狩人がイケメンでもモテていてもいいじゃない! 凍結中 作:銀色の空
いつになれば、オオカミさんの新刊がでるのか・・・
「あざっした~」
頬に湿布を貼り保健室を後にする。
あのあと何とか涼子を鎮め、一緒に登校しクラスに分かれたんだけど殴られた頬がボンボンと腫れあがり鞄を乙姫に渡して保健室に向かった。
まさか朝から保健室の世話になるとは思わなかったよ。
保険医の先生も『朝から何してんだコイツ』みたいな目で見てくるし。
「ふぁあ~!寝みぃし痛てぇし最悪な一日の始まりだな」
ホント最悪な一日だ、今日もほとんど寝てねぇし朝から山盛りの米を食べさせられるし涼子に殴られるしさぁ。
「ま、こんだけ不幸なことが立て続けに起きたんだ、少しぐらいはいいことがあればいいんだけどな」
そんな希望を持ち、俺はクラスへと足を進めた。
そしてクラスに着いた俺は扉に手をかけた途端に――――――――
ドガァァァァアアアアアアアアン!!!!!!!
教室内から爆発音が聞こえた。
中からは悲鳴や怒声などが扉を越えて聞こえてくる。
「目が!目がぁー!」
「な、なんだこれ!煙が目に沁みるっ!!」
「ちょっと!早く窓を開きなさいよ!って亜美!大丈夫!!」
「だ、大丈夫だ。あ、あれ?宇佐美、いつから分身できるようになったんだ?」
「大丈夫じゃありませんわ!みなさん落ち着いてください!こんな時こそタイムマシンでっ!」
「いいから田貫、あんたは黙ってなさい!ほかに、怪我してる人はいる?いたら手を上げなさい!」
「ヨォ~」
「あんたは自業自得でしょうが!!」
流石、奇跡の世代?が敷き詰められたクラス。
毎度のことながら酷い。
簡単になにが起こったか説明するとしたら―――
マジョが教室で実験を始める
周りはやめるように言ったが止められる人がいない(亮士・おつう不在)
実験続行
実験失敗
爆破☆
こんな感じだろ、たぶん。
想像できてしまう自分が怖いわ。
てか、こんなカオスな空間に入んなきゃいけねぇのか?
「・・・よし、行くか」
そして、覚悟を決めた俺は扉をスライドさせ教室内に入った。
すると、壁際に避難していたと思われる、リストとアリスが俺に気付き近づいてきた。
「おはよ、森野君?いやいや、ナイスタイミングだね?」
「ん、そうらしいな」
「もう少し早く来ていれば巻き込まれていましたよ」
さっき、想ったいいことがあればいいってこれか?これのことなのか?
そうなんだとしたら神様よ、怨むよホントに。
教室内は未だに煙が充満しており、周りの光景が見えてこない。
そんな中で、リストは思い出したように言葉をかけてきた。
「あ、そうだ。あの一件はどう?なんか進展はあったかな?」
「ん?ああ、証拠はなんとか手に入れたよ。これで何とかなるとは思うけど後はお前の判断に任せるよ。」
ズボンのポケットからUSBを取り出しアリスに差し出す。
「はい、たしかに」
「いいんだったら、今日にでも涼子と林檎とで行こうと思ってるんだけど?」
「んー・・・・・アリス君任せたよ?」
「仕事をしてください。」
「でも、アリス君の方が仕事早いし、正確じゃない?」
「それでもです。」
「えー、でも―――――」
リストとアリスの会話に耳を傾けながら少しずつ煙が晴れてきた教室を見わたすと未だに騒ぎが絶えない光景が広がっていた。
その光景を一言で表すとすれば―――――
「カオスだなぁ」
この一言に尽きた。
「あ、そうそう森野君の机なんだけど、たぶんダメになってるよ?」
「は?」
「マジョさんが実験時に森野さんの机も使ってましたのでたぶん手遅れかと」
「――――」
「森野君?」
「ッ!マジョォォオオオ!!!!!!!!」
「ヨー!!!」
こうして、俺の物語のほんの一ページがめくられた。
これから始まる、俺の物語。
その、プロローグが終わり本編が始まろうとしていた。
狩人がイケメンでもモテていてもいいじゃない!のはじまりはじまり。
うーん、キャラが足らん気がする。
原作もうろ覚えだし、また最初から読みなおします。
やっぱ、原作が完結してると書きやすいよね。