もうひとりの専用機持ちの日記   作:Maruwell

7 / 19
連日投稿間に合わず…
無念なり…



06頁目

×月△日

 

ISの訓練をしに行ったら織斑くんがいた。珍しく1人でだ。

そういう私もよっちゃんと一緒じゃなかったから、珍しく1人だったんだけど。

という事で、2人で模擬戦をやった。

空中戦じゃ相手にならなかったよ。迷わず地上に降りて戦った。

地上戦ならまだ私も戦えるからね、結構いい感じの戦いになったんじゃないかと思う。

模擬戦が終わったあとに、織斑くんから「浅見さんって本当に素人?」って聞かれたけど、それ私のセリフだからね?

君のが絶対素人の動きじゃないと思う。お前ホントに素人か!?ってくらい強かった。

私なんて空飛べないから地上で戦うしかないし、今は武器も棒しかないから、織斑くん以外の人が相手だったら射撃武器でボコボコにされてたはずだ。

 

そういえば私の後付装備、まだ何ひとつ来てないんだけどどうなってるんだろう?

聞いてみればいいんだよな。

あ、企業の連絡先知らない…私って本当になんとか精工ってとこに所属してるんだろうか?

初めて知ったのは先生に渡された書類で、そのあとも結局関係者には一切会っていない。

うん、どう考えてもテストパイロットの待遇じゃないね。

まぁ考えても仕方がないので、とりあえず母さんに連絡だな。いや、先生に聞けばいいのか。書類が送られてきてるんだから、連絡先もわかるだろう。

 

 

 

 

 

×月▽日

 

待ってくれ、私は別に織斑くんのことを狙ってなんかいないからな?

だからあなたたちが心配することは何もないんだぞ?

だからとりあえず、三人とも今にも殺しにきそうな視線をひたすら向けてくるのはやめてくれないかなぁ。

お昼ご飯の味が全く思い出せないからね?

そしてよっちゃん、あんたも落ち着け。

「ちょっとタマ取ってきますね?」って、なんてことを言ってるんだ…

そんなに可愛い感じに言われても、逆に恐怖しか沸かないからね?鳥肌立ったからね?

背中がゾワワッってした。たぶんあれが殺気っていうものだと思う。初体験だ。もう二度と体験したくないね、怖すぎる。

なんで普通に模擬戦しただけなのにこんなことになるんだ…

今度からは誰か一緒にいるときにしよう。こんなの何回もやられたら胃がやばい…

 

 

 

 

 

 

×月▲日

 

連絡が取れないぞおおおお!

なにそれイミワカンナイ!

なんかこう、超大掛かりなドッキリなんじゃないかとか思えてきた。

だっておかしいでしょ。

仮にも専用機渡してるのに、その後の連絡もなにも一切ないってのは流石にねぇ。

いや、渡した、のか?

母さんが私にくれたあのミサンガが雛雪だったわけだけど、なんかの間違いで本当に渡す人にはただのミサンガを渡して、ただのミサンガを渡そうとした母さんにこれ渡したんじゃない?

…ないな。なんたら精工ってISの企業だろうし、なんでそんなところがミサンガなんか作ってるのさ。それはない。

あとは、個人的に頼んでたのと混ざった場合だけど、これが一番可能性高いかな?

 

まぁつまり、私からは何もできないわけだ。

はぁ、やめたやめた。考えるだけ馬鹿らしい。

本当にこれで大掛かりなドッキリだったら、首謀者の顔を一発ぶん殴ってしまうかもしれない。

はっ!?

なんだろう、今何故か急にひなねぇの顔が浮かんできた。

いやいや、そんなまさか。………違うよね?

 

 

 

 

 

×月▼日

 

夜中にお手洗いに起きたら、般若がいた。

………自分で書いてても何言ってんだこいつって思うけど、いたんだからしょうがない。

ただ、そこから先の記憶はない、けど何故か朝起きたら普通にベットに寝てた。

あれはなんだったんだろう…あと私はお手洗いどうしたんだろうか…

もしかしなくても全部夢でした、なんてことはないよね?

もしそうだったら、私はかなりのビビリちゃんってことになってしまうじゃないか。

夢の内容に怯えるとか、高校生にもなってそれはできない。だからこそそんなはずはないと思いたいからね。

これはよっちゃんにも話してない。もしも本当に夢だった場合とか考えると流石に恥ずかしいし。

 

 

 

 

 

×月◇日

 

また般若を見た。今度は昼間に寮の中で。あれはたぶん、間違いない。ひなねぇだ…

だって般若の面つけてるけど、着てる服が前によっちゃんからもらったっていう。あのコスプレ衣装だったし。

ついに姿を現しやがった、あの姉は、まったくもう…

というか、本当にどうやって侵入してるんだろうね、あの人は。

他の生徒が気付いた様子がなかったのが不思議でしょうがない。寮の中ってそんなに隠れる場所ないんだけどな。

私だけが見ることのできるタイミングで現れた、とでも?

いやいや、さすがにそれはないよね。いくらなんでも我が姉はそこまで超人じゃないだろう。

となると謎だな。うん、考えてもわからないやつだな。それなら考えないほうがいい。

 

 

 

 

 

×月■日

 

また転校生が来るらしい。

クラスの友達が教えてくれた。情報早いね。

いつも思うんだけどどこからそういう情報って仕入れてくるの?私にはないぞ、そんな便利な情報網。

今度はどこの代表候補生だろう。今年は織斑くんがいるから、きっとそのせいだろうな…

随分と大変な年にあたってしまった気がする。もうすでにイベント的なことも起こったし。

まぁ私が関わることはないとは思うけどね。クラスが違うし、きっと大丈夫、だよね?

 

 

 

 

 

△月○日

 

転校生はまた1組に編入したらしい。

今回は2人も。しかも片方は男性操縦者らしい。

んー、それはおかしいと思うんだけどな。織斑くんの時はすごい騒ぎになったのに、今度の人の話は聞いたことがないし。

代表候補生らしいから、今まで一切騒がれなかったのはなんかおかしい気がする。

織斑くんが操縦できることがわかったあとに、どの国でも男子の調査が行われたらしいし、やっぱり変だ。

ちょっと気になるかも。少し関わってみようかな?

 

 

 

 

 

△月×日

 

昨日の2人の転校生の話、男子じゃないもう1人の方の事なんだけど、いきなり織斑くんをひっぱたいたらしい。

なんでも弱い織斑くんを織斑先生の弟と認めない、って言われたんだって。

本人から愚痴られたからね、結構詳しく知れた。

お昼を食べるのに一緒にどうかって誘われたから、よっちゃんと一緒に参加させてもらった。

そのついでに件の2人目にも会うことが出来た。

シャルル・デュノアくん。フランスの代表候補生。

うん、どこをどう見れば男に見えるというのか、私には理解できなかった。どう見ても女だろあの子。

あれか、ペッタンコで男に見えないこともない容姿なら、この学校では女として見てもらえないのか?

それならひなねぇとか、髪型をショートにしたら3人目の男性操縦者になれそうだな。

一応振る舞いとかを男っぽくしてるようなので、隠してはいるのだろうと思うけど、あれを織斑先生が見逃すかなぁ?

無口な私にも合わせてくれたから、悪い人ではないと思うし、せっかくだから友達になってくれると嬉しい。

となると大事になる前に止めさせたほうがいいかもしれない。

ふむ、そうと決まれば機を見て動こうか。友達候補を犯罪者にするわけにはいかないからな。

 

 

 

 

 

△月△日

 

最近私の反応が素っ気ないとよっちゃんから苦情を頂いてしまった…

いや、決してそんなつもりはなかったんだ。

ちょっとデュノアくん?さん?と話し合える機会がないか気にしてて、時折よっちゃんへの返しが適当になってしまっただけなんだ。

って言ったら、「浮気はダメだよ?」って言われた。

いや、なんでそうなるのさ。私たちは恋人同士ってわけでもないし、そもそも女同士だぞ?

浮気も何もないだろうに。そう思った。言ってないけど。

それは言ったらいけないって、私の直感が警告してきた。

 

そういえばよっちゃんは気づいているのかな?明日聞いてみよう。

 

 

 

 

 

△月□日

 

寝る前に暇になったから、なんとなく散歩に行ったらデュノアさんとあった。

時間も時間だったから周りに他の人がいなかったから、ちょうどいいと思って聞いてみた。

一瞬目が泳いでた。そのあとにはそんなわけないと言ってきたけど、その程度じゃひなねぇや母さんに鍛えられた私を誤魔化すことはできない。

どれだけ私が誤魔化す時の人間の動きシリーズを注意されてきたと思っている。

おかげで人と話すときには、動きを見てれば嘘かどうかわかるレベルにはなってるんだ。

母さんとひなねぇ、ひなにぃは例外ね。あの3人は別格だ。父さんはわかりやすい。

とりあえず私では理論攻めとかの難しいことは出来ないから、母さん&ひなねぇ直伝の誤魔化す人間の動きを指摘し続けてみたらあっさり落ちた。

わかる、わかるぞデュノアさん!なんかこう、全部見透かされてる気になるよね。

でも私には君が女だろうってことしか分かってなかったのだよ。

その後いろいろ聞かせてもらったけど、ほんとごめん。

突っ込んじゃいけないことだったね。

全部話し終わったデュノアさんは、絶望を通り越して全てを諦めきったような顔で、国に帰って牢獄に入るとか言い出した。

それは私が困るので、IS学園の規則でとりあえず3年間は安全なんだからここにいればいい的なことを言った。先生に言うつもりもないし、むしろ手伝うとも。

本当かと聞かれたから、さっき私が言った誤魔化す人間の動きをなにかしているかと返したら、泣かれてしまった。

そのあとはデュノアさんが泣き止むまで待ってから寮に戻ったんだけど、見事に門限オーバーしてしまい、織斑先生にお説教&出席簿アタックを食らってしまった。痛い…

その時に、織斑先生からデュノアさんを頼むと言われた。

やっぱり気づいてたみたいだ。

とりあえず親友候補はなんとか逃がさずに済んだ。あとはこれが台無しにならないように協力してあげるだけだ。頑張ろう。




最後が…


なんでかわからないけど、柚紀が一夏ハーレムを1人奪い去っていった模様
ど う し て こ う な っ た
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。