もうひとりの専用機持ちの日記   作:Maruwell

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間に合わなかった後遺症なのか、思うように書けなかった…

あとがきにてアンケート的なもののお知らせあり


07頁目

△月▽日

 

食堂で朝食を食べていたら、デュノアさんが話しかけてきた。

それは別にいいんだ、昨日のこともあるし。

でもさ、デュノアさんって今はデュノアくんなんだよね。

それがほとんど接点のない、クラスも違う私に話しかけてきたから…うん。

まぁあれだ、周りからのヒソヒソ声と視線がきつかった…

しかもその時の言葉が、少し話したいことがあるから近いうちに時間取れないか、だったからまぁすごかった。できれば他の人がいない時に言って欲しかったな。

あんなに注目されたのって私の人生で初めてなんじゃないだろうか。

あ、卒業式のが人数的には多いのか。

でもあそこまで視線とか感じなかった気がするし、何とも言えないな。

 

でだ、そこまでは良かったんだ。

食堂ではそのまま別れたからそれ以上は特に何もなかったんだけど、問題は教室に戻ってからで、そのとき食堂にいた人たちから、いつの間に!?とか抜けがけは許さんぞ!とか付き合うなら男装してね!とか、いろいろ言われ続けて休み時間が一切なくなった…

途中からは見てなかった子たちも参加してたし、すごい騒ぎになった。

授業の時間まで騒いでたから怒られるかと思ったら、まさかの渓先生まで参加してきたときはびっくりした。

そういえば渓先生のことは日記に書いてなかったな。我が3組の担任で川島渓先生。

某女性劇団の男役みたいな人だ。顔立ちとか振る舞いとかね。なので生徒の皆さんからの人気は織斑先生と2強だそうだ。

 

 

 

 

 

△月▲日

 

なんか今日一日、よっちゃんがずっと隣にいた。

部屋は同じだし、クラスも同じだからまぁおかしくはないんだけど、いつも以上に一緒にいたような気がする。

IS学園に入りたての、よっちゃん以外に知り合いがいなかった時がこんな感じだったかな?

久しぶりによっちゃんとあんなに話した。

最近は代表戦のこととか、デュノアさんのこととかあったからよっちゃんとの時間が減ってたし、久しぶりにゆっくりできた。

それに今日は周りのみんなも静かだったような気がする。

よっちゃん以外にも友達ができてからは、結構話しかけてくれたんだけどそれも今日はなかった。

なんでだろう?ちょうどみんな予定でもあったんだろうか、不思議だ。

でも、たまにはこういう日もいいな。みんながいて賑やかなのもいいんだけど、よっちゃんと2人でいるのが一番落ち着く。

 

 

 

 

 

△月▼日

 

今日はよっちゃんが放課後に用事があったらしいので、デュノアさんの話を聞くことにした。

部屋に呼ぶのは色々と不味そうだったので、この前みたく外を散歩しながら話ができそうな場所を探した。

まぁ学園周りに公園とか、そんないい感じの場所はなかったから結局歩きながら話をしてしまったけど。

とりあえずしばらくは今のままで過ごすことに決めたようだ。

私が味方すると言ったのも、結構後押しになったみたいで良かった。

あと本当の名前を教えてもらった。シャルルじゃなくてシャルロット。

2人きりの時は本当の名前で呼んで欲しいと言われた。さん付けもいらないらしい。

私の予想通りだ。これは、この反応なら絶対親友になれる、いや、なってみせる!!よっちゃんだけじゃなんかさみしいしね。まぁよっちゃんは心友だけど。

もちろん私のことも名前で呼んで欲しいと言っておいた。さん付けもなし、当然だ。

さすがにみんなの前で違う名前で呼ぶわけにはいかないしね。というより、普段はデュノアさんって呼ぶからその心配はいらないだろうけど。

あとはできればなるべくこういう時間が取れるようにしてほしいと言われた。

現状だと私としかこの話はできないわけだし、不安もあるのだろうからもちろんOKだ。

私も手助けするといったしね。

どうやって時間作るかな?

 

 

 

 

 

□月○日

 

だいぶ空を飛ぶことにも慣れてきたと思う。

やっと空中戦でよっちゃんに1発入れることができた。勝てたわけじゃないけど…

最近よっちゃんが褒めてくれてはいたんだけど、そんなに実感がなかったから、目で見える形で結果が出て嬉しかった。

これもよっちゃんができる限り訓練に付き合ってくれているおかげだ。

いつもありがとね、よっちゃん。

 

そういえばシャルロットは織斑くんの訓練を手伝っているらしい。

一応男同士ってことになってるから、織斑くんも接しやすいんだろうな。

気づかれないように気をつけてと注意したら、もしもの時は助けてくれるよね?と上目遣いで聞かれた。

こやつ、できる…!

よっちゃん並に破壊力があって、ちょっとどもってしまったら笑われた。不覚…

 

 

 

 

 

□月×日

 

怖かった…

うん、怖かった。それしか言えない。

本気で今後は絶対に、よっちゃんを怒らすようなことはしないと誓った。

 

訓練してたら織斑くんにビンタした人が絡んできた。

代表候補ですらない雑魚に専用機持たせる国は終わってるって言われた。

さすがの私もちょっとイラっとして文句を言おうとしたら、よっちゃんに止められた。

そこからがね…

その後よっちゃんがいきなり模擬戦しないかって提案して、ビンタさんもそれに乗って戦いが始まったんだけど…ビンタさんって代表候補生だったよね?私の記憶間違ってないよね?

よっちゃんがボコボコにしてた。そりゃもう目をそらしたくなるくらいに。

だってビンタさん、ワイヤーとか銃弾を止める見えない壁とか使って戦ってたのに、ワイヤーは全部切り落とされるし、壁みたいなのはフェイントで躱されるしで何も出来てなかった。

その前に、よっちゃんの動きが目で追えなかった。

訓練の時、相当手加減してくれてたんだね、よっちゃん。

この前自信が出たのにまたなくなった気がするぜ…

で、そのままエネルギー切れでよっちゃんの勝ち。

模擬戦が終わったあと、よっちゃんがビンタさんに話があるからといって少し離れた場所に連れて行った。

帰ってきたと思ったらビンタさん震えてるし、よっちゃん笑顔だし…

うん、もう一回書くぞ、怖かった。

ちなみに、震えてるビンタさんはなんか小動物みたいで可愛かった。

よっちゃんが怖かったから、その影響もかなりあるかもしれないけどね。

 

 

 

 

 

□月△日

 

ビンタさん、前にも織斑くんに私にしたようにちょっかいを出してたらしい。

シャルロットが教えてくれた。

そのときは戦闘になる前にビンタさんが引いたらしいけど、1発撃たれたようだ。

怪我がなくて良かった。まぁISに乗ってれば怪我なんてしないだろうけど。

織斑くんも順調に強くなっているようだ。私も負けていられないな。

そう言ったら、私の訓練も手伝うと言ってくれた。でも今回は断った。

よっちゃんもいるし、今は織斑くんのコーチもしているから大変だしね。

 

 

 

 

 

□月▽日

 

シャルロットのことがついに織斑くんにバレてしまった。

いきなり誰にも見つからないように部屋に来てと言われたときは驚いた。

というか、なかなか無茶な事を言ってくれたな。運良く誰にも会わなかったっていう奇跡がなかったら、私たぶんいろいろ言われたぞ。

見つかった理由は、お風呂から出るタイミングで洗面所の扉を開けられてしまったとか。

なるほど、これがラッキースケベというやつか。

だから気をつけろと言ったのに、お風呂なんて特に気をつけるポイントだし。

まぁバレてしまったものはしょうがない。

という事で織斑くんも含めた3人で話し合ってきた。

で、織斑くんも手伝ってくれることになった。

同じクラスで同じ部屋だしね、私よりもフォローしやすいだろう。それに今はシャルロットは男ってことになってるから、一緒に行動してもおかしくはないからな。

 

それでよかったんだけど、シャルロットは織斑くんには本当の名前を教えなかった。

だから今までどおり、名前呼びをするのは2人の時だけにして欲しいとのこと。

まぁ別にいいんだけどさ、なんで教えなかったんだろう?

 

あと、そろそろよっちゃんを誤魔化すのがきつい。ちょっとシャルロットに相談しようかと思う。

 

 

 

 

 

□月▲日

 

シャルロットに相談したら、それでもなんとか頑張ってほしいと言われた。

これ以上知ってる人を増やしたくないらしい。

まぁ協力するって約束してるし、出来る限りは頑張ってみるか。




ひなねぇが出てこない、だと…!?



活動報告にて閑話に関するアンケート的なものです
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