勘違いから始まる物語   作:壬生咲夜

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お待たせしました!!
今回はちょっとだけ長いです。






「噂の男子について取材しました!!」 (後編)

ひ、酷い目にあいました。

2連続でまともに取材で来てないとは由々しき事態!!

しかも虚先輩には結局はぐらかされてしまいましたし…

 

「んんっ」

 

さて、次は相川さんか更識さんあたりにでm―――

 

「無視をしないで貰えるだろうか」

 

………………………あ~~~~、何でしょうか篠ノ之さん

 

<篠ノ之箒>

 

「一夏の事で取材しているそうですね。なら、“最初の幼馴染”である私が適任だろう」

 

いや、彼は織斑先生の弟さんではないと言ってますが

 

「そんなことはない、あいつは一夏だ!! 一番付き合いが長い私や実の姉である千冬さんが見間違うハズない!!」

 

目の色とか思いっきり違うんですけど…

 

「あれはきっとグレて千冬さんの下から飛びだしたさいにそこら辺の不良を真似て髪と眼を染めたに違いない!! ちょっと格好良いなどと思ってすぐに似合わない変な色に髪を染めたりカラコンをつけて……あれが中二というものなのか?」

 

……それ、言峰君や周りの人に言わない方がいですよ。

確実にブチ切れますから

 

「だいたい、最近の一夏は幼馴染の私を差し置いて他の女に現を抜かしおって――(ブツブツ」

 

さ、ほっといて次に行きましょう

 

 

<セシリア・オルコット>

 

Q.貴女からみた言峰君は?

 

「ご主人さm――」

 

おだまりんす!!

 

「あうっ!!?/// い、今の、もう一度……あら? どちらに行かれたのでしょう?」

 

 

<凰鈴音>

 

「ちょっと!! なんで最初に私のとこにこn――」

 

 

<更識 簪>

 

「時雨ですか? そうですね……ライバルです」

 

お、いいですね。

大会で熱い戦いをしたお二人にはピッタリです!!

では、そんなライバルに贈る言葉を一言!!

 

「もう一度言うのは何だか気恥かしいですけど……んん、次は私が勝つ!!」

 

あざっした~!!

 

 

 

……ところで、さっきから気になってたんですけど、何で私物に名前を書いてるんです?

 

「最近になって気付いたんだんだけど、何か私物が減ってたり入れ替わってたりして……」

 

やだ、ストーカーですか?

普通なら異性の犯行って事になりますけど、言峰君は基本女子寮に近づけられないから違うだろうし…ファンの仕業でしょうか?

 

「…ねえs―更識先輩なら兎も角、私にはそんなの」

 

(ファンというより布仏さんとの仲を見守る会みたいのがあるんだけど、黙っとこ…)

 

「何か?」

 

いいえ、何も…

 

 

 

<更識楯無>

 

あ、たっちゃ~ん!!

 

「あら、薫子ちゃん。取材?」

 

うん、言峰君についてなんだけd……どうしたのたっちゃん、怖い顔して

 

「ナンデモナイワ」

 

そ、そう?

えっとぶっちゃけ彼についてどう思ってる?

 

「コロス」

 

ダークな笑顔のたっちゃんなんて見たく無かったな……というか、何をしたのよ言峰君

 

「アハハ、冗談よジョーダン♪」

 

(ウソだ。さっきのはマジで言ってた)

 

ん? あれって確か……

 

「どうしたの薫子ちゃん?」

 

いや、あそこに置いてあるマグカップと同じのを妹さんも持ってたな~って

 

「っ!?」

 

驚いたな~。

双子は離れていてもどこか繋がっていて似たような思考・趣味を持つってのは聞いたことあるけど、姉妹でもそうなるのね。

 

「そ、そうなの!? いや~私もビックリ! まさか愛しの簪ちゃんと全く同じのを使ってるだなんてお姉ちゃんとっても嬉しいわ!!」

 

相変わらず妹大好きねたっちゃん。

そういえば仲直りは………あっ

 

「え、何? その察しました的な顔!?」

 

うん、何でもないよ。

…その、頑張って!

 

「ちょ、薫子ty――」

 

 

――――――

 

さて、ここいらで十分かな?

そろそろ大本命である本人に直接インタビューよ!!

 

<言峰時雨>

 

はぁ~い言峰君。今、大丈夫かな?

 

「大丈夫じゃないんで帰ってください」

 

そう言わずに学食割引券あげるから

 

「で、話ってなんでしょうか?」

 

切り替えはやっ!?

まぁ、いいや。

えっと他の人たちから色々と聞いたんだけど、入学してすぐの頃に“白い粉”を手渡そうとしたとか

 

「ああ、“うどん粉”ですね。ネタでやりました」

 

なんで“うどん粉”が?

 

「……教会で時々作るんですよ。()()()()()()()()()()()()()()()()()をね

 

はい?

 

「作ってる時に『どうして、いつも、余計な、所に、付くのよ!!』、『クソォーッ!! 燃えろっ!! 消えろっ!!』って言うんですよ」

 

あっ………ど、どうでした?

 

「…コシはありますよ。ええ…。けど、少なくとも俺は美味しいとは 絶 対 に言いたくない」

 

そ、そうですか…

え~次のインタビューに移ります。

言峰君は大の麻婆好きで、教会では毎週金曜日に必ず麻婆が出るとか

 

「ええ、その通りです。一時期は朝昼晩全て麻婆だったときがありますよ」

 

え?

 

「しかも辛口だけ」

 

それ虐待じゃないですか?

 

「当時は皆で口をそろえて『質素な料理が食べたい…』って言ってましたね」

 

普通は逆ですよねそれ…

 

「流石に耐えかねて揃って抗議したら“師匠お手製の麻婆豆腐を誰か一人でも完食できれば止めてやる”って挑発付きで言われて、10人くらいで挑戦したんですよ」

 

それで言峰君か他の誰かが完食したと

 

「…まぁ、確かに俺が完食しましたね」

 

 

 

―――

――

 

「食い、切ったぞ、クソ神父!!」

「フム、少しばかり辛さが足りなかったか?」

 

「「「「「(十分辛いっつーの)」」」」」

 

頭…いや、味覚おかしいんじゃないかコイツ?

 

「これで約束通りオール麻婆を止めろよ」

「ああ、神に誓って約束を守ろう」

 

「「「「「(ウソクセェ…)」」」」」

 

「だが、非常に残念な事に他の者が残した麻婆がこんなにも残っている」

 

嫌な汗がそっと流れる。

 

「おい、まさか…」

「我が教会の掟は覚えているな?」

「だ、出された食事は残すべからず…」

「その通りだ」

 

その瞬間、参加した面子の叫び声が上がった。

 

「ハ、ハハ…嘘だろ?」

「ム、無理だー!?」

「これ以上食べたら那珂ちゃんの声が変になっちゃうよ!?」

 

そうか…“誰か一人でも”ってのはこうなる事を見越しての罠だったんだな。

 

「ここは男の見せどころだと思うのだが…どう思うかね?」

「イ、いや…流石にそれは――」

「だ、大丈夫だ時雨。これくらいオレもゆっくり食って――」

「目がブレてるわよ天龍ちゃん」

「……神通、那珂、二人の麻婆をあたしの皿に乗せな」

「姉さん!?」

「大丈夫、二人はあたしが護るよ」

 

それなりに楽しそうに皆の叫びを眺める外道神父。

俺が聞くのもアレだが、コイツ、本当に聖職者か?

 

にしても、あと残すこと約7人前ってところか…

 

 

 

はぁ……………腹、くくるか

 

「なぁ、みんな」

 

「「「「「?」」」」」

 

「後は、頼んだ…」

 

「「「「「時雨(ちゃん)!!!???」」」」」

 

 

「がふっ!!!!????」

 

 

気がついたら涙目で心配そうな顔を浮かべた女性陣に囲まれていた。

あれやこれよと献身的過ぎる看病を受けさせられ続け物凄く気恥かしかったのと男性陣からの嫉妬の炎が物凄く辛かった。

そしてこの光景をそれなりに楽しそうな笑みを浮かべながらカメラで記録する外道神父が物凄く腹がたった。

 

―――

――

 

「…豆腐の角に頭をぶつけて死なないかな師匠」

 

突然何を言ってるんです?

てか、普通に考えて豆腐で人は死なないと思いますけど…

 

「いや、秒速340メートルで射出すればヤれる気が……イヤ、普通に避けられるか」

 

そこまで考えて!?

え、その弾速で避けれるの?

 

「少なくとも、俺が出来ることはそれ以上に出来ると思って頂ければ」

 

そ、そうですか…

え~続いては、ぶっちゃけ、その髪と眼は自前ですか?

 

「(篠ノ之か凰あたりだな言ったの)…カラコンなんて付けてないですし、髪も一応自前です」

 

一応、とは?

 

「……諸事情で色素が抜け落ちたんですよ。元々の色は確か……茶色だったかな?」

 

ほう、元々は茶髪だったと

奴隷(ペット)を飼う趣味は…

 

「無い!」

 

ちっちゃいのとおっきのはどっちが良いですか!!

 

「? 強いて言うなら大きい方ですかね。いろいろ出来ますし(分けたりとか)」

 

そうですよね~。

大きいと色んな事(プレイ)が出来ますからね~

 

「?」

 

いえいえ…、あ、そう言えば布仏先輩についてなんですが

 

「ノーコメントで」

 

ほう、ならばこちらの方で勝手に捏造を――

 

「黛先輩。麻婆豆腐(外道味)食べたくありませんか?」

 

心の底からごめんなさい。

プレハブ小屋のローンは返せそうですか?

 

「中々厳しい状況で、夏休みになったら(恐いお兄さん方を)狩りに行くつもりです」

 

狩り?

 

「ええ、(顔がわれてるから慎重にヤらないといけないから)中々大変ですよ」

 

???

えっと次は一部の生徒からお兄ちゃんとよb――

 

「さて、豆腐はまだ冷蔵庫にあったかな」

 

――じゃなくって!! この学園に入った感想を

 

「あ~、色々と厄介な事に巻き込まれるが、それなりに楽しんでいます」

 

最後に今後の目標をお願いします!!

 

「試験に合格し教会の後を継ぎます」

 

そこは国家代表になってモンドグロッソを優勝するぜ!! って言うところじゃないですか?

 

「貴重な男性操縦者として逃げられないのは解っていますが、やはり俺の行きつく先は“教会の後を継ぐこと”なんですよ」

 

どうしてか理由を聞いても?

 

「――から」

 

 

「いえ、なんでもないです」

 

そうですか、これでインタビューは終わりです。

ありがとうございました。

 

「それじゃあ、俺はこれで」

 

はいは~い。

さて、帰ったら早速纏めなきゃ!!

 

それにしてもアレが言峰君が強くあろうとする理由(ワケ)

あ、最後のは聞こえなかったから書かないであげるわね♪

 

 

 

<オマケ>

 

「そうえいば、どうして大会で雪片を使わなかったんです?」

「……あ」

「(忘れてたんだ…)」

 

『シクシク…』

 




以上で取材編は終了です。
ぶっちゃけ、飽きたのでかなり投げやりな感じで終わりにしてしまいました。

少し前までは教会ではオール麻婆でした。 
時雨たちが反抗した結果、何とか毎週金曜日だけになりました。
この時を切っ掛けに時雨は麻婆党に移籍しました。

全ては愉悦のため、麻婆党を増やすために


教会の面子に艦これの軽巡が登場!?
正直オリキャラを考えるのも他のキャラを探すのも面倒だったんですけど…
艦これはアニメが放送される少し前にハマりました。

川内が可愛いと思うんですけどレベルが高いのは戦艦たちというね
いえ、ちゃんと改二にまでしましたよ?
ただ攻略するのに戦艦や空母が必要で、そうなると使用コストが半端なく、遠征組へと……


ふと思ったんですがSAOで結婚するとアイテムストレージが共通化されるのですが、一組の夫婦…夫Aを妻Bとします。
Aはパーティを組んでフィールドやダンジョンにて狩りを続け、拾ったアイテムや素材を全てAのアイテムストレージに入れます。
やがて満杯になったら警告文が出ると思うので、そうしたらBが手に入れた全てのアイテムを取り出してギルドホームのアイテムボックスに保管。
次にBはアイテムストレージに回復道具やご飯などを入れ、Aはそれらを取り出してパーティに渡す。
と言った事って出来るんですかね?
もし可能ならば半永久的に探索し続けられますし、ギルドホームに残ったサポート職はスキルをガンガン上げられ、出来上がったモノは売ったりすることできるんですかね?

あと、圏内殺人事件がおきる前にフィールドボス攻略会議でアスナがNPCを囮にすると言い、キリトがそれに反対するシーンですが
第一層に籠っている浮浪者や牢獄入りしたプレイヤーを囮に指名。
その時に
「ただ、そこにあるだけなら生きてないのも同然だろう?」
「こちらは有効的に使えるし、あちらも恩賞はたっぷりと貰える。まさにWin-Winだが…どうかね?」
と外道チックな感じのセリフ言います。
……完全にアスナや他プレイヤーの怒りを買いますね。

次回は日常編の予定しています。
それでは、また……



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