ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

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眠すぎて色々と話おかしいかも……ではどうぞ!


つかの間の休息(後編)

前回のあらすじ、じょうじ(●言●)

 

翌日……

 

コウキの部屋

 

チュンチュン……

 

コウキ「う~ん……」ガバッ……

 

掛け布団を退けて起き上がるコウキ……

 

コウキ「……あれ?俺、確かユウキといっしょにエギルにアイテムの売却を頼んで……それでベンチで待ってて……あれ?その先の記憶が……」

 

クル「クルクル」

 

?マークを浮かべるコウキにいっしょに寝ていたクルがこちらに歩み寄った……

 

コウキ「あっクル、おはよう……なぁクル、俺どうしてここで寝ているんだ?」

 

クル「クルクル……」

 

クルに問いかけるとクルは困った(様な気がする……)顔をして首を傾けるだけだった……

 

きゅ~……

 

コウキ・クル「「…………」」

 

するとコウキのお腹から音が漏れた……

 

コウキ「……まずは飯だな」

 

クル「クル!」

 

コウキ「よし、いっしょに下で飯を食うかクル?」

 

クル「クルクル!」

 

コウキは部屋から出ていき……エギルのいる場所へ向かった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エギルの店

 

ガヤガヤガヤ……

 

コウキ「オッスエギル!朝から生がありますな~」

 

エギル「おおコウキ、てかもう昼前だぞ」

 

コウキ「マジか」

 

エギル「マジだ、ほら」

 

カウンター席に座るコウキに話をしながら紅茶をカップに淹れてコウキに渡す。

 

コウキ「あれ?俺頼んでないぞ?」

 

エギル「前にウチの店の整理をしてくれた礼だ、もちろん昼飯代もタダだ」

 

コウキ「…………」

 

エギル「?どうした?」

 

コウキ「いや……あのぼったくりで有名なエギルがタダだと?今日は槍でも降ってくるのか?」

 

エギル「ぶん殴るぞてめぇ」

 

コウキ「ヤメロ、そんなムキムキ筋肉で殴られたらシャレんならん」

 

そんな軽口をたたきながらもエギルが出してくれた昼食を食べるコウキ、ちなみにクルは焼きウィンナーをハフハフしながらもかじりついてる。

 

コウキ「それでよぉエギル、昨日アイテムの売却を頼んだんだけどよ、その後のこと覚えていないんだが……なにがあったんだ、俺」

 

エギル「おめぇ……突然ぶっ倒れて爆睡してたんだよ、それで、お前をハンクが部屋まで寝かせにいったんだよ」

 

コウキ「そうだったのか……あとで謝っておかないとな」

 

エギル「それでよぉコウキ、お前今日一日、なにもするな」

 

コウキ「………………………………はっ?」

 

エギル「おめぇよぉ、ほぼ毎日、休みも無しに、それもぶっ倒れるまで……働き過ぎなんだよ」

 

コウキ「……」

 

エギル「だから今日くらいゆっくり休め」

 

コウキ「…………け(ry」

 

エギル「ちなみに無理矢理攻略出た場合はリーファの試作料理フルコ(ry」

 

コウキ「わかったから止めてくれマジで死ぬから」

 

ガックシとうなだられるコウキ……

 

コウキ「それでみんなは?」

 

エギル「キリト・クライン・ハンク・ユウキ・ランはホロウエリアで攻略、アスナの奴は血盟騎士団の会議の集まり、ユイはお前の畑の水やりに、その他の面子はクエストに行くとか……」

 

シノン「あっ、コウキ居たのね」

 

コウキ「ん?」

 

後ろに振り向くとランチボックスを持つシノンがいた。

 

コウキ「あっ、シノンおはよう……いやもうこんにちはか」

 

シノン「そうよ……ん」

 

コウキ「ん?」

 

シノンが手に持つランチボックスをコウキに向けてつきだした。

 

シノン「……受け取りなさいよ」

 

コウキ「?わかった」

 

コウキはランチボックスを受け取り、中を見るとそこには様々なサンドイッチが入っていた。

 

コウキ「これは?」

 

シノン「……どこか出ていったとき途中、小腹が空いたときにそれを食べなさい」

 

コウキ「……シノン……これ手作りか?」

 

シノン「そうよ……なによ?」

 

コウキ「……いや、ありがたくいただくよ」

 

シノン「……そう、じゃあ私、リズたちとクエスト行く約束があるから」

 

コウキ「ああ、またな」

 

シノン「ええ」

 

そう言ってシノンはエギルの店から出ていった……

 

コウキ「……シノンの奴がこんなことやってくれるなんて……真面目に休まないといけないな(真顔)」

 

エギル「本人が聞いたら怒られるぞ、で?今日はどうするんだ?」

 

コウキ「う~ん……久しぶりに釣りでもしてくるかな?ここしばらくご無沙汰だったしな」

 

エギル「そうだな、のんびり釣りでも楽しんでればいい」

 

コウキ「へいへい、じゃあ行ってくるか、メシごちそうさん、クル行くぞ」

 

クル「クル!」

 

エギル「あいよ、またな」

 

コウキは1度自室に戻って釣り用の道具一式取りだしてからそのままエギルの店から出ていった……

 

……………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コウキがまっすぐ向かった場所はそこは……

 

グレスリーフの砂浜

 

コウキ「前からここで釣りしたかったんだよなぁ~」

 

クル「クルクル」

 

コウキがいるところは海の近くにある大岩の上で、その大岩の影に隠れるように釣りの準備をしていた……

 

コウキ「まずは大型の釣り竿を出して……今回はいつものウキ釣りじゃなくてルアー釣りにするか……ならルアーを出して……どれにするか……赤にするか、この海なら目立つし、あっあと撒き餌も出さないと」

 

フィリア「あっ、こんなところにいた……って」

 

コウキ「んっ?」

 

振り向くとそこには……やや疲れ気味でこちらを見てくるフィリアがいた……

 

コウキ「なんでフィリアがここにいるんだ?攻略は?」

 

フィリア「コウキが昨日ぶっ倒れたって聞いて……それでハンクが「今日一日あのバカ無理矢理休ませるから、ついでにフィリアも休んでおけ、あと、もしあいつが攻略でもしようとしていたら首根っこ捕まえてでも追い出せ」てさ」

 

コウキ「……フィリアまで巻き込むなよバカ兄貴……」

 

フィリア「……それでコウキは……てかその格好なに?」

 

コウキ「えっ?」

 

そう言われ自分の格好を見る、上に着ているのは白の半袖シャツにポーチが幾つもついている蒼色のベストを着け、下はグレーブラックのジーパンに軍用ブーツみたいな靴を履いていた、更に言えば手には指貫グローブ、頭には青・黒・青のラインのはいった帽子、極めつけには黒サングラスを描けている……つまり

 

コウキ「釣り用のユニフォームですが、なにか?」

 

フィリア「………………はぁ」

 

コウキ「答えたのにため息つかれるとか解せぬ」

 

フィリア「……それで大丈夫なの?」

 

コウキ「あっ?なにがだ?」

 

フィリア「その……昨日倒れたんでしょ?体調は?」

 

コウキ「ん~……ただの精神疲労だから大丈夫だ、ここ最近忙しすぎて自分の時間が取れてなかったからな」

 

フィリア「……無理するのは駄目よ?」

 

コウキ(……どの口で言っているんだか……)

 

フィリア「ちょっと聞いている?」

 

コウキ「へいへい気をつけますよ~」

 

フィリア「もう……」

 

コウキ「……そうだ」

 

フィリア「?」

 

コウキはもう一つ、中型の釣り竿を取りだし、ウキ釣りのセッティングし、それをフィリアに渡す。

 

フィリア「……な、なによ?」

 

コウキ「俺はしばらくここにいるから暇なら一緒に釣ろうぜ?」

 

フィリア「わ、私釣りスキル持ってないよ?」

 

コウキ「釣りスキルはあくまで魚が釣れやすくしたり、色々な種類の魚が釣れやすくするスキルだから別に持ってなくとも釣りは出来るよ」

 

フィリア「……けど」

 

コウキ「なんだよ?」

 

フィリア「……私……釣りしたことない……///(カァ!)」

 

コウキ「……それぐらい教えてやるよ……」

 

コウキはフィリアに近づき、釣り竿や釣り方を教える。

 

コウキ「やることは簡単、まず釣り針にこの餌となる……今回はフィリア用にこの「釣り団子」を着けます。」

 

フィリア「私用って……なんで?」

 

コウキ「ほう?じゃあこのミミズとか、虫とか触れるかね?」

 

コウキはポーチから餌箱を取りだし……半透明の蓋から見えるミミズやら様々な虫が蠢いているのをフィリアに見せる。

 

フィリア「団子でいいです」

 

コウキ「よろしい、じゃあこの釣り団子の固まりから……団子一玉分くらいの量をその釣り針につけてくれ」

 

フィリア「……なんか臭くてねちょねちょしてる……」

 

コウキ「……まぁ俺も最初はそれが嫌だったよ、つけ終わったか?」

 

フィリア「うん」

 

コウキ「よし、じゃあそれを海にむけてポーン、と投げ込め」

 

フィリア「わかった……それ!」

 

シュ!……チャポン!

 

コウキ「よしよし、それであのウキが見えなくなり、釣り竿が引っ張られてきたら竿を引っ張れ」

 

フィリア「わかった……」

 

それから数分後待っているとフィリアの竿が引っ張られた!

 

フィリア「!来たよってわっ!?」

 

コウキ「よぉしよぉし落ち着け、魚は逃げる為に口に針をつけたまま逃げる、つまり針は引っ張られる……けど魚だって疲れるからそこを見計らっておもいっきり釣り上げればいい、いいな?」

 

フィリア「わ、わかった」

 

フィリアは釣り竿を引っ張られるのを耐え、そして魚が動きを止めたところで!

 

フィリア「えい!」

 

ざぱぁ!

 

見事、魚を釣り上げた!

 

フィリア「やった!釣れた!……ってちっちゃい……」

 

フィリアが見た先には自分の手のひらサイズの赤い魚がピチピチ跳ねていた……

 

コウキ「まぁ初めてとしては上々だろ、やり方はわかったろ?」

 

フィリア「うん!割りと楽しいね!」

 

コウキ「だろ?」ニコッ

 

フィリア「!」

 

コウキ「?どうした?」

 

フィリア「な、なんでもない!」

 

コウキ「そ、そうか……あっクルも釣れたようだ」

 

フィリア「えっ?」

 

クル「クル!」

 

フィリアがクルのほうを見ると……クルの尻尾……の先にについている釣糸と釣糸に巻き付いてある餌らしいものが岩場の隙間に入っており、クルが尻尾を持ち上げると餌に食いついている少し大きめの蟹が取れた!

 

フィリア「……えぇ……」

 

コウキ「よしよし、クルよくやったぞ」

 

クル「クルクルゥ♪」

 

コウキはクルの頭を撫でてやり、クルはそれを気持ち良さそうに目を細めた……

 

フィリア「……どうしてあんなことができるのよ?」

 

コウキ「えっ?あー……だいぶ前に俺がクルと一緒に釣りしに行ったときに、クルが興味津々な目で見てきて「やりたいのか?」とか言ったら「クル!」って言われ……さてどうすればいいか……っと考えていたら……」

 

フィリア「いたら?」

 

コウキ「ディ○ニーのピノキオで出てきた子猫が尻尾で釣りをしていたのを思い出した」

 

フィリア「……あぁ……確かにいたね……そういえば毛の色白と黒だし」

 

コウキ「狼だけどな……さて俺も釣りするか……よっと!」

 

シュ!……チャポン!

 

コウキは釣り竿を振りかぶり、おもいっきり前へと振り抜いた……釣り針は遠くへと飛び、チャポンっと音を発てて海に沈んだ。

 

コウキ「さぁ、そこの椅子に座って釣りを楽しもう?」

 

フィリア「うん」

 

クル「クル!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………………………………………

 

しばらくコウキたちは釣りを楽しんだ、コウキはさすが釣りスキルMAX、と言ったところで中型の魚を何十匹も釣り上げた!

 

フィリアは中型の魚を二匹と小型の魚を何匹も釣りあげるが……たまにワカメなど海藻類が引っ掛かり、それを見るたんびにコウキは「プギャーw!ハズレwww」m9(^Д^)っとバカにしてきて、フィリアはそれをコウキに向けてかならず

 

フィリア→( #°Д°)⊃海草))Д´)グハッ!?←コウキ

 

叩きつけています……

 

クルはその後、10匹ほど釣れたところで飽きて、今はフィリアの膝の上で丸まって寝ている……

 

コウキ「……そろそろ戻ろうかな?」

 

フィリア「もういいの?」

 

コウキ「いや……あのよ……散々海藻を投げてきて俺の頭、見てみ?」(草川Д川草)

 

フィリア「からかうコウキが悪い」

 

コウキ「ひでぇ……そういやぁ腹減んない?」

 

フィリア「……そういえば……」

 

コウキ「じゃあなんか食べるか、っとそうだ」

 

コウキはストレージを弄り、シノンが渡してくれたランチボックスを出した。

 

フィリア「それは?」

 

コウキ「シノンの奴が持たせてくれたランチボックス、中身はサンドイッチだ、ほら」

 

コウキはランチボックスの中の一つ、タマゴサンドをフィリアに渡す。

 

フィリア「いいの?」

 

コウキ「いいよ、小腹が空いたぐらいだからこんなにいらないからな」

 

フィリア「……そう、じゃあ頂きます」

 

フィリアはタマゴサンドにかぶりつく、コウキはそれを見ながら自分も、カツサンドをかぶりつく

 

フィリア「おいしい……」

 

コウキ「だな、シノンの奴も腕をあげたな……そうだ、フィリア」

 

フィリア「なに?」

 

コウキ「あのよ、もしかしたらだけど……そのオレンジ表示、直せるかもしれない」

 

フィリア「!?ど、どうゆうこと!?」

 

コウキ「ちょ!近い近い、まずは落ち着け」

 

フィリア「あっ……ご、ごめん」

 

コウキ「……こほん、で、話なんだがな、前に俺とユウキとお嬢とで攻略中にあるプレイヤーに会って、それでそのプレイヤーが言うには、このエリアにどこかに教会があってだな、もしかしたらその教会はカルマ回復クエストがあるかもしれない」

 

フィリア「そうなんだ……」

 

コウキ「まだ確証はないからとりあえずここのエリアボスを討伐後、そこに行ってみようと思うんだ」

 

フィリア「そうか……ありがとうね」

 

コウキ「いいってことさ」

 

フィリア「……ねぇ」

 

コウキ「んっ?」

 

コウキはフィリアを見るとフィリアは少し顔を俯いて、そして顔を上げる。

 

フィリア「コウキってさ、なんでそんなボロボロになるまでみんなの為に頑張るの?」

 

コウキ「……ゴクン、そうだな……昔にもこんなことがあったんだけど……そのときの俺ははじめの頃はそれは「みんなの為に頑張れてる」って自己満足に浸ってた……けどやがてそれはただ「利用」されているんだって思うようになってたんだ……」

 

フィリア「………………」

 

コウキ「けど、このデスゲームが始まる少し前からそれは、「違うんだ、みんなも同じ苦労してるんだ」って気づけた、それからはみんなの苦労を少しでも減らせるなら俺は頑張らないと、てな?」

 

フィリア「……コウキが倒れちゃみんな苦労するでしょ?」

 

コウキ「うぐっ……」

 

フィリア「……だから」

 

コウキ「?」

 

フィリア「コウキも、私を、みんなを頼りなさい」

 

コウキ「……うん、ありがとう」

 

フィリア「よろしい、今度私のサバイバル料理、ご馳走してあげるから」

 

コウキ「そいつは楽しみだ、期待してるよ」

 

フィリア「うっ……なんかハードルが上がったような……」

 

コウキ「……じゃあ片付けしますか」

 

フィリア「うん」

 

コウキは釣り道具など片付けたあと、フィリアとは別れてそのままエギルの店へと帰って行った……ついた瞬間にお説教されたが……コウキは笑顔は絶やさなかった……

 

コウキ(やっぱ、こいつらといるのは楽しいな)




次こそはあのボス登場……次回をお楽しみに!!
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