もうひとりの専用機持ちの日記   作:Maruwell

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ちゃんとした日記形式は02頁から
今回は主に登場人物の説明会


プロローグ
01頁目


○月○日

 

今日から日記をつける事にした。

何でも最近クラスの女子の間で流行っているらしい。

心友のよっちゃんが教えてくれた。

 

親友ではない、心友だ。

間違えてはいけないことらしい。

例えるなら麦わらの海賊がゴム人間になりたての頃と、2年後に再集合した頃の強さくらい違いがある、らしい。

全く意味がわからなかったが…

麦わらの海賊って何なのだろうか?

 

特に書くことが思いつかないので、このままよっちゃんのことでも書こうかな。

よっちゃんこと宮原芳乃(みやはらよしの)嬢。さっきも書いたが、私の心友。

綺麗な黒髪ロングの美人さんで、私的浴衣姿が見てみたい人ランキングNo.1。

2年前の中学入学初日に席が隣だった時からの付き合いだ。

長い付き合いではないが、よっちゃんから心友と言ってくれたので私もそう思っている。

 

ただ心友の話もそうだけど、時折理解できない事を言ってくるのが困りどころだ。

それ以外は完璧なんだけどな。

勉強然り、運動然り。

勉強は…テスト前1週間は必ずよっちゃんの指導を受けるとだけ綴っておこう。

運動に関しては、私のほうが成績は上だ。

とはいえ私の次がよっちゃんなのだから、一般よりも運動ができることは間違いないだろう。

 

基本的には敬語で喋るが、わけのわからないことを話すときのみ、砕けた口調になる。

私としては普段もそっちで接して欲しいものなのだが、「キャラ」というのは大切なことだから崩すわけにはいかないのだとか。

砕けた口調も私以外には見せたことがないと言っていた。

ちょっと嬉しかったのは内緒だ。

 

 

とりあえずこんな感じでいいのだろうか?

自分の思っていることを改めて書き出すのは思ったよりも楽しいな。

なのでしばらく続けようと思う。

 

 

                                      以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○月×日

 

昨日は心友のよっちゃんのことを書いたので、今日は私の家族のことを書こう

 

構成は、両親、兄、姉、私の5人家族。

まずは両親のことから。

父さんは、10人中10人は堅気ではない仕事をしているというような顔をしているが、実際は私もあまり声を聞かないほどに無口で、心配性な人だ。

あとメンタルが弱い。

その強面のせいで街でよく職務質問されたり、怖がられたりするのだが、その度に自室に篭って沈んでいる。

母さんが慰めるまではそのままだ。

ちなみに慰めないといつまでも部屋に篭る。今のところの最長は1週間だ。

食事の時間にも出てこないので、あの期間中どうやって食事をしていたのかは謎である。

まぁ私が気付かなかっただけだろうが。

名前は浅見大吾(あざみだいご)。

身長は188cmと結構大柄だ。我が家で一番である。

職業は普通のサラリーマンをやっている、らしい。

無理だろ、と思っているが、両親ともにそう言ってくるからそう思うことにしている。

 

 

次に母さん。

父さんとは正反対で、よく喋る上に放任主義の人だ。

笑顔とタレ目がチャームポイントだと本人は言っている。

メンタルはとても強い。

何があってもうろたえないと思わせるような何かがある。

その何かが何なのかは未だに分からないが。

まぁあの初対面なら誰もが逃げ出す強面の父さんに寄り添うような人だ。ちょっとやそっとじゃ狼狽える事なんてないだろう。

そんな性格ながらも家事がとても上手で、掃除では家の中で埃を見たことがなく、料理では外食に行こうと一瞬たりとも思えなくなる程の腕を持っている。

将来のために私も習っているが、あの域に到達するのはいつになることやら…

ともかく色々とすごい人だ。

名前は浅見柚里(あざみゆり)。

身長は153cmと小柄で、父さんと並ぶと身長差がすごい。

あと私たち兄妹と一緒にいると姉に見られる。この人、本当に3人も生んでるのか疑問なくらいなのだ。

スタイルも身長に見合った感じだろうか、全体的にスレンダーな印象である。

もしそんなことを言ったら1食抜かれてしまうので注意が必要。

専業主婦で常に家にいる。

 

 

そして兄と姉

兄と姉は双子で、私でも本気でなりすまされると、どっちがどっちかわからなくなるくらいにそっくりだ。

父さんも見分けがつかなくなると言っていたが、母さんはそんなことはないらしい。

「見ればわかるでしょ」と言われた時には、父さんと2人で思わず顔を見合わせてしまった。

顔はもちろん、髪の長さ、身長も同じ。声は少し兄のが低いが、それでもそこまでの違いがあるわけじゃない。現になりすます時には違いがわからない。無駄な技術を磨きおって…

ちなみに髪の長さは腰のあたりくらい。兄に切らないのかと聞いたことがあるが、姉と母さんが許してくれないらしい。

普段、兄は髪をまとめているが、姉はそのままだ。

2人は私の2つ上で現在高校2年。

通っている高校は2人とも同じで全寮制の学校。なので大抵は長期の休みにしか家に帰ってこない。

私立なのに学費が安く、偏差値もそこまで高くないので結構入りやすい学校だ。

ただ、女子高なのだ、その高校…

未だに疑問しかないのだが、なぜ兄までそこに通っているのか、というか通えているのか、正直疑問しかない。

母さんが言うには、「緋奈多だからね、それに陽奈乃もいるから何とでもなるわよ」とのことだ。

女尊男卑という風潮になってから数年経つが、バレたらヤバいんじゃないだろうか…

というよりも学校側も拒否しないとは何を考えている?

まぁ私が考えることでもないだろう、ということでスルーだ。

私も同じ高校を受験するつもりでいるが、公立もなにか受けてみろと言われているので、そっちも探している最中だ。

名前は、兄が浅見緋奈多(あざみひなた)、姉が浅見陽奈乃(あざみひなの)。

身長は2人とも163cm。

誕生日が3月3日。

名前はそこから来ているらしい。私はひなにぃ、ひなねぇと呼んでいる。

兄は家に帰ってきても基本的に敬語で喋る。学校でヘマをしないようにするためだ。

「バレたら終わりですから」と微笑まれた時にはなんと言っていいかわからなかった。

じゃあなぜ通っているのか、やっぱり不思議だ。

姉は普通に砕けた口調。

そして私をいじるのが生きがいらしい。

学校では猫をかぶっている分私をいじってストレスを発散しているのだとか。

正直やめてほしい。

 

 

最後に私、浅見柚紀(あざみゆき)。

身長が171cm、誕生日は1月22日。

名前の柚紀は、私を産んだ日に雪が降っていたからとのこと。

兄妹揃って両親の名付け方が適当すぎて泣けてくる。

性格は父さんほどではないが、無口で周りに流されやすいと思っている。

あとは勉強が嫌いで運動が好きだ。

そのため髪も首が隠れるくらいの長さで、さらに後ろでひとまとめにしている。

すべては動きやすさを重視したためだ。本当は縛らなくても邪魔にならないくらいまで切りたかったのだが、母と姉に止められた。

座って何か考えるなど、人間のすることではないと思っている。

母さんのところで少し書いたが、家族で出かけるとなかなか悲しい評価を受ける。

母さん、兄、姉が3姉妹に見られ、私がその姉、そして父。母がいない…

その日は母さんがとても機嫌がいいことが、私と父さんにとって唯一の救いかな。

時折父さんだけ警官に止められたりするのはご愛嬌だ。

 

自分のことはこんなものでいいだろう。

結構長くなってしまったのでこれで今日は終わり。

明日は何を書こうか…?

自分の好きなことと嫌いなことでもあげてみるかな。

 

 

                                      以上




日記形式ってのを書いてみたかった
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