ソードアート・オンライン ・ホロウフラグメント・蒼の竜剣士と紫の少女の出会い [改稿中]   作:恋愛紳士

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……さすがに忘れられてるよな……?

(´・ω・)つ『投稿』

お待たせしました(土下座)


青と蒼銀......帰るべき場所

前回のあらすじ・覚醒の蒼銀……そして決着

 

PoH(何が起きた?)

 

PoHはそう思いながら自身の四肢の節々が『切り崩されていく』のを見た……!

 

PoH(……何が起きた?)

 

PoHは確かに相手を……コウキを視界に捕らえていた……だが次の瞬間、コウキが目の前から消え、自分の後ろに何かが降り立ったと思ったら、自身の四肢が斬られて消失した……!

 

PoH「うぐっ!?」

 

バタン!

 

PoHはそのまま前のめりに倒れた……体を起こそうにも手も足もない……が、首を後ろの方に向けて……こちらに背を向けた状態で手に持つ短剣をそれぞれ鞘にしまうコウキの姿を視界に捕らえる。

 

PoH「ク、クソォ……!」

 

コウキ「……捕らえろ『グレイプニル・チェーン』」

 

バッ!ギャリギャリギャリ!!

 

PoH「なっ!なんだ、ぐっ!?」

 

コウキはストレージから……純銀色の鎖を取り出すとPoHに向けて放り、するとそれはまるでそれは生き物のように動き……PoHの身体に縛りあげる!

 

PoH「ぐっ!この……こいつは!?」

 

コウキ「無駄だ……『グレイプニル・チェーン』……こいつは茅……ヒースクリフお手製の物で、こいつに縛られた者は動きを封じ、なおかつアイテム・スキル……それと時間経過による身体欠損の回復を封じる……捕縛時HPをレッドゾーンにまで下げないと捕縛機能が発動しないのが難点だが……な!」

 

ガチャ!

 

コウキはそう言いながらPoHの短剣……『メイト・チョッパー』を拾い上げる……そしてそれを……!

 

コウキ「フン!」

 

ブン!

 

メイト・チョッパーを上へと大きく投げ……コウキはシャイニングキャリバーを両手で構え、その場で力を溜め……そしてそれはシャイニングキャリバーの刀身に光が灯り……徐々に光が強くなっていく!!

 

コウキ(もう一度借りるぜ、兄貴……!メモリーイメージアップ......!モーショントレース......!パターン......最適化!)

 

コウキ「チェェストォォォォォッ!!」

 

ガキッン!!

 

PoH「なっ!?」

 

コウキはハンクの斬馬刀ソードスキル・「溜め切り」を自身で最適化させてから「真技・溜め切り」としてPoHのメイト・チョッパーに叩き込む!そして……!

 

ビキッ!ビキッビキッ!!バッキン!!

 

メイト・チョッパーの刀身にコウキのシャイニングキャリバーを叩き込み、そしてそれは徐々にメイト・チョッパー自身に罅が入り……そのまま刀身半ばを絶ち切られた……!

 

ガキン!ピキッ、パリーン……!

 

PoH「あ…ああ……っ!」

 

コウキ「……」

 

半分に絶ち切られたメイト・チョッパーがPoHの目の前に突き刺さるもすぐにそれはポリゴンとなって砕け散った……!

 

コウキもそれを最後に自身の身体から光が消えていった……

 

この時……PoHの……アインクラッドから生まれ、そしてホロウ・エリアでも恐怖の象徴として有り続けた物の消失を意味した……!

 

コウキ「……皮肉だな……数えきれないほどの人を殺した武器も……消えかたは他と同じなんだな……」

 

さて、とコウキはPoHに向かって歩み寄り……PoHの胸ぐらを掴み、上半身を起こさせる!

 

PoH「テメェ……!」

 

コウキ「……次はお前の番だ……PoH」

 

PoH「コウキィ……」

 

PoHはコウキに睨みつけるもこの後に起きる己の末路に察し……諦めつつあった……

 

PoH(……チクショウ……これは流石にダメカァ……だがマァ……久しぶりに殺し殺されるの戦いを楽しめた……あとはコウキを殺し……その仲間を殺し……そして仇討ち来るであろう黒の剣士とその御一行を殺し……このホロウ・エリアをアインクラッドへのアップデートして……殺し殺される世界を満喫する……はずだったんダガナァ……)

 

けどな、っと胸中で呟いて、コウキに睨みつけながら笑み浮かべた!

 

PoH(タダで殺される訳にはいかねぇナァ?俺は殺される……だがナァ?俺は狂残光の銀目……コウキに初めて!まともに!殺された者として!コウキの記憶に残り続け苦しみ続ける!!そしてそれはいずれまた狂残光の銀目として復活するだろう!!アァ……タノシミダナァ……?)

 

PoHは内心で絶頂を迎えていた……!

 

PoH「……いいさ、さぁ殺せよコウキィ?どう殺すんだぁ?ナイフでなぶり殺しか?それともその剣でバッサリと一息で殺すかぁ?なぁ焦らさないでほら?殺せよ狂残光の銀目様よぉ?ふっHAHAHAHAHA!!」

 

フィリア「コウキ……」

 

だがそれも……

 

コウキ「……何を勘違いしているんだPoH?」

 

PoH「HAHAHAHA……あっ?」

 

コウキの一声で止まった。

 

PoH「オイ、今何て言った?」

 

コウキ「……何を勘違いしているんだ、っと言ったんだPoH……」

 

PoH「勘違い……だと?」

 

コウキ「俺はお前を殺さない」

 

PoH「なっ!?」

 

フィリア「えっ!?コ、コウキ!?」

 

PoH「……オイテメェ……じゃあ何か?テメェは俺を生かす気か?まさかテメェの下らねぇ目標を俺にまでするつもりかぁ!?ふざけんなぁ!!」

 

コウキ「……また勘違いしているなPoH」

 

PoH「あ"あ"っ?」

 

コウキ「俺はお前を殺さない……だが生かすつもりもない……」

 

フィリア「コウキ?いったい何を……?」

 

コウキ「……その答えはこれにある」

 

ピッピッ……シュイイーン!

 

コウキはストレージからはある物も取り出す……!それは……

 

PoH「あぁ……?」

 

フィリア「……『回廊結晶』?けど……?」

 

コウキが取り出したのは事前に指定の場所の登録すると使用時その場所へと転移する『回廊結晶』に似たブレスレット状の物だった。

 

コウキ「こいつは簡単に言えば何度でも使える回廊結晶だ……一度指定の場所に登録したら変更出来ないがな……だが今そこは重要ではない……なぁPoH、今バグなので不安定になっているアインクラッドで……このホロウ・エリアから出れないお前に使ったら……『どうなるんだろうナァ?』」ニヤァ……!

 

PoH「ッ!?」ゾクッッ!!

 

コウキが浮かべる笑顔にPoHはかつてない恐怖を覚えた……!

 

PoH「テ、テメェ!?」

 

コウキ「あぁ……安心しろよ?そもそも使えないってことはないからなぁ?試したから……まぁそれが正常に作動したか分からないからな……だから」

 

PoHはこの世界のプレイヤーに悪魔と恐れられた者だが……違うとPoHは思った……

 

コウキ「もしかしたら全く別の場所に行くかも知れない……もしかしたらバグとして消失するかも知れない……なぁPoH」

 

何せPoHには目の前の奴の……コウキの背後には……!

 

コウキ「お前はいったい……『どうなる』んだろうなぁ……!」

 

ピッ!シュイイーン!

 

『命を弄ぶ悪魔』を幻視したのだから……!

 

コウキが回廊結晶を起動させる中、PoHは激昂する!

 

PoH「ふざけんじゃあねぇ!!そんなの認められるかぁ!!オイ!?殺せよ!?この俺様を殺せよ!!?」

 

コウキ「誰がお前なんかの言うとおりにしなければいけない?……散々人の人生を歪めさせたお前に!!」

 

ガッ!

 

コウキは再度PoHの胸ぐらを掴み、回廊結晶が造り出したワープゲートへと引きずる!

 

PoH「人生を歪めた、だぁ?それはテメェが言えたことかぁ!?全てのプレイヤーに恐怖の抑止力として有り続けたテメェがなぁ!!『狂残光の銀目』!?」

 

フィリア「コウキ……」

 

コウキ「……」グッ!

 

コウキはワープゲートの前で止まり、腕に力を込めてPoHと目線を一度合わせてから……コウキは自身の右手を通して、十字架状の傷痕を……そして一人の少女を見ていた……

 

コウキ(最初はただ……アイツの……レイとの一度破れてしまった約束とあの時の俺の決意を守りたかったが為に始まったこと……だけどそれは……俺自身を……他人の人生まで歪めてしまった……)

 

コウキ「ああそうだ……確かに人でなしって意味では俺とお前は同じだ……」

 

PoH「なら!」

 

コウキ「……だけどただ欲望赴くままに殺したお前とただどうしようもない絶望に……少しでも良くしようとあがき続けた俺とは内に秘めた『意思』……そして『覚悟』がお前とは違う!」

 

コウキ(それが……それだけが今までの自分に『間違いじゃあない』って言える!)

 

PoH「はっ!綺麗事を抜かしてるんじゃあねぇ!!」

 

コウキ「そうさ、綺麗事さ!……でもな……それでも、真実を知って尚……血にまみれたこんな俺をアイツは……アイツらは真っ正面から受け止めてくれた……!」

 

コウキの脳裏にはユウキと……そしてキリト達が思い浮かんだ!

 

コウキ「だから、俺は!この十字架をこれからも背負い続ける!そして前へと進む、アイツらがいる場所まで!」

 

そう言いながら再度PoHを見据える。

 

コウキ「さようならだ……PoH、虚無へと帰れ」

 

バッ!

 

PoH「ッ!!?」

 

コウキはPoHをワープゲートへと押し出すように手放す

 

PoH「コウキィィィーー…………!!」

 

PoHはまるで奈落に突き落とされたかのように、漆黒の中に消えていった……

 

それから数秒もしたらワープゲートも消え去った……

 

フィリア「終わ……ったの?」

 

フィリアは実感が湧かないのか今も消えたワープゲートのところを見ていた……

 

コウキ「……うっ!」ズキッ!

 

ふらぁ……!

 

フィリア「!?」

 

バッ!ガシッ!

 

突然の頭痛にコウキの身体がふらつき、それをフィリアは抱き支えた……!

 

コウキ「すまないフィリア……どうやら疲れがどっと出たようだ」

 

フィリア「ううん……お疲れコウキ」

 

コウキはフィリアの支えられながら今後のこと考えていた……

 

コウキ(PoH自身との決着は終わった……けど奴が言い残したアップデート……ろくなことじゃあないってことはわかるが……実際何が起こるかわからない……けど今は……)

 

コウキ「……さぁ、戻ろうフィリア……たぶん管理区でみんな待ってる」

 

フィリア「……うん」

 

そうしてコウキはフィリアに肩を貸して貰いながらも……少しずつ前へと歩んでいった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

シュ!ドサッ!!

 

PoH「ぐっ!?」

 

ワープゲートから投げ出せれたPoH……辺りを見渡すも薄暗く……うつ伏せのせいで見えづらかった……

 

PoH「……どうやら生きてるようだな……チクショウ!!」

 

PoHは怒った……コウキ自身の詰めの甘さで結果的にこうして生存したが……思い浮かぶは自身の醜さ知るも綺麗事を言い続けるコウキの姿にPoHは怒りを買った!

 

PoH「……だがやはりバカな奴だ……自分の手で始末すればよかったもの……結果的にこうしてまた奴へのリベンジへのチャンス出来たんだからなぁ……!」

 

PoHはそう言いながら今の現状(拘束)から抜け出し……コウキ達の計画阻止をどうするか考える……が!

 

???「グアアアー……!!」

 

PoH「!?」ゴロッ

 

突如PoHの背後から唸り声が聞こえ、PoHは身体を動かして自身の後ろに振り返る、するとそこにいたのは4つの大きな鎌状の腕を持った……骸骨の死神だった……!

 

PoH「なっ!!?こいつは!?」

 

PoH自身、それとは一度遭遇し……団員を何人も犠牲になるもどうにか倒した……それがまたPoHの前に現れた……!

 

PoH(何故『ホロウリーパー』がここに……っ!?)

 

PoHは気づいた、『何故ここがこんなにも薄暗いのか』……そして『何故ここにホロウリーパーがいるのか』を……その答えは……!

 

PoH(ここは奴のボスエリア!?よりにもよって何てところに!?「グアアアッ!!」ッ!?)

 

ホロウリーパーはPoHを敵と認識したのか、叫び声を上げ……その鎌をPoHに向ける!

 

PoH「……オイ」

 

PoHはそれを見てこれから訪れる未来を……

 

PoH「ふざけんな……こんな結末……!」

 

口で否定するも己の末路を察した……!

 

ホロウリーパー「グアアアッ!!」

 

ジャキン!!

 

ホロウリーパーは鎌を振りあげる……!PoHはホロウリーパーの鎌を見上げながら……

 

PoH「……クソがあ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」

 

ザシュ!!ピキッ!パッリィーン!!

 

PoHの叫びはホロウリーパーの鎌によってその首は切り飛ばされ……高く飛ばされたそれは地面に落ちる前に砕け散った……

 

こうしてPoHはホロウ・エリアから人知れず消え去り……ここでのコウキとPoHとの決着はとりあえず決したのであった……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

情報集積遺跡内部・秘匿エリア

 

ユウキ「…………」

 

ランと別れて暫く経ち……ユウキは膝を抱え座って待っていた……コウキと……そしてコウキに助け出されているであろうフィリア達の帰りを待っていた……

 

ユウキ「……!」バッ!

 

するとユウキは索敵スキルが反応するより早く顔を上げ、3つある出入口の一つを見た……!そしてそこから出てきた二人を見て……駆け出した!

 

ユウキ「……っ!コウキ!フィリア!」

 

フィリア「!……ユウキ」

 

コウキ「よぉ……戻ってきたぞ」

 

コウキはフィリアの肩を離し、よろけながらも立つ……そんな危なげなコウキを腕を掴んで支えるユウキ

 

ユウキ「大丈夫コウキ!?」

 

コウキ「大丈夫だよユウキ……俺は何とか無事だ……ユウキも無事か?それとお嬢は?」

 

ユウキ「うん、ボクも平気……姉ちゃんも今ハンクの元へ向かってるよ……」

 

コウキ「そうか……」

 

ユウキ「うん……フィリア」

 

フィリア「……!」ビクッ!

 

ユウキに声をかけられ、フィリアは身体を震わせた……自分がコウキ達にしたことへの罪悪感に……が!

 

ユウキ「お帰りなさい」

 

ギュ!

 

フィリア「えっ?……あっ……」

 

するとユウキはフィリアに優しく抱きついた……!フィリアはそれを呆気にとられていると

 

ユウキ「一人で……つらかったよね」

 

フィリア「!」

 

ユウキ「誰にも打ち明けられないで……ずっとつらかったよね……不安だったよね……苦しかったよね……ごめんね……気づいてあげられなくて……本当に……ごめんね……!」

 

ユウキは泣いていた……自分がフィリアに何もしてあげられなかったことに……そしてフィリアはそれを見て涙を流した……!

 

フィリア「わ、わたしこそごめんなさい……わたしはユウキ達を……騙して……一歩間違えればわたしはユウキ達を……殺して……いっ……た!」

 

罪悪感に押し潰されそうになるフィリアを……コウキはフィリアの頭を撫でた……!

 

フィリア「コウ……キ……?」

 

コウキ「いいんだフィリア……もう済んだことだ……さっきもいったが……俺達はこうして生きている、それでいいじゃあないか」

 

フィリア「けど……わたしは……わたしは……!」

 

コウキ「フィリア」

 

コウキは優しい声音でこう言った。

 

コウキ「『君が生きてて良かった……ありがとう、生きててありがとう』」

 

フィリア「っ!……コウキ……ユウキ!」

 

ユウキ「フィリア……!」

 

コウキ「……」

 

ギュ!

 

三人はそれぞれ抱き寄せて……フィリアとユウキはお互いに謝りながら泣き……コウキはそれぞれの頭を撫でたりしながら慰めていた……

 

コウキ「……さぁ戻ろうか、兄貴達が心配しているだろうしな?」

 

フィリア「……そうだね、他にも迷惑かけた皆にも謝らないと……」

 

ユウキ「うん!戻ろう!!みんなのいる場所へ!!」

 

そして三人は並んで歩きだした……向かうはハンク達がいるであろう管理区へと歩んでいった……!




読者の皆様へ

今までの約一年半、お待たせ致しまして申し訳ありませんでした……!

どうにか難産だったこれを出せてよかった(書いては書き直したりしていた)です!

気づけばすっかり平成は終わり、令和となり……どうにか令和最期に投稿できてよかったです!

これからも遅くなるでしょうがこれからもこの作品共々、よろしくお願いいたします!!







やっとガチシリアス(少しの間だけ)から解放だぁ!!早くギャグを書きたい(意訳:満足したい)!!

コウキ「最後まで真面目にやれや!?」
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