MHF-G モンスターハンターホモンティア-ゲイ   作:雷月皆無

2 / 3
本編?あいつはいいやつだったよ…。

では、ごゆるりと。


『番外01『四月馬鹿の見る豚の尻~集団レイピーッ!覇種と化したモス~』

 ここはメゼポルタ。巨大なモンスターを狩るハンターたちの拠点である。

 

 そこの広場に一人の男がいた。その男の名はバーンハード。実にナイスガイな男である。

 だが、そんなナイスガイも一人の人間である。そのため何かに思い悩んでいるようであった。

 

「嗚呼、愛しのユウヤ。俺は君に、非常に!逢いに行きたい!!この胸の高鳴りはまさに恋!だが俺は君に逢いには行けない。なぜなら!君の居場所が分からないから!!嗚呼、どうすればいいのだろうか」

 

 …訂正。クソホモ野郎だった。

 

 これにはとある事件――具体的には第01話を参照ください――が関係しているのだが、話すと長くなるため割愛する。

 

 ちなみに彼は、つい先ほど『ヨツンヴァインの刑』を終えたばかりである。ちなみにこの刑、本人(・・)は三日三晩のあいだ、室内で四つん這いになっているだけで終わるという非常にラクな刑罰である。なお、室内には木彫りの『フルフル』や油が置いてある。ナンデダローネー。

 

 それはさておき。

 

 彼にとっては三日ぶりのシャバ。気分が高揚しても仕方がないだろう、色々な意味で。彼の纏う独特の雰囲気かそれとも臭いのせいか半径5m以内に人はいない。そして遠巻きに見ている。だがしかし、自分の世界に入っているバーンハードは気付かない、気付けない。

 

 そんな彼に近づく勇者が一人。

 

 

 白を基調としたドレスのような服装に黒のハイニーソックスと猫耳カチューシャ。髪をツインテールにした彼女の名はヒルデ。ギルド受付嬢の一人である。その明るく元気な姿で世の男性ハンターの心を鷲掴み!である。

 

 バーンハードの放つ腐のオーラに、元気一杯な彼女の笑顔も貼り付けたような笑顔になっても致し方なし。

 

「えっと…ハンターさん。そんなにユウヤという人に会いたいのかな?」

 

「勿論だ、なぜなら俺は愛の狩人だからな(真顔)」

 

「(うわぁ…)それじゃ、依頼を達成したら居場所を教え」

 

「受ける!」

 

「え?まだなにも」

 

「受ける!!」

 

「じゃ、内容を説明するよ。実は最近―――」

 

 ◇

 

 ところ変わって、ここは闘技場の入り口。

 

 そこでバーンハードは装備の点検をしていた。とはいっても身に纏うのは防具ではなくインナーであるため、中々に締まらない光景ではあるのだが…。

 

「闘技場でモスが繁殖してる…ねぇ。こんなの別に俺でなくても」

 

 そうぼやいても無理はない。モスとはキノコを主食にする豚のような見た目のモンスターであり、一言で説明するならば雑魚。彼のような凄腕ハンターの相手としては力不足に過ぎる。

 

 つらつらと現状に対する不満を言っていたバーンハードは武器の点検を終え、闘技場へと足を向ける。

 

 

 闘技場でバーンハードは拍子抜けしていた。なぜなら…10匹ほどのモスが好物のキノコを探し歩き回っているだけなのだから。

 

 何とも言えない表情を浮かべながらも、さっさと依頼を終わらせてユウヤの居場所を教えてもらおうと内心で呟き、手近なモスへと大剣を振り下ろした。が。

 

「ファッ!?」

 

 大剣が弾かれたのだ、しかも硬質な音を立てて。

 しかしこれは序の口。

 

 突如としてモスから噴出するは紅き闘気(オーラ)。それを真正面から受けたバーンハードは仰け反り、そして尻もちをついた。

 

 バーンハードにとってはまるで意味が分からない。しかし悠長に思考している暇はない。

 

 なぜなら紅き闘気(オーラ)を纏ったモスが、蹄で地面を引っ掻きこちらを睨みつけているからだ。

 

 しかしながらバーンハードには余裕があった。

 

 いくら紅き闘気(オーラ)を纏ったところで所詮はモス。突進を避け、その後改めて叩き斬ればいい…と。

 

 だが彼の余裕もそこまでだった。

 

 モスが突進を仕掛けた。…それも超高速で。

 

「」

 

 声を出す間もなく、モスが尻もちをついたままのバーンハードを空高く吹き飛ばした。

 

 激痛に苛まれながらも彼はギルドの意図を察し、そして意識を失った。

 

 

『1乙目、全身複雑骨折』

 

 

「ゲーム補正が効いてなかったら死んでるニャよ?」

 

 上記のセリフは闘技場の入り口までバーンハードを運んだアイルーのものである。

 

 ◇

 

「…はっ!?ここは?」

 

 意識を取り戻したバーンハード。そこは闘技場の入り口。

 

「傷一つない…白昼夢か」

 

 セカンドトライ!

 

 ◇

 

 モスの突進に対し、大剣の刀身を盾代わりにして防ぐ。しかし吹き飛ばされ地面を転がり、うつ伏せに。

 

 起き上がろうとするも、痛みによりそれもままならない。

 

 バーンハードの尻に這い寄るモス。インナーを噛み破ると、そこには引き締まった尻が。

 

 そしてあろうことか……!

 

 

 尻穴に頭を突っ込んだ!!

 

 

「ンアッー!」

 

 

『2乙目、肛門括約筋断裂…!!』

 

 

「ス…スカルファッピーッー」

 

 これは彼を運んだアイルーの…以下略。

 

 ◇

 

「なぜ俺は下半身剥き出しなんだ…」

 

 ラストトライ・スタート!

 

 ◇

 

 バーンハードは突進してくるモスに対し、防御でも回避でもなく…武器による迎撃を選択した。

 

 タイミングよく振り下ろされた大剣は、先ほど弾かれたのが嘘のようにモスの体を真っ二つにした。

 

 これならいける、彼がそう確信したとき……。

 

 

『最高に貧弱な群れ』がその本性を露わにした。

 

 

 突如バーンハードに悪寒が走り、本能に従い一歩下がる。すると紅き闘気(オーラ)を纏ったモスが目の前を走り抜けていったのが見えた。

 

 冷や汗が垂れる。周りを見ると、闘技場のモス全てが紅き闘気(オーラ)を纏っていた。

 

 彼の脳裏にこんな言葉が聞こえた。どうあがいても絶望、と。

 

 ◇

 

 その後のバーンハードの様子はあまりにR-18的であるため、描写するのは避けておく。

 

 だが、彼のその後の様子を一言で言うなれば…。

 

『この後目茶苦茶輪姦(マワ)された』

 

 これに尽きるだろう。

 

 

 

 番外01完

 




 お読みいただきありがとうございました。
 感想、誤字脱字等ありましたらよろしくお願いします。

 …3週間も投稿がなかったのは、これも全ては仕事が忙しいのが悪いんです。もう笑顔のまま表情筋が固まりそうです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。