ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中] 作:恋愛紳士
コウキ「なんでぇ!?」
なんでもじゃ、ではどうぞ!!
前回のあらすじ、自滅志願者
エギルの店・午後2時頃
コウキ「はぁ……」
フィリアと別れ次の日……コウキは珍しく一人で遅めの昼食を取っていた……何故かとゆうと……
今朝
コウキ『はっ?兄貴が二日酔い?』
ラン『はい……』
コウキ『いやいやいや、ここは酒で酔うことはないだろ……って待てよ……まさか』
ラン『はい……昨日の夜、エギルさんのお店で久々にハンクさん・エギルさん・クラインさん・阿部さん・そしてこちらに遊びに来たカーシャさんと店員さん数名で飲み会して……何を思ったのか『バッカスジュース』を使って……後は案の定……』
コウキ『……馬鹿か』
ラン『無事なのは飲まなかったエギルさんと飲んでもぴんぴんしてるカーシャさんぐらいで……あとのかたはそれぞれ自室で苦しんでいます……』
コウキ『……それで今回の攻略とかは?』
ラン『今日は中止とのことです』
コウキ『…………』
ラン『私も今回はハンクさんの看病してます、クラインさんの方はエギルさんがやってくれるようですし……』
コウキ『……兄貴に伝言頼む』
ラン『はい?なんでしょう?』
コウキ『『今後、バッカスジュース使用禁止な』とな』
ラン『……わかりました、伝えときます。』
コウキ『頼むな』
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コウキ「酒飲んで動かなくなるって……完全に仕事終わったあとの飲んだくれじゃねぇか……」
エギル「まぁそういうな、昨日は久々に集まったんだ、それにアイツは攻略のあともデスクワークもしてて……色々とたまってたんだろ、ほらおかわりのレモネード」
コウキ「……サンキュ…………はぁ」
コウキ(……まぁ俺もフィリアのことで悩んでるし……色々たまるのはお互い様か……)
コウキはおかわりのレモネードを飲んだあともため息をついた……そんなときだ。
ユウキ「あっ、コウキにエギルさん」
シノン「遅めの昼食?」
コウキ「ああ……ユウキにシノンか……まぁな」
階段からユウキとシノンが下りてきて、コウキが座っているテーブル席に座った。
ユウキ「……コウキ、なんか元気ないね」
シノン「そうね……なんか覇気がないとゆうか……」
コウキ「……ちょっとな、フィリアのことでな」
ユウキ「……そっか……コウキもやっぱり心配なんだ……」
シノン「そういえば、フィリアはあそこからこちらに転移できないのよね?」
コウキ「ああ……だからホロウエリアの攻略の合間を縫って原因を調べているんだが……手がかりがなにも……」
ユウキ「……ずっと……こっちに来られず……一人であそこにいるんだもんね……やっぱり辛いんだろうね……」
コウキ「前の元気づけの為にホロウビーチで騒いだけど……その次の日から元気が一段となくて……心配なんだよな……」
ユウキ「うん、ボクも……」
コウキ・ユウキ「「はぁ……」」
シノン「……(汗)」
コウキたちの周りの空気がどんどん暗くなっていくのをシノンは……
シノン「で、で?これからフィリアとはどうするの?」
コウキ「……昨日帰るときにフィリアが今度来るときに一緒に探索する約束したから……そんときに元気づけるつもりだ……」
シノン「……そうね、辛い時に誰かが支えくれるととっても助けになると思うし」
ユウキ「……だね」
シノン「私達でやれることをしてあげましょう」
シノン(コウキが私にしてくれたように……)
コウキ「やれること……か、そうだな!まずは俺らが出来ることからどんどんやっていこう!」
ユウキ「……うん!」
シノン「……そういえば今日は暇なの?」
コウキ「あっ?ああ、バカ兄貴が昨日の夜にバカやったせいで今日は探索は無しになったんだ」
シノン「ふ~ん……ねぇ、面白そうな話があるんだけど」
コウキ・ユウキ「「面白そうな話?」」
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???
コウキたちは今、あるダンジョンにいた。
コウキ「ここらだったか……例の場所は……」
ユウキ「~♪~~♪~♪♪」
コウキ「……はぁ」
………………………………………………………………………………
コウキ・ユウキ『『銭湯?』』
コウキ『温泉じゃなくてか?』
シノン『そうよ、私もアスナから聞いたんだけど、そのアスナもエギルから……あっ!ちょっと!』
シノンはちょうど通りかかったエギルを呼び止めた。
エギル『なんだ?注文か?』
シノン『いえちょっとね、アスナが言ってた『銭湯』のことで話を聞きたいの』
エギル『ああ、その話か、俺もその場に立ち会ってないが、ある攻略チームがな、なんでもあるダンジョンの入り口のそばにあった木にトラップが仕掛けられていたが、それを解除したら地下への階段が現れたらしいんだ』
コウキ『……それで?その先には?』
エギル『地下への階段の先へ歩いて行ったら一枚の看板に『入湯料50コル』と書かれていて、それを払ってさらに先に行ったら銭湯のようなものがあったらしいんだ』
ユウキ『ふむふむ』
エギル『まぁ、俺からしたら余り確証のない話だがな、話はそれだけか?』
シノン『ええ、ありがとうエギル』
エギル『そうか、じゃあな』
そう言ってエギルはカウンターへと戻って行った……
シノン『……で、二人でその銭湯に行ってみたら?』
コウキ『ふむ……ん?シノンは行かないのか?』
ユウキ『それはどうゆう意味なのかなコウキ?』
コウキ『どうゆう意味もなにも、シノンがこの話を持ちかけたのにシノン自身はいかないのか?と疑問だが?決してユウキが思っていることじゃねぇから』
シノン『そうゆう意味ね、私は今日は別の用事があるのよ、銭湯はまた別の機会に行くわ、だから二人で行ってきなさい』
コウキ『……わかった、ありがとうなシノン』
シノン『どういたしまして』
そうしてシノンと別れ、コウキたちは銭湯へ行く準備を整えてから向かって行った……
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コウキ「……にしてもなんで銭湯がダンジョンにあるんだ?普通は街のどこかにあるもんだろ……」
ユウキ「あっ、見つけたよ!例の看板!」
コウキ「……『入湯料50コル』……ここだな、ここでコルを払った先に銭湯が」
チャリン!チャリン!
コウキたちはそれぞれお金を払い、その先へと歩いた……だが
コウキ「……なぁ」
ユウキ「……なに」
コウキ「入り口が一つしかないんだけど……」
ユウキ「だ、大丈夫、入り口を開ければきっと『男湯』・『女湯』と別れてるはずだよ……」
コウキ「……じゃあ開けてみるか」
ガラッ!
コウキ・ユウキ「「…………」」
……今、コウキたちの目の前には、二つの垂れ幕があり、一つ目は○の中に混・男と書かれており、二つ目には○の中に混・女と書かれていた……そしてその間の柱には木の壁掛けに堂々と『混浴』と書かれていた……つまりは。
コウキ・ユウキ((これ、更衣室は別なだけで、ここ混浴だぁーー!!?))
二人は内心叫んだ!
コウキ「ど、どないする?」
ユウキ「う、うーん……」
コウキは焦りのあまりに口調が変わってるがユウキはユウキで考えに夢中でそれにつっこまない……
ユウキ「と、とりあえず中に誰か入ってないか見て来てくれる?」
コウキ「わ、わかった……」
そう言ってコウキは男の更衣室へ入っていき、お風呂へと見に行く……すると!
コウキ「えっ?露天風呂!?……いやよく見ると絵になってる……つまりは露天風呂気分を味わえる銭湯ってことか……ご丁寧に天井にまで空の絵まで……どうやら他にはいなそうだな」
コウキは1度お風呂から出て、ユウキと合流する……
コウキ「お風呂には誰もいなかった……いるのは俺達ぐらいだ、まだ噂がそこまで出回ってないんだろうな」
ユウキ「そっか……うーん……」
コウキ「誰もいない内に入るのなら今のうちだけど……なんなら交代制で(ry」
コウキが提案しようとしたらユウキが……
ユウキ「……よし……コウキ、一緒に入ろ?」
コウキ「
えっ?」(゜Д゜;)?……
ユウキ「先に入ってるからね」
たったったったったったっ…………
ユウキは先に女の更衣室へと入って行った……コウキは一人、ポツンっと取り残された……
コウキ「
えっ?」(゜Д゜;)
………………………………………………………………………………
コウキ「………………」
コウキは今、銭湯へと扉の前で腰巻きタオル一つの状態で立っていた……
コウキ(待て待て待て!いやいやいや!?何でユウキがあんなこと言ったんだ?前にストレアも一緒に入ったときと鎖でのことは仕方なしと水着着用で入ったけど、今回は違う……ワケガワカラナイヨ)
コウキは髪をかきむしり、頭を抱えて座り込んだ……そして。
コウキ(モウナルヨウニナレ、ドウニデモナレ)
ガラッ!
考えるの止めた……そして扉を開けた……
ユウキ「あっ、来た、遅かったね?」
コウキ「……ダレノセイダコノヤロ!?」
ユウキ「?」
ユウキは身体にタオルを巻いて、肘をついて湯船に入っていた。
ユウキ「そうだ!ねぇコウキ、髪を洗ってくれない?」ザバァ!
コウキ「ハッ?」
ユウキは湯船から出て洗い場に向かった……コウキはまたも固まっていたのであった……
………………………………………………………………………………
コウキ(……どうしてこうなった?)
ユウキ「ねぇ~はやくやってよ~」
ユウキはコウキの目の前で木の椅子に座り、コウキはシャンプーを片手に突っ立っていた。
コウキ(……もう自棄だ、とことんやってやるわ!!)
コウキ「……じゃあやるぞ?」
ユウキ「……うん!」
コウキはシャンプーを自分の手にかけ、少し動かして泡たたせるとそのままユウキの髪を洗った。
ユウキ「んっ……上手だね?」
コウキ「……まぁクルで洗うの慣れているからな、かゆいところないか?」
ユウキ「ふっふっ、ないよ。むしろ気持ちいいよ」
コウキ「そっか……」
コウキも木の椅子に座り、ユウキの後ろの長髪を丁寧に洗い出した。
ユウキ「……なんか、昔よく姉ちゃんやお母さんに洗って貰ったのを思い出した……」
コウキ「……俺、昔兄貴と一緒に入ったとき、石鹸水を顔にかけられて、某ム○カの如く悲鳴をあげながらのたうち回った……」
ユウキ「……あ、あははは……昔からなんだね……」
コウキ「……流すぞ、次はリンスだ」
ユウキ「わかった」
コウキはお湯で泡を落とし、今度はリンスをつけて洗い出した……
コウキ「……なぁ」
ユウキ「なに?」
コウキ「……なんで一緒に入ろうと、言った……言えたんだ?」
ユウキ「う~ん……そうだね……ヘタレのコウキがボクに何かしようだなんて思わないもん」
コウキ「ヘボルス!?」( ω )・:;'゚!?
ユウキの言葉にショックを受けてorzになるコウキ……
ユウキ「あはは、半分冗談だよ?」
コウキ(それでも半分なのか……)(;´Д`)
ユウキ「前にも言ったことがあるけど、コウキがそんなことをしない人だと知っているから、だから一緒に入ろうと言えたんだよ?」
コウキ「……それって確かユウキが鎖のやつで言ったことだよな?」
ユウキ「うっ……その節はゴメン……」
コウキ「……もういいさ、過ぎたことだ……流すぞ」
ユウキ「うん……」
ザバァ!
髪をお湯で流して貰ったユウキはコウキのほうへ振り向く。
ユウキ「……ありがとうね?身体はあとで自分で洗うから」
コウキ「えっ?」
ユウキ「コウキ?」
コウキ「冗談だから真に受けるな」
ユウキ「……今度はボクがコウキを洗ってあげるね?」
コウキ「……はっ?」
このとき、コウキの顔は間抜けな顔をしていたと言う……
後編へ続く!!