らしいので書いてみた
細かい時系列設定は考えていませんが、すでに付き合っている状態です
超短いよ!
「知ってますかエリナちゃん?5月23日はキスの日っていうらしいですよ」
「キスの日…ですか?」
ラウンジでカノンさんと会話していたら、突然そんなことを言われた
「はい!昔極東で初めてキスシーンが出る映画が公開された日とかなんとかで…」
やけに嬉しそうにこちらの顔色を伺う彼女の考えていること…丸わかりですよ
「どうですか?教官先生にも教えてあげませんか?」
ほらね
…でもそういうふうに言われてる日なら、甘えてキスしちゃってみてもいいかもしれないなぁ
「わかりました!ありがとうございますカノンさん」
笑顔で手を振る彼女に別れを告げて、私は先輩の部屋へと向かうのだった
「と、いうわけで、キスの日らしいですよ!先輩!」
「ふーん。キスの日ね~」
…むっ
せっかく私が来てあげたっていうのに先輩ってば仕事が休みだからって、ベッドでゴロゴロしながらゲームして…!
「そうだよ!キスの日!キ・ス!」
構ってくれないのが寂しくて、ボフゥ!といい音を立てながら先輩の隣にダイブ!
寝そべってみた
「ねぇねぇ先輩~」
「…キスして欲しいのか?」
「ほしい!」
流石に察したのか、ちらりと横目でこちらの顔を見てきた彼の腕に、ぴったりと抱きついて甘えてみる
「ったくしょうがねーな」
ゲームを中断し笑いながら上半身を起こした先輩が、私の体も起こして顎に手を添えてきた
…チュ
「んっ…ん?」
頬にくすぐったい感触が
…一瞬だけ
「…それだけ?」
拍子抜けというか期待はずれというか…
もっとこう…恋人らしいキスを
「いや…なんだ…なんていうか…改めてキスするぞってなると、恥ずかしいっていうかなんというか…」
視線をずらして頬を染める彼の言葉に思わずくすっとする
恥ずかしい?
意外とかわいいなぁ先輩♪
「しょーがないなー。じゃー私からしちゃうよ!」
今日はリードを取れそうな気がして、勢いよく彼の首に腕を回して顔を近づけた
……けど
「………///」
あ…ホントだこれ…
改まっちゃうと、緊張して…
「…ほらな?恥ずかしくなるだろ?」
「うっ…///そ、そんなことないもん!」
強がってみせたけど、至近距離で見る先輩の眼差しや唇にドキドキと胸が高鳴って…
…っ、そ、そうよ!顔を見なければいいのよ!
あ…そういえば、カノンさんが喉にするキスは欲求のキスだって言ってたような…
先輩が知ってるかは分からないけど、これだったらあんまり恥ずかしくない…はず
それに、私の心情にもぴったりだし!
よし!
意を決して、先輩の喉に口付けをした
チュッ!
「ぉい!?エリナ!?」
驚かれたかな…?
唇越しに彼がゴクリと喉を鳴らすのが分かる
…優位に立ってる気がして嬉しい
「…ん…チュ」
「おい…ちょ…!」
そのまま胸板に手を添えて、私は先輩の喉を優しく啄むようなキスを繰り返した
…今私にできる精一杯の欲求
「エリナっ!一旦離れてっ…く、くすぐったいからっ!」
…これ先輩が喋るたびに振動が伝わってきて、結構面白いかも
「いやです!チュ!」
あ、喉仏!
「や、やめろって!」
「いやです♪」
そのあと暫く身をよじりながら、やめろと連呼する先輩に張り付いて私は喉へのキスを続けていたが、いつまでたっても収まる気配がないことを悟ったのか
「…っ~!よーし…わかった!お前がその気なら反撃の時だ」
先輩が肩をぐいっと押し倒してきた
「きゃ!」
更にベッドに倒れこんだ体を押さえつけられる
「…覚悟しろよ~。エリナに喉へキスされるのがどれだけ恥ずかしいことなのか。思い知らせてやるぜ」
そう言うが早いか、先輩の唇が喉に触れる感触がして…
「ひゃぁ!?」
思わず声を漏らしてしまった
唇や頬にいつもしてもらってるものとはまた違って、肩のあたりがゾクゾクする
でも別に…
「ぅん…先輩!もっと!」
「…あれ?エリナ恥ずかしくないの?」
うん…だって…
「先輩にキスされるの…好きだから」
私の言葉にピクリとして動きを止める先輩
「それにね、喉へのキスっていうのは…」
「欲求…だろ?」
「えっ!?」
先輩知ってたんだ!
「エリナが知ってるとは思わなかったけどな…だから俺もお前の喉にお返しのキスしたんだよ」
え…?
それって…
「お前が欲しい」
その一言とともに、先輩がまた口付けをした
…喉が焼けるように熱い
「私も…先輩が欲しいです…」
お返しと言わんばかりに私も先輩の喉へ…
「…キスの日っていいな」
「うん!」
その日、結局私達はお互いの欲求に素直に従い、ずっと一緒の部屋で過ごしていました♪
END
オチ考えんのムズすぎるぞ!!!