衣服や武器に買いに人間の里に行って確保することに成功する。
椛と妖術などを教えてもらう代わりに料理を教えることになった。
妖怪の山に帰ってきた二人は、荷物を片付けて、居間で樹の妖術の特訓が始まった。椛は蝋燭を
2本持ってきて、とりあえず、見本として、火を起こす。
「これ位はセンスが良くて一時間あれば、出来るよ、…って!?」
椛は既にもう一本の蝋燭に火が灯っていることに驚愕している中、樹が納得して、
「なるほどね、イメージが大切ってことか~うん?どうした椛?」
「いくらなんでも出来るの早すぎだよ!?」
椛はあまりにも興奮していて、大声をあげてしまった。心を落ち着かせると、
「まぁ初級はクリアだね。じゃあ次、能力判定をするよ何となくやれば、分かるから何かやってみ
て」
樹は目を閉じて、妖力を集中させる。すると、
「空間が歪んでる!?」
椛が驚いている声を聞くと、集中を切らさないように、細心の注意を払いつつ、目を開く。目に映
っていたのは椛の言う通り、歪んだ空間が広がっていた。樹は元に戻れと意識すると、空間は元に
戻る。能力は意識すれば簡単に発動することが出来ると椛から聞くと、能力を自由に発動させてい
ろいろと試してみた。
「今日はこの位にしておこうか?じゃあ、樹次は、よろしくね。」
そう言うと、椛は台所に向かう。樹ははいはい、と言うと、台所に向かうと椛が材料を用意してい
る。樹は、材料を見て今日教える料理を決め、説明をする。
―少年説明中―
一通り教えると椛は満足そうに、
「これがハンバーグですか!ありがとう樹!!」
どういたしましてと言うと、樹が皿に盛り合わせると、机に運び二人で食べた。それで1日が幕が
閉じた。
―幻想郷同時刻とある森の中―
森の中を走る人が一人。
「はぁ…はぁ…何なのこの森!?もうかれこれ5日も走ってるのに何なの!!?まだ抜けないの?」
少年は一旦足を止めて一息つくと、
「樹…君は大丈夫かな?」
歩みを進めると、少し開けた場所に出ると、顔を上げると、正面に高々とした山がそびえたってい
た。
「あそこの麓に行ってみようか、誰かに会えるかもしれないしね。」
少年は少しだけ元気が出て、走り出した。
―戻って朝の妖怪の山の椛の家―
樹は目が覚めると、あくびをしながら、寝癖をくしで直す。すると、椛もあくびしながら、1階
に降りてきた。寝間着ではなく、正装服を着ていたので、きっと哨戒の仕事があるのだろう。樹は
突然思い出したように、
「おはよう椛…相談があるんだけどさ?」
「うぅ…何樹ぃ…」
椛がまだ眠そうに言うと、
「いつかは、哨戒の仕事をしないといけないんだろ?ならさ~今日一緒に行ってもいいか?」
驚きの表情を見せると、
「別に構わないけど、でも失礼のないようにお願いね。」
樹は承諾を得て、うれしかった。すぐに部屋に戻ると、正装服に着替え、急いで玄関に向かう。も
ちろん昨日買った武器も持って、
―少年少女移動中―
着いたのは滝壺の近くだった。椛は、人影を見つけると、
「隊長おはようございます!」
と言ったので、樹は挨拶はしなかったが、頭だけを下げる。隊長と呼ばれる女性は、
「あぁ、おはよう椛。そっちのが新聞に載ってた新人だね。私は立花御木だよろしく、確かお前
は…
「俺は水無月樹です。よろしくお願いします立花隊長。」
「まったく、まだ小隊に入ってないやつが隊長って呼ばなくていいよ。」
何このツンデレみたいな性格と思いつつも、樹は、
「分かりました。では立花さんと呼ばせていただきます。小隊に入るまではですけど。」
「まぁ、とりあえず、そう呼んでくれ。じゃあみんな集まったようだから哨戒始めるよ。」
メンバー全員が返事をして、持ち場に着くようだ。樹は思った通り椛と一緒だった。持ち場に着
いてから、だいたいの内容について教えてくれた。簡単にまとめると、
・侵入者がいたらとりあえず、上に報告
・侵入者の追い出す
・戦いになったら出来るだけ、時間稼ぎ
・基本二人一組
・侵入者に警告を出す
という感じである。そして既に2時間は経過していて、何というか。
(侵入者来るまで暇じゃね?)
ということを考えていたが、何となく寝ようなんてことしたら椛に説教されそうだから樹は、寝
ないように出来るだけ頑張っている。すると突然、
「侵入者発見しました!樹麓に人間がいるから警告してきて!私は上に報告するから!」
樹は何となくでも警告の仕方を考えていたので、問題ない早速能力を使って、移動する。
麓に着き、少しうろうろすると、傷だらけでボロボロの様子で誰かが倒れていた。少年は気絶
しているようなので、一応安置において椛のところに移動する。見渡すと、持ち場に戻っていて
椛報告早いな~と思いつつ、
「様子見てきたぞ~男がボロボロな状態で倒れてたんだけどうする?」
「えぇ~気絶してるのか…一応家に運んでおいて…」
「了解だ、じゃあ運んでくるから5分位待ってろ。」
樹は再び麓に戻ると、少年の周りに妖怪たちが集まっている。樹は剣を抜くと、
「ちょっと退いてくれるかな~?こいつを運ばないといけないからさ~」
すると、
「ふざけんなよ!白狼天狗風情が俺たちの苦労を知らないで!!」
と一人が跳びかかってくるが、納刀し、
「スペルカード!!風刀 空将波!!」
パンチの容量で拳を前に突き出す。すると、拳の先から空気が密集して、そいつだけではなく、少
年の周りにいる妖怪をも吹き飛ばす。かろうじて、少年は飛ばされなかったので、担いで、家まで
能力で移動する。家に着くとさすがに椛の部屋じゃまずいと思って、樹の部屋で布団で寝かせ、少
年の顔確認する。すると、その顔紛れもない友達の一哉の顔だった。少し驚いたはもののまぁあの
時のは一哉自身じゃなかったからこっちにいても不思議ではなかった。寝ている一哉に、微笑みか
けると、持ち場に戻っていった。とりあえず戻って椛には自分の部屋で寝かせたと言って、椛の隣
に座る。すると、
「もうお昼の時間終わっちゃったからはい、これ。」
と言うと、おにぎりを渡す。樹は早く食べ終わり、見回りをしている。特に異変は見当たらなかっ
た。そして、隊長がきて、
「今日は終了だ、お疲れさん。」
「「お疲れ様でした」」
二人は、疲れたので、帰る途中いつの間にか出来ていた。屋台に寄ると、背に翼を生やした少女
が、
「あら?椛さん文さん以外に連れがいたんですか?」
と聞いてきたので、
「まぁ、新参者ですよ。ミスティアさん。樹って言うんです。」
「へぇ~そうなんですかよろしくですね、樹さん。」
「あぁ、ミスティアよろしく。」
「じゃあ、注文どうします?」
椛が酒を頼みそうになっていたので、
「ちょっと、今日は急いでるので、八目鰻を2本もらえます?お代はこれで」
「かしこまいりました。はい、八目鰻です。ありがとうございました。」
八目鰻の串を持つと、樹は椛を引っ張って家に帰る。
ドアを開け、樹の部屋を確認すると、少年は、驚いて、
「うわっ!天狗だ…僕に何する気ですか!?」
樹はため息をすると、
「助けてやったのに、そりゃあないだろ…でお前名前は?」
「え?えっと僕は、日之影一哉です。」
樹はその名前を聞くと、ふっっと笑うと、
「よう、一哉。俺だよ、水無月樹。姿は変わってるけどな。」
一哉は、それを聞くと、
「い、樹なの?何でそんな姿になってるの!?どうしt「落ち着けっての」
いろいろ聞く一哉にデコピンして、黙らせる。椛は空気を読んでくれたらしく、退出してくれた。
「痛いじゃないか…本気でやらないでよ…」
一哉は痛そうに、おでこを抑えるが樹は気にせず、
「この姿は簡単に言うと、狼に噛まれてこうなった。そしてこの幻想郷で第二の人生を歩むことに
したんだ…妖怪になったんだから仕方がないってやつだ。とりあえず、今日は俺の部屋に泊めるけ
ど、明日には一哉には外の世界つまり、元の世界に帰ってほしいんだ。帰り方は知ってるから
さ。」
「そんなの勝手過ぎるよ!なら僕もk「お前に死んで欲しくないんだよ」
これ以上言わせないその気持ちで言う。すると、椛が料理を持ってきた。一哉はそれを食べると、す
ぐに寝てしまった。樹は仕方なく、居間のソファで横になった。
これからが第1章の中盤ですね。一哉との再会もアイディアにありましたので採用
何となくの勢いで書くこれぞ音紅クオリティなんですぐにキャラ紹介も投稿します