ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

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はい、書くのにあたって、書きすぎて投稿を遅れるマヌケ、それが俺さ!!(直せや)

ではハンク戦終幕、どうぞ!!


この一撃は、神をも殺す

前回のあらすじ、我者独骸「うぅん❤たくましい筋肉❤」

 

雅樹「ひぃやあああ!!?」

 

ラフィン・コフィン秘密アジト

 

ハンク「な、なんで今まで黙って……てかどうしてお前がここに……?」

 

カーシャ「あーら?そもそも私の仲間にナーヴギアとソフトを頼んだんでしょ?元トップである私の耳に入ったって可笑しくないんだからね❤」

 

ハンク「……それで黙ってたのは?」

 

カーシャ「いやぁそれがねぇ……ダーリンがこのゲームをプレイするのを知って私も揃えてプレイしたのはよかったのだけれど……ダーリンのアバターネーム知らなくて……それがあの子……コウキちゃんの名前をリアルで貴方から……そしてこっちでアシュレイやコウキちゃん本人から知ってまさかと思った……ダーリンとアークソフィアで再会するまで確信できなかったのよ……それでアークソフィアで再会したあとはダーリン……私のこと気づかないじゃない!!」

 

ハンク「いや……あんなハゲゴリラみたいな見た目からそんなに変わってちゃわからんわ……」

 

カーシャ「誰がハゲゴリラよ!!?」

 

キリト(……俺……空気だな……)

 

何故かどんどん二人だけの空気になってゆき……キリトは持ち前のエアースキルでどんどん存在感が薄れていく……が

 

カーシャ「……さて話はこれぐらいにしましょうか?」

 

ハンク「……だな」

 

キリト「えっ?ってあっ!!」

 

もう気づいたときにはハンク達の周りはラフコフのメンバーが周りを囲み……退路を絶っていた……おまけに全回復にステータスアップポーションも飲んであった……

 

ムクロ「先ほどはよくもやってくれたなぁ!!ぜったいに生きて帰さんぞ!!」

 

ハンク「くっ……!」

 

カーシャ「……キリトちゃん、ダーリンに『あれ』を」

 

キリト「あれ?……あれか!わかった!」

 

キリトはアイテムウィンドウを出して何か探し始める

 

ハンク「なんだ?」

 

カーシャ「コウキちゃんがダーリンの為の新しい『防具』よ!!」

 

ハンク「なに?」

 

キリト「ハンク!送るぞ!!」

 

ハンク「……きた!……む?これは……!」

 

ムクロ「これ以上何もさせるなぁ!!殺せぇ!!」

 

ラフコフメンバー「「「「うおおお!!!」」」」

 

ムクロの合図に一斉に向かってくる!!

 

カーシャ「キリトちゃん、ダーリンをちゃんと護ってよ!!」

 

ダッ!

 

キリト「カーシャ!?」

 

そう言ってカーシャは自分に向かってくるラフコフメンバーに自ら向かっていく!!

 

ラフコフメンバー「くたばれぇ!!」

 

ラフコフメンバー「死ねぇ!!」

 

カーシャ「おおおらっあああ!!!」

 

ブオン!!ドッコン!!

 

ラフコフメンバー「けぱぁ!?」

 

ラフコフメンバー「うげっ!!?」

 

ズサッアアア……!

 

飛びかかってくるラフコフメンバー二人をカーシャの武器……『メタル・スカルカイザー・ハンマー』で二人纏めて横殴りで吹き飛ばす!!

 

ラフコフメンバー「せやぁ!!」ブン!!

 

カーシャ「ふん!!」クル!

 

ラフコフメンバー「なっ!?」

 

カーシャ「どっせい!」ドン!!

 

ラフコフメンバー「ぐあっ!?」ドサッ!

 

片手剣を振り下ろしたラフコフメンバーを……カーシャ横殴りした勢いを生かしてそのまま自身も一回転して避け、その勢いを前へと左肩でのショルダータックルを叩き込む!!そして……!

 

ブオン!!

 

カーシャ「ぶっ潰れろおおおお!!!」

 

ラフコフメンバー「けっ(ry」

 

ドッコン!!ピキッ!パリィーン!!

 

上段振り下ろし両手棍ソードスキル・『メガトン・ハンマー』……その赤く輝くハンマーを振り下ろし……ラフコフメンバーの頭は容易く砕け散った……頭を失った体もすぐにポリゴンとなって砕け散った……!

 

ムクロ「なっ!?」

 

カーシャ「オカマを……なめんじゃあないわよ!!」

 

キリト「つ、強い……!」

 

ハンク「……戦い方は前と違うが……それでもやはり強いな……お前は……!」

 

ムクロ「っ……!な、何をしてる!!そいつにばかり構っていないで死にぞこないと黒の剣士を殺れ!!」

 

カーシャ「……そう来るのなら……!」

 

するとカーシャは自身左半身を前に出して……左側に着いていたプレートアーマーに……『ハンマーを突き刺す』

 

ガシャン!!

 

キリト「……えっ?」

 

何を?っと思ってると……!

 

カーシャ「ぬぅん!!」

 

ブオン!!ドコン!!ガチャン!!

 

カーシャはハンマーを上へと引き抜くと『プレートアーマーごと』ハンマーを取り出した!

 

そしてそれを見れば……両手盾のようなアームガードがついた大鎚だった……

 

カーシャ「ドッキング完了!『モード防衛大戦』!!オラァ逝くぜぇぇぇ!!!」

 

そう言ってラフコフメンバー三人に向かって行く!

 

ドドドドン!!

 

ラフコフメンバー「なっ!?俺達三人を纏めて受け止めやがった!?」

 

カーシャ「ぬぅ……!ぬおっりゃあああ!!!」

 

ドン!!

 

ラフコフメンバー「げふ!?」「なっ!?」「ごっぱ!?」

 

ドシャア!!

 

カーシャはそのまま三人をまるでロードローラーで押し潰されたかように倒れた!

 

ハンク「……戦車かアイツは……」

 

カーシャ「ダーリン!まだなの!?」

 

キリト「早く……しろ!ハンク!!」

 

ハンク「あともう少しだ……よし!設定完了……!」

 

キリト「!?ハンク後ろ!!」

 

ハンク「っ!?」

 

ラフコフメンバー「死ねぇぇぇ!!」ブン!!

 

するとハンクの後ろからナイフを振り下ろそうとするラフコフメンバー……が!

 

シュイイーン!!ガシッ!!

 

ラフコフメンバー「ひっ!!?」

 

ハンク?「…………」

 

振り下ろそうとしたナイフが……途中でナイフ自体を受け止められた……!

 

そして振り下ろした本人は今までにない困惑と恐怖を感じた……!自分が殺そうとしたのはボロボロになった

死に損ないであって……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前にいる『鬼』なのではなかったのだから……!

 

ハンク?「……フン!!」

 

バキン!!

 

ラフコフメンバー「なっ!?ぶべっ!!?」

 

目の前でナイフを握り潰され、そのまま殴り飛ばされ……壁に激突した……!

 

キリト「ハ、ハンク……?」

 

キリトが見たのは……深紅と黄金色で彩られた鬼武者かのように見えた……!

 

全体的にはロングコート(襟は上に飛び出してる)の上からアーマーを着けているみたいで、色はルビーのように赤く輝きつつも……肩や肘、膝関節など要所要所には黄金に輝く鬼面型の装甲が……その背には炎をイメージなのか燃え盛る炎のような様々な明るい赤いマントが……風に揺れる炎のように揺らめいていた……!

 

そしてハンクの顔には……先ほどまでの頭に着いていた角ではなく……鎧に着いている鬼面型装甲似てるも半分に割れてハンクの口は見えており……その角は黄金色に輝いていた……!

 

ハンク「……力が奥底から……沸き上がってくるようだ……」

 

カーシャ「ダーリン!そっちに二人抜ける!!」

 

キリト「させな!?」

 

ラフコフメンバー「ヒャハ!!」ガキン!!

 

ラフコフメンバー「死にさらせぇ!!」ブン!!

 

ハンクを向かってくるのを止めようとしたものの一人がキリトに斬りかかって足止めをし、もう一人ハンクに両手剣を振り下ろす……が!

 

ガシッ!ガキン!!

 

ラフコフメンバー「ひゃ!!?」

 

キリト「……えっ?」

 

今日で何度目の驚きなのか……武器も何も持ってないはずなのに……振り下ろした両手剣を防いでいるハンクの姿が……!

 

よく見れば……ハンクの両肩に着いていた装甲が外れており……ハンクの手に覆うように……さながらボクシンググローブのように握られていた……!

 

ハンク「……全く……人が久々にいい気分で浸っているときによ……どうしてくれんだ……あ"っ?」

 

ラフコフメンバー「ひっ!?」

 

ハンク「フン!!」

 

ガキッ!!

 

ハンクは防いでいた両手剣を上へ打ち上げて、その相手の無防備な腹に目掛けて……!

 

ハンク「オラァ!!」

 

ドスッ!!

 

ラフコフメンバー「うげっ!? 」

 

ハンクの鬼拳がめり込む……そして更にハンクは次々と腹に拳を叩き込んだ!!

 

ハンク「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ(ry」

 

ズドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

ハンクの拳の弾幕に相手は徐々に上へと浮き上がっていき……そして更にハンクは……!

 

ハンク「オ」

 

体を少し屈み……右腕を弧を描くように後ろへと引き延ばし……!

 

ハンク「ラァァァ!!!」

 

ズドン!!

 

そのまま勢いよく……相手の顎に拳を叩き込む……!言わばそれはフルスイングアッパーなのだが……!その威力は……!

 

ヒュー…………ズドン!!

 

ラフコフメンバー「…………!」

 

ピクピクピク……!ピキッ!パリィーン!!

 

……勢いよく天井に頭をめり込み……体をぶらんぶらんしてからその身を音をたてながらポリゴンへと変えた……!

 

ムクロ「……えっ?」(;°Д°)?

 

ラフコフメンバー「「「((( ; ゜Д゜)))」」」

 

キリト「うそーん……」( ; ゜口゜)……

 

カーシャ「流石ダーリンね!!」\("⌒∇⌒")/

 

誰しも唖然と困惑するなか……一人……カーシャだけは喜びに体をくねくね揺らしていた……!

 

ハンク「……ふっ……流石はアイツの設計だな……俺好みの設計、セッティングしてある……!さて、カーシャ!!」

 

カーシャ「なに?」

 

ハンク「久々に二人でやるか!!」

 

カーシャ「!オーケー!!」

 

そうして二人はお互いに肩を並べあう……!

 

ハンク「久しぶりだな……こうやって肩を並べて戦うのは……!」

 

カーシャ「そうね……!まるで他の高校の不良どもがうちに攻めてきたときに共に戦った『あの頃』のようだわ!!」

 

ハンク「だな!それじゃあ……!!」ニッ

 

カーシャ「ええ……逝くぜぇぇぇ!!!」

 

ドッ!!

 

ハンクとカーシャはラフコフメンバーたちに向かって突っ込んでいく!!

 

ムクロ「む、迎え撃て!!」

 

カーシャ「オオオッラアアア!!!」

 

ドスン!!

 

ハンク「オラァ!!」

 

ゴスッ!ゴスッ!ゴスッ!!

 

カーシャが一撃必殺の一撃を次々と喰らわせ、ハンクはその隙を狙ってくる相手を拳を振るい、ときには足払いにて相手の動きを止め……更に拳を振るう……!そしてラフコフメンバーの数は次々と減っていった……!

 

キリト「凄い……なんて息のあったコンビネーションなんだ……」

 

普段見ないような戦いに……キリトは心の昂りを感じていた……!

 

キリト「……よし!俺も負けてられるか!」

 

そう言ってキリトも自身の二振りの剣を振るう!

 

ムクロ「ど、どうしてだ……何故……何故こんなにも一方的に……!」

 

そしてムクロは恐怖で染まっていた……!圧倒的だった戦力がたった一人に半数近くを殺られ……あの二人が来てからハンクは息を吹き返し……今もなおラフコフメンバーは消えていった……!

 

ムクロ(俺はただ……人が怯え、恐怖する顔を……じわじわ味あわせることを楽しみたかっただけなのに……!)

 

ムクロ「に、逃げなくてわ……!ここから……!」

 

ハンク「何処へ行く気だ?」

 

ムクロ「ひっ!?」

 

ムクロの目の前で……仁王立ちで立ち塞がるハンク……!その目は冷やかなものの……その瞳の奧は燃え盛る炎のように揺らめいていた……!

 

ムクロ「ほ、他の奴らは!?」

 

ハンク「まだいるがそれも時間の問題だ……それで?貴様一人、逃げ出すのか?」

 

ムクロ「……っ!」

 

ハンク「所詮お前らは……人殺しの快楽しか望まず、その為には仲間ですら平気で見捨てる……!」

 

ムクロ「く、そぉ……!見るな……その目で……!」

 

ハンク「そんなお前らを……これ以上……家族を……仲間を……!」

 

ムクロ「その見下した目で!!俺を見るなァアアア!!!」

 

ハンク「やらせてたまるかあああ!!!」

 

シュ!ズダン!!

 

ムクロ「おっげ……!?」

 

ハンク「……まだだ!!」

 

ムクロの刀による突きより早くハンクの拳がムクロの腹に叩き込まれ、吹き飛ばされる!!ハンクはそれを追いかける!!

 

ハンク「魅せてやるぜ…………鍛えあげた……この俺の闘技を!!」

 

そう言ってハンクは再度自身に鬼神化を発動させ、ムクロの足を掴み……そのまま……!

 

ハンク「フン!ハッ!フン!ハッ!!」

 

ベシン!!ベシン!!ベシン!!ベシン!!

 

左、右と床に全身を叩きつける!!そして次には……!

 

ハンク「セイヤッ!!」

 

ドスッ!!

 

ムクロ「ほごっ!?」

 

ハンクは手を離し、床に叩きつかれ……ムクロの体が浮け上がったところをハンクは上へ飛ぶように蹴り抜く!!そしてハンクは……ムクロが落ちてくるの見計らって……!

 

ハンク(一発一発……全身の力と殺意を込めて……!)

 

ドゴッ!!

 

ハンク(殴り抜く!!)

 

ハンク「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ(ry」

 

ズガガガガガガガガガガガ(ry

 

拳の弾幕がムクロの体を包みこむ……その拳は先程より更に早く……強く叩きこむ……!!

 

そしてハンクは一度手を止め……ムクロの体が落ちてくるのを見定め……自身の過去最高の一撃を放つ……!!

 

ハンク(イメージしろ……この一撃……例え、相手が神であろうと邪神であろう……仲間……そして家族を傷つけるものなら……!)

 

すると鬼神化によるオーラがハンクの右腕に集中し……炎のように大きく揺らめく!

 

ハンク(神をも殺す)

 

ハンク「チェェストォォォォォッ!!!」

 

ドゴッン!!

 

ムクロ「」

 

ドゴッ!!ドガッ!!ドスッ!!……ピキッ!パリィーン……!

 

ハンクの一撃に……ムクロは胸を貫かれながら……アジトの外へ吹き飛び……いくつもの木を薙ぎ倒して最後は空中でポリゴンとなって……その身を散らせた……!

 

ハンク「……『炎怒拳・神殺し(えんどけん・かみごろし)』……うぐ……!」

 

鬼神化のデメリットが出て……ハンクは倒れこもうとするが……!

 

ガシッ!!

 

ハンク「……?」

 

カーシャ「お疲れ……ダーリン」

 

戦いが終わったのか、自分の肩をハンクの腕を通すカーシャの姿が……

 

ハンク「……カーシャか……すまない」

 

カーシャ「いいってことよ❤」

 

ハンク「…………」

 

キリト「ハンク無事か?ほらフルポ」

 

キリトもこっちに向かって来ながら、フルポーションをハンクに渡す

 

ハンク「助かる」

 

そう言ってハンクはそれを受け取り……イッキ飲みをして、一息をつける……

 

ハンク「ふぅ……まずい……」

 

キリト「……それでどうする?このままユウキ達のほうへ助けに行くか?」

 

カーシャ「そうね……ユウキちゃん達が心配だわ……」

 

ハンク「……そうだな……よし、このデバフが切れるまで、各自移動準備を済ませて応援に向かうぞ」

 

キリト「ああ」

 

カーシャ「わかったわ」

 

二人はそれぞれの移動準備をする中……ハンクは一人、考えに耽っていた……

 

ハンク(まぁ……大丈夫だろ……ユウキはあのコウキに勝った奴だし……それに……ランの奴は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『俺』より強いのだから)

 

ハンク・カーシャ・キリトVSラフィン・コフィン本隊……ハンク・カーシャ・キリト達の勝利!




今回のハンクの装備の元は幾つかありまして……防具は天元突破グレンラガンの鬼ぽさを元にして……色合いは仮面ライダーキバのエンペラーフォームという赤と金色の色使いをイメージにしました……

そして肩のアーマーをボクシンググローブにするっていう元はGガンのガンダムマックスターが元になっております……

そしてカーシャの防具のイメージはモンハンのデスギアシリーズを元に、それを金属鎧にチェンジした感じで……頭だけはスカルフェイスにチェンジしました……ってあれ?骸骨頭って何処かで見覚えが……気のせいですね(白目)

次回はユウキ&ランパート……次回をお楽しみに!!

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