勘違いから始まる物語   作:壬生咲夜

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好評のようなので続きを書いてみました。




チャイナ娘襲来までの話

<初のIS実習>

クラス代表を無理矢理することになってから数日。

 

「よし、飛べ!!」

 

ISの初実習でお手本としてISの展開と飛行をやれと言われた。

 

「どうした織斑。スペック上ではブルーティアーズよりも白式の方が上の筈だが?」

 

素人に無茶を言うね…。

あと、言峰です。

 

フム、それにしても遅いか…

ならばいいだろう俺の中の最高速度をイメージしてやる!!

思い出せ、ブチキレて銃剣持った神父とのリアル鬼ごっこを、途中でバッタリ会った全身紅いコートのおっさんに二丁拳銃で追いかけ回されたあのおぞましい日を!!!

 

[ゴウッ!!]

 

アバババ、止まらね~

 

「へ? は、はや…っぶふぇあ!?」

 

あ、オルコット轢いちゃった。

 

 

 

<祝勝会>

夕方になるとクラスメイトが祝勝会を開いてくれた。

どうでもいいが、君たち試合前に罵倒しまくってたよな?

ああ、ただ単に騒ぎたいだけね…

 

そして何故か両隣に座る篠ノ之とオルコット。

頼んでも居ないのにコップに注がれてミックスされる飲物、美味しいですよと差し出される菓子類、俺を挟んで睨みあい&口喧嘩。

頼むからどっか行ってくれ。好き勝手に食わせろ。

遠く離れた席に居るのんびりとした子達にSOSを送ったら

 

『巻き込まれたくない』←手話

・-・・ ・・() ・-・-・() -・・・ ・・() ---()』←モールス信号

 

 

……器用だね君たち

 

「はいは~い、新聞部です♪ 『代表候補生に喧嘩を売り、七光で専用機を貰った卑怯で屑な最低野郎』と噂されてる言峰さんに突撃インタビューしにきました!!」

 

喧嘩売ってるなら買うぞコラ

 

「冗談よ冗談。で、インタビューなんだけど」

 

太い精神をお持ちなようで…

取りあえず、噂の大半は勘違いだと言っておこう。

 

後日、『自らの罪を認めない最低な男』と噂が流れた。

何で?

 

 

 

 

<転校生襲来>

祝勝会の翌日、いつもの陰口・悪口を無視しながら教室に着くと転校生が来るという話題で盛り上がっていた。

どうやら中国から来るらしい。

IS学園にも転校生ってくるんだな……受けてない授業の単位とかどうなってるんだろ?

 

「あら、今さらになって私の存在を危ぶんでの転校かしら?」

 

それは無い。

第一、オルコットは対抗戦に出ないだろ。

 

「頑張ってね言峰君♪」

「ことみ~が勝ったら皆が幸せだよ~」

「専用機は一組(うち)と四組だけだから余裕だよ♪」

「学食デザート半年フリーパスは確実ね♪」

 

昨日まで散々な態度だったのに勝手な事を…

 

「その情報古いわよ!!」

 

声のした方に振り向くと、何かちっこいのが仁王立ちで立ってた

スゲェ似合わなぇ…

 

「二組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単に優勝できないんだから」

 

へ~、そうなんだ。

 

「久しぶりね。会いたかったわ一夏」

 

だからさ………どちら様?

 

 

 

 

<昼休み>

再び『久々に再会した幼馴染を忘れた最低野郎』の噂が立ったとさ。

ワーパチパチ……

 

のんびりとした子達と食堂に向かうと何故かついてくる篠之乃とオルコット。

着いたら着いたで再び仁王立ちで待ち構えるちっこいの。

ラーメン伸びるぞ?

 

さて、今日は何を食べようかn……こ、これは!! 麻婆豆腐…だ、と?

昨日までは確かに無かったメニューだ。しかも激辛味!!!

これは師匠の弟子として、麻婆党の一員として食せねば!!

 

暫くすると差し出される熱々の麻婆豆腐。

ほう、中々の赤さだな。

どれ、一口。

 

「それで、貴女はどちら様ですの?」

「あたしは一夏の幼馴染よ!」

「何、幼馴染だと? お前など私は知らんぞ」

「ああ、確か私の前に転校してった子がいるっていってたっけ」

「ほう、ならば私が“初めての”幼馴染だな」

 

フム、ボクシングで言うとジャブと言ったところか…

 

「あっそ、でそっちのあんたは?」

「んん、初めましてイギリスの代表候補生のセシリア・オルコットですわ」

「そ、よろしく。ねぇ、一夏クラス代表になったんだってね? 私が練習見てあげようか?」

「「必要無い!!(ありませんわ!!)」」

「一夏には私が教える約束をしている!」

「第一、貴女は二組でしょう! 敵の施しは受けませんわ!!」

「あたしは一夏に聞いてるのよ」

 

ここからは一気に攻略する!!

赤く染まったレンゲを掬い口に運んではすぐにまた掬い口に運ぶ。

それにより連続でジャブを受けるが、その程度なんてことない。

 

「「「ギャーギャー、ワーワー!!!」」」

 

フハハッ、温い温過ぎるぞ!!

 

「ま、いいわ。積もる話もあるし、後でまた会いましょう」

「「二度と来るなチビ!!」」

「あ゛?」

 

ふぅ、中々の辛さだったな。

だが俺の――いや、俺たちの求めている辛さには到底及ばない。

まだまだだな、おばちゃん。

 

あれ? いつの間にかちっこいのが居なくなったな。

あと、何で篠ノ之とオルコットは立ってるんだ?

さっさと食わないとチャイムなるぞ?

 

「ことみ~流石にそれは無いよ~」

 

解せぬ…。

 

 

 

 

翌日、食堂のおばちゃんが修行の旅に出た。

 




如何でしたでしょうか?
突発ネタなのに一回の投稿で別の作品を上回るのが何とも複雑です…。

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