聖さん魔道士でしょ?バレる絶対バレる(汗)
定期的にアラタ達が高校生になってるか確認すれば大丈夫だろう。年一の確認だからストーカーじゃない。セーフ、全然セーフ。
後得た物と言ったら、完全記憶能力でほとんどの言語や知識は習得済み。大学どころか大学院、それもハーバードや、マサチューセッツでも通用する学力を手に入れた。
筋力もついてきて、ワンパンでコンクリ位は素手で砕ける様になった。拳は痛い……やっぱ強化は必要だわな。
それと一回全力で世界構築したら面積が九州位の大きさになった。
バロールも手伝ったらしいが、流石にそれは驚いた。どうも、異次元ならこの大きさが最大らしい。現実世界に創るなら、県一つ位だそうだ。維持するのは最大規模で1時間。
なんでも、今ある物に重ねる様に創ると、余計に魔力を消費するとかなんとか。
行った国や街でちょいちょい崩壊現象に遭遇したが、”分解“で吹き飛ばしたりしてなんとかなった。一回試しに”マテリアルバースト“ぶっ放したら崩壊現象の起点ごと辺り一面更地に…
復興が大変そうだったので、実験として”復元“も使ってみたらあっという間に街一つが元通りに。
ハリポタのダンブルドアみたいに時間が戻る感じかと思ったが、全然違った。なんと言うか、段々と浮かび上がる感じ。そうとしか言えない。
そんなこんなで15年が経った。今は元の姿で色んな国を転々としている。
幼い頃のヒロインを見てみたい、その一心でひたすら続けている。
後5〜6年のうちに少しでも交友を…
取れるかな?取りたいな。と言うか撮りたい!
まあ冗談はさておき、
今、俺はヨーロッパっぽい
国で、一人佇んでいる。
どうでしたか?
次回の話ですが、
背景をよくみている人は
誰が出るか予想できると思います。
それでは次回をお楽しみに〜