無音の暗殺者   作:忍び

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第7話

オーガとガマル暗殺から次の日タツミはマインと組むようになった。

二人が情報収集(マインの買い物)のため帝都に出かけている中、クロガネは上半身裸になって鍛練をしていた。

「・・・・・97,98,100」

片腕だけの腕立て伏せを終わらしたクロガネは滝のように流れる汗をタオルで拭き取り、近くにある木の日陰の中で座り込んで休憩をとっり、ボーッと青空を眺めていた。

すると後ろから誰かに抱きしめられて背中に柔らかい物が押し付けられる。

 

「うお!?」

 

 

突然の事に驚き後ろに振り向く。

そこには悪戯を成功した事を喜んでいるレオーネの顔があった。

 

「・・・・なんだレオーネか、ビックリした」

 

「いや~、ごめんごめん。でも、こんな美少女に抱きしめられているからいいじゃん」

 

レオーネは更に抱きしめて胸を押し付ける。

 

「・・・レオーネ、お前の場合美少女じゃあなくて美女の間違いだろ。つうか、離れろ」

 

「え~、どうしようかな?」

 

レオーネはクロガネの耳に吐息をかける。

顔を真っ赤にしたクロガネは強引にレオーネから離れて服を着る。

 

「あはははは!顔真っ赤じゃんクロガネ」

 

「誰のせいだと思っているんだよ」

 

着替え終えたクロガネはジトッとレオーネを見る。

 

「二人ともそこにいたのか。」

 

すると、ナジェンダがやって来た。

 

「どうしたんですかボス?」

 

「仕事だ会議室に来てくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の標的は大臣の遠縁にあたる男・イヲカル

大臣の名を利用し、女性を拉致しては死ぬまて暴行を加えている。

また、イヲカルを警護しおこぼれを与る傭兵六人も同罪。

傭兵達と闘ってしまったらイヲカルを逃がしてしまうのでマインのパンプキンによる狙撃でイヲカルを討つことになった。

三日月が輝く夜の林の中、マインとタツミを除いたアカメ達はマインの狙撃を待っていた。

クロガネは近くに立っていた木を登り、持っていた万華鏡でイヲカルがいる建物を見てる。

 

「どうだクロガネ、イヲカルの様子は?」

 

「多分、もうそろそろだと……お、出てきたようだぜ」

 

すると、イヲカルが沢山の人と一緒に建物から出たところを針穴に糸を通すかのようにマインが狙撃し、イヲカルに当たる。

 

「ビンゴ」

 

「奴らは?」

 

「こっちに向かってる、あと数分すればここにくるだろ」

 

クロガネは万華鏡をしまい、木から降りる。

クロガネが言う通り、数分後にイヲカルを警護する傭兵達がやって来た。

 

「来た来た。さあて、今回は暴れちゃうぞ」

 

レオーネが両拳を合わせてそう言って、処刑が始まる。

それから数分後、一人一人倒していき、最後の一人をレオーネが倒す。

 

「あー、スカッと爽やか☆」

 

スッキリした笑顔で言うレオーネ。

 

「・・・・・・」

 

「どうかしました?クロガネ?」

 

先ほど倒した傭兵達の死体をじーっと見ているクロガネにシェーレは怪訝そうな顔で傾げる。

 

「いや、死体の数が一人足りないと思って」

 

「クロガネもそう思うか?」

 

クロガネはアカメの質問に頷く。

 

「では、あと一人はどこに」

 

「考えられるとしたら、マインとタツミの方に向かったと思うのが妥当だな」

 

「!だったら急いで合流しないと!」

 

アカメ達はアカメ、レオーネを先頭に丘の上にある桜に急いで走る。

目的地点に近くと、マインとタツミの怒鳴り声が聞こえくる。

 

「何が射撃の天才だよ!秀才の間違いじゃあねえか!バカー、バカー」

「はぁ!?折角、仲間としてみとめてあげようと思ってたのに!それに私は天才に決まっているでしょう!」

 

「うるせえ!だいたい天才は自分で天才と言わねえんだよ!」

 

ギャーギャーと互いにいがみ合う二人。

タツミの後ろには胸に風穴を開けた男の死体が転がっており、それがイヲカルを警護していた最後の傭兵だとわかった。

 

「かけつけなくても大丈夫だったな」

 

「まったくだ」

 

レオーネとクロガネは笑って二人の口喧嘩を見ていた

これによりイヲカルと傭兵六人の暗殺が終わった

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