R15の限界に挑戦s(殴
一応描写は簡略&抑えたつもりですが、もし警告くらったらもっとやわらげます
「んっ…///せん…ぱい…ぁ」
先輩が仰向けに寝る私の首筋を舐める
背筋が甘い快楽でゾクッと震えた
「こら…病人は大人しくしてろって…」
髪を絡めとるように動く彼の指が心地よい
「でも…せんぱ…んっ!…だ、ダメ…だよぉ…///」
風邪の熱と先輩の体から伝わる熱で、頭がボッーとしてくる
「エリナの風邪…俺が治してやるよ」
「こ、こんなことしてたら風邪治るどころか先輩にふぅあ!?」
荒い息をつく私の口を、彼は勢いよく塞いできた
「じゃー俺に移して治してくれ」
「なっ!…それは…あ…だ…めっ…!」
自分の言いたいことだけ言って、先輩は口付けを続け私に反論のスキを与えてくれない
…こ、こんなに密着されてキスされて…
私…我慢できなくなっちゃうよ…///
風邪を引いてるから遠慮する…という理性が、どんどん溶かされていく
口内で絡め合う舌の音だけが静かに響く中、彼の手がそっと私の胸に添えられて…
…うぅ…もう…ダメっ…!
「どしたエリナ?甘えたくなっちまったか?」
「…っ!…せ、先輩が悪いんだよ?…だから…責任…とってもらうんだから…///」
もっともっと先輩を身近に感じていたくて…
上から覆いかぶさるように密着していた彼の首に両腕を回して抱き寄せた
「…後戻りは…できないぜ?」
私の服を脱がしていきながら先輩が低い声で囁くようにそう言うのが聞こえて、期待と緊張感でゴクリと生唾を飲み込む
「…うん…いいよ」
先輩になら…私…
「…そっか、じゃー…いくぞ」
そしてとうとう彼が私の下着を…
「…はっ!」
そこで私の目は覚めた
「…え?なに…今の…まさか…夢!?」
う、うそでしょ!?
あんな夢見ちゃうなんて私何考えて…っ///
恥ずかしすぎて、思わず枕に顔を埋める
「…そもそも先輩がいっつも中途半端にしかしてくれないのが悪いんじゃない!だからあんな夢見ちゃうんだから…そうよ!先輩が悪いのよ!」
挙句の果てに原因を先輩のせいにする私
…でも実際、私達結構長く付き合ってるけど、まだその…コトに及んでしまったことは実はない
もうちょっとで…というところでいつも先輩がやめちゃうんだよね…
…ヘタレなんだから
私は別に先輩ならいいのに…
もしかして未だに子供扱いされてるとか?
私にはまだ早いとか思われてたりして…
『エリナ~。起きてるか?俺だ。仕事終わったから、また見舞いに来たぜ~』
!!!
せ、先輩?
あわてて枕元に置いてある時計を見ると、もうとっくに日が沈んでる時間だった
「は、はい!今開けるね!」
今朝と比べて嘘のように楽になった体を起こし、部屋のロックをはずす
「おぅ!だいぶ元気そうになったなぁ」
「あっ…う、うん…」
先輩の笑顔を見てたらさっきの夢を思い出しちゃって…
カッと頬が熱くなる
「…んー。でもまだちょっと顔が赤いかな?」
…それはタブン風邪のせいじゃないですけどね…
「あっ…」
熱を測ろうとしたのか
先輩の手が額に触れる
…汗かいちゃってたけど、ひんやりとしていてとても気持ちよかった
「…うん。もうちょい休めば完全に治りそうだな。じゃー俺、また風邪に効きそうなもの頼んでくるよ」
「あ…はい」
ポンポンといつものように頭をなでた後、先輩がクルリと出口の方に反転して…
何か思いついたように部屋を出る前にもう一声かけてきた
「そうだエリナ」
「?」
「今度さ、俺に料理教えてくれよ」
「え?」
唐突な提案にポカンと口を開く
「いや、こういうことになった時とかさ、やっぱり俺が作ってあげたいんだ」
「あっ…う、うん…わかった」
そっか…先輩そんなことまで考えてくれて…
「ありがと先輩…」
「エリナの手料理食べさせてもらったし、今度は俺の番ってな」
それだけ言うと、手をひらひらと振りながら彼は退室していった
先輩の手料理か…ふふ、楽しみだなぁ~
「今度はスープだぞー」
トレーに器用に載せて先輩が持ってきてくれたものは、生姜の香りがする風邪に効きそうなスープだった
ネギとかお豆腐とか、豚肉も入っている
具合が悪くても食べられそうかつ栄養がありそうなチョイスの具材だった
「おいしそー…ムツミちゃんにはホント感謝だね」
「あぁ。俺からもお礼を言っておいたよ」
トレーごと私の近くにスープを置くと、先輩は椅子に座り何やら資料のようなものを取り出し始めた
「仕事の報告書、ここで書いてもいいか?」
「あ、うん。いいよ」
私が頷くと、彼は報告書のまとめ作業に入る
きっとあれを書くより優先して私のところまで来てくれたのだろう
もちろんそれはとても嬉しいのだが…
…今度は、食べさせてあげる…とか、言わないんだ…
ちょっとさみしい
「…ねぇ先輩。食べさせてくれるってさっき言ったじゃん?…今はダメなの?」
しばらく一人で黙々とスープを口に運んでいたが、つい聞いてしまった
「ん?だってもうだいぶ元気そうだし、一人で食えるだろ?」
「…それは…むぅ…食べられるけどさぁ…」
私が肉じゃが作った時はあ~んとかしてくれたのに…
って、あれも発端は私か
「やれやれ。具合が悪いと人は甘えたくなるってのは本当みたいだな」
一旦報告書から視線を外しこちらを見る先輩に、私は頬をふくらませて不満を示す
「まぁエリナの場合、二人っきりのときはどちらにせよスンゲー甘えてくるわけだけど」
「う、うるさい!…いいでしょ別に…先輩のこと、好きなんだから」
スープを飲んで照れをごまかしながらそっぽを向く私に、彼が小さく笑い声をあげた
「そうやって堂々と好きって言ってくれるのも、二人っきりのときだけだよな」
「…先輩もたまには言ってよ」
「好きだぞエリナ」
「へっ!?…あ…ぅ~!!!ずるい!」
手玉に取られていると言うか、からかわれていると言うか…
悔しくて、でも嬉しくて…
私は笑いながら彼を睨みつける
「何がずるいのか、俺にはさっぱり♪」
「む~!!!いつか絶対あっと言わせてやるんだから…!」
「へいへい。楽しみにしてるよ」
や、やっぱり悔しい!
「んじゃー、薬も飲んだし、後は寝るだけだな」
先輩が私の食べ終えたスープの食器を再びトレーに乗せてそう言う
「その前に体拭かないと…汗かいちゃってるし」
寝てる間に汗をかくのは風邪をひいてる時は良いって言うけど、服がべたついて気持ち悪いしね
「え~。風邪引いてる時とか、俺だるくて寝たきりになるけどなぁ」
「先輩と一緒にしないで!私は女の子なんですから!」
「おっとすまんすまん…じゃー俺が拭いてやろうか?」
「なっ…!で、出てけ!変態!」
「あはは、冗談だって。んじゃ、これ返してきたらもう一回くるから」
余裕の笑みってやつだろうか?
ちょっと腹が立つ笑い方をしながら、彼は退室していった
今日はなんか先輩のペースに振り回されっぱなしだなぁ…
…よし、ここで一つプランでも練って…!
「んじゃ、おやすみエリナ」
本当にわざわざそれだけ言うために戻ってきてくれた先輩に、私は先ほど考えた渾身の反撃案を実行に移すべく行動にでる
「…ねぇ先輩…おやすみのキス…してよ」
「は?」
「…だから、おやすみのキス」
あっけにとられて固まる先輩に、改めて自分がどれだけ恥ずかしいことを言っているか自覚するが、ここで引く訳にはいかない!
「…ったく、しゃーねーなー」
きた!
やれやれといった感じで薄ら笑いを浮かべながらベッドに寝る私の元へ近づく先輩を見ながら、内心シメシメと思っていた
そんな余裕を見せてられるのも今のうちだけなんだから!
「ほら、エリ「スキあり!」
顔を近づけてきた先輩の首に手を回し、ぐいっと抱き寄せる
「おっ!おい!?」
体勢が崩れているところに突然力が加われば、体格差が大きいとはいえ逆らうのは難しいはず!
結果は狙ったとおり、彼は私のすぐそばに横たわることになった
「えへへ。せーんぱい♪」
「お、お前なぁ…」
至近距離で見つめ合うと、先輩はわずかに頬を染めて視線を逸らす
「…だめだよ先輩。こっち見て」
「…はぁ…風邪引いてるくせによくやるぜ」
ため息をついてもここから逃げる気はないのか、彼は特に抵抗してこない
「ねぇ、私今日…先輩と一緒に寝たいな」
「…おいエリナ?」
流石にスルーするには意味深すぎる言葉だったのか
先輩の顔にわずかだか焦りが見えた
…ふふん…私を散々からかったこと、後悔させてあげる!
「いいでしょ?」
「お前そんな…せめて完治してからにしろよ」
う、うぐっ…正論
しかも真面目な顔で言われると、反抗しづらい
どうしよ…
「…え~っと…じゃ、じゃあ…ただ隣に居てくれるだけでいいからさ…ダメ?」
「……ふぅ…わかったよ」
でもここまできたらどうしても引きたくなくって、先輩に承認して貰えそうなギリギリのラインに留める
「んじゃー、これで俺に風邪が移ったらエリナが全力で看病してくれよな」
「うん!まっかせといて!」
諦めて仰向けに寝る彼の腕に、ギュっと抱きついた
「…おい。隣にいるだけって言わなかったか?」
「え~?いるだけですよ~?…あれ?もしかして、何か意識とかしちゃってます?」
「……おやすみ」
「先輩!?そこは何か反論しようよ!」
結局その後、そそくさと寝てしまった先輩が、小さいいびきをかきはじめた
「…もう…つまんない」
彼の腕を握ったまま、私は一瞬先ほど見た夢を思い出す
…先輩があそこまでしてくれるのって、いったいどれだけ未来の話なんだろ…
「…そんな簡単にできるわけないだろ…歯止め効かなくなりそうで怖すぎるんだよ」
END
ぐわぁああぁああ!!!
オチが思いつかなくて長引いたぁ!
しかもそのオチがさんざん悩んだ挙句なんか微妙だぁ…