狩人がイケメンでもモテていてもいいじゃない! 凍結中   作:銀色の空

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主人公設定といったな、あれは嘘だ。





いい女

カーテンの隙間から朝日が入り込む。

どうやら、朝になってしまったようだ。

 

昨日はある依頼の為、夜中まで張り込みをしていてあまり眠れなかった。

 

「んだよ、もう朝かぁ?」

 

目を薄く開き、時計に目を向けてみると6時10分

少々早いかもしれないが、家で飼っている犬たちを散歩に連れていかないといけないためいつもこの時間に目が覚めている。

 

「ふぁ~あ、習慣とはいえここまでくると嫌気がさしてくんなぁ。」

 

欠伸を噛み殺しながら、ベットから上半身を起こし『んー!』と体を伸ばす。

 

「んじゃ、いきますか・・・・・と、その前に」

 

いつの間にか、俺の隣で眠っているこいつをどうにかしねぇとな。

        ・・

「おい、起きろ。乙姫」

 

「すぅ」

 

「まったく、何時の間に入り込んでんだよ。ほら、起きろって」

 

埒が明かず、体を揺すりながら声をかけると眼を少しずつ開き、俺を見つめるとしならかに起き上がった。

 

「おはようございます、亮士様」

 

「ああ、おはよう。いろいろ言いたいことがあるんだが、なぜ何も着ていない」

 

こいつは、竜宮乙姫といい俺の部屋の隣に住んでいる。

左目の泣きボクロが特徴的な美少女である。

 

乙姫とは、小学校で知り合い中学では別々になったが御伽学園で再開し同じ下宿に住んでいる仲であり、週に5、6日は必ずこうしてベットに潜り込んでくる。

そのときは、必ず裸でだ。

 

「まさか、昨夜のことをお忘れになられたと!」

 

「そうだな、覚えていない。というよりも俺が帰ってきたのは、朝方の4時だ。それまで居なかったお前が何でここに居る。」

 

「愛のなせる技です」

 

「わかった、聞いた俺が馬鹿だった。また、お前扉の鍵を変えやがったな?」

 

そう、俺の部屋の壁には扉が付いていた。

この扉は、隣の乙姫の部屋に通じており自由に出入りが出来るようになっていた。

 

この扉は、最初からついていたんじゃない。

ある日、学校から帰ってみると扉が壁に取り付いていた。

この一見は、すぐに姉さんに知れ渡り『もとに戻せ!』とお叱りを受けたが、そこは乙姫の説得(もとい賄賂)ですぐさま解決。

 

だが、俺はそれではプライバシーの侵害だと言い、扉に鍵を付けたのだがそれさえも越えてくる乙姫。

鍵を何度も代えているのだが、10回を越えてからはもうどうでも良くなっていた。

 

「もういいから乙姫、自分の部屋に戻れ。これから犬の散歩だからな」

 

「まだ、おはようのキスがまだですが?」

 

「いいから帰れ!」

 

仕方ありませんねと言いながらベットから降り近くにあったタオルケットを体に巻きつけ扉の前まで行き急に立ち止まると振り返りながらこう言った。

 

「あ、そうです。聞き忘れていました。」

 

 

 

 

 

 

 

―――――ドキドキしましたか?―――――

 

 

 

 

「・・・・・しねぇわけねえだろ、お前みたいないい女ならなおさらな」

 

「それならよかったです」

 

満面の笑顔で乙姫は私室に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・ほんと、いい女だよ。お前は」

 

俺があの夢を見ているときには必ずそばに居てくれる乙姫。

俺に感情を取り戻させてくれた1人である。

 

 

 

 

 

 

 

「いい女だよ、とびっきりのな」

 

 

 

 

 

 

こうして俺の日常が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

「亮士様?起きられておりますでしょうか?」

         ・・・

「ああ、今行くよ。おつう」

 

 

 

さぁ、今日の依頼はなんだろうな?




私は、数々のラノベを読んできたがオオカミさんシリーズを越えるものには出会ってはいない。



それほどまでに、好きなのです!



ちなみに私は、桃ちゃん先輩と白雪先輩が好き。
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