勘違いから始まる物語   作:壬生咲夜

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お待たせしました。
何とか間に合いましたので投稿します。
今回は静寐視点にしました。

また、後書きにてアンケートを取りたいと思います。
よろしければご協力の方をお願いします。



クラスの纏め役な少女の独白

鷹月静寐です。

クラスの纏め役や1組の良心、本のセンスが変とかって言われてたりします。

そんなにおかしいかな?

 

言峰君が食堂を出て行ったあと、私たちも急いでご飯を食べて追いかけたんだけど、見つからなくて。

午後の授業に顔を出すどころか、緊急事態が起きたとかで午後の授業そのものが無くなっちゃたの。

 

カレンと簪も呼ばれてたから、専用機持ちだけで何か秘密の作戦を行ってるのかも。

あ、他の専用機持ちというかお断り3は怪我と精神が不安定だから救護室にいるみたい。

 

部屋でナギを慰めたり、癒子を落ち着かせたりしてたらいつの間にか夜になっていて、カレンと簪だけが帰ってきたの。

 

言峰君は?

 

「……お義兄様は自室待機命令中です」

 

…え?

 

「…理由はどうであれ、暴力を振るったことに変わりはない。詳しい事情と今回の事件についてこれから会議を開くって」

 

なに、それ?

どういうことなの!? 先に攻撃してきたのは専用機持ちの筈じゃない!!

目撃者だってたくさんいる!!

 

「…それはわかってる。でも、殴った相手が候補生、ましてや専用機持ちと篠ノ之博士の妹」

「国からの多大な援助金(ワイロ)を失うことや篠ノ之博士の怒りを買うのを恐れているのでしょう」

 

そんな……言峰君は悪くないのに

 

「こ、言峰君どうなっちゃうの?」

「今回のことを機に女尊男卑派が騒ぎたてて学園から追い出そうとしてるみたいですね。先ほど教員部屋を通りましたら『所詮、男は野蛮な生物で首輪をつけて研究所で飼った方が安全だ』と聞こえました」

「…それと同時に織斑先生が『私の弟にそんなことはさせん!!』って叫んでた」

「あの方は何をトチ狂ってそう断言しているのでしょう?」

 

あはは…言峰君が聞いたら「あんたの弟になった覚えはねえ!!」って怒りそうだね。

 

「そうですね。それと万が一に備え、今迄の事をレコーダー付きで教会に報告しましたので最悪な事態は回避されるでしょう」

 

そっか…

でも、言峰君は学園を追い出されなくて済むのよね?

 

「恐らくは…(まぁ、お義兄様からすれば学園から追い出してくれるのはバンバンザイでしょうが…)」

「よ、良かった…」

「でも、いつの間にそんなことしてたのよカレン」

「愚兄同様、レコーダーを持ち歩いてまして、それを空いてる時間にやったまでです」

「ほへ~カレっちは凄いんだね~」

「いえ、別に…」

 

何でも無いように言ってるけど、実際はすごく大変だったんだと思う。

 

あの時、私は騒いでる皆を止める事が出来なかった。

なにが“クラスの纏め役”よ…。

 

「…確かにあれは凄かった」

「かんちゃん?」

「…他クラスも含め、いつ、誰が、何を言ったのか一字一句間違えることなく書面化してた」

「へ~……あの時いの一番に怒ると思ったけど、そういうことだったんだ~」

「な、何ですか皆してニヤついた顔をされて…キモチワルイ」

 

ううん、ただカレンがお兄ちゃん大好きなんだな~って改めて思っただけだよ?

 

「だ、誰があんな愚兄なんか!! 私はただあの人がこのまま処分されたら教会もタダならぬダメージを受けてしまうから動いたまでで――」

「あ~はいはい。わかったから、お風呂に行こうか」

「ふ、二人とも汗とか疲れもでてるしね?」

「私たちも~お昼からず~~っと部屋に籠りっぱだからね~。早く行こ~♪」

 

本音の元気な掛け声と共に準備を済ませた私たちは部屋から出てお風呂場の方へと向かいます。

 

そう言えば、一部の専用機持ちだけ集めて何をしていたのかな?

気になって聞いてみたら、「国家機密だから言えない」と言われました。

 

……もしかして戦ったの?

 

「「………」」

 

だんまりってことはそうなんだ…。

言峰君は大丈夫なの? 怪我とかしてない?

 

「ああ、それなら大丈夫です」

「…寧ろ、相手の方がフルボッコで可哀そうだった」

 

……何をしたの?

 

ヘッドショットをしたやら、零距離でお腹に荷電粒子砲を撃っただの、例の電撃鞭で縛って海に沈めただの、浮き上がったところを48のミサイルを打ち込んだだのと出るわ出るわ物騒な単語のオンパレード。

 

何をしきてたの!?

 

「「…陸に叩きつけて甲冑組手をした時雨(お義兄様)よりかはマシ(かと…)」」

 

エゲツない!?

 

「ああ、気になる!! すっごい気になる!!」

 

「「でも言えません/…でも言えない」」

 

「っ~この!!」

「ゆ、癒子落ち着いて」

「ヒッヒッフ~だよ~」

 

それはラマーズ法だよ本音。

あと、いつの間にか仲良くなってるね二人とも

 

「「そうですか?/…そう?」」

 

うん。

 

「………まぁ、あれです。私たちも人間ですから」

「…お風呂に浸かってリラックスしたら、今みたいに()()()()口を滑らせることもある」

 

それって…

 

「よし、なら早く温泉に行こう!! (そして今度こそ本音のバイスバディを堪能したあと洗いっことしょうじて豊満な乳をモミモミしてやるわ!!」

「ゆ、癒子途中から声が出てる」

「おっと、私としたことが」

「かんちゃ~ん」

「…大丈夫、本音は私が守る」

 

あら、漢前…

 

 

そうやって少し賑やかに廊下を歩いていた時――

 

 

 

「すんまへん、ちょいええどすか?」

 

草場から一人の女性が現れて声をかけてきたの。

……誰だろう? 私服みたいだから従業員じゃないし、教員でこんな人見たことが無い。

 

「ああ、そないに警戒せいでおくれやす。用がすんやら、すぐに帰りますえ」

「何よ用って」

「実は…皆はんにお願いがおますんどす」

「お、お願い、ですか?」

「そうどす…」

 

京都弁…だよね確か?

でも着てる服がチャイナってどうなの?

そんでもって足はスニーカーってどれか一つに統一してよ!!

 

「そのお願いとやらはなんでしょうか?」

「あんね………」

 

 

 

 

 

「皆はんのパンツ、頂けまへんか?」

 

 

……何を言ってるのこの人

 




はい、というわけで、犯人(変態)の登場です。


今回で終わらせられませんでした…、恐らく、次で臨海学校編が終わりになります。

さて、前書きにも書きましたが、アンケートを実施したいと思います。
それというのも、このSSのUA数が20万を突破したのです!!
さらにお気に入り登録も1300、感想が250超えともう驚きの連続です。

読んで頂いた方、登録してくれた方、ご感想を書いてくれた方、本当にありがとうございます。

アンケートについてですが、記念SSを書こうと思いまして、以下の4つから選んでいただけたらなと思います。

①IF リリカルな世界だったら
恭也や忍と同世代で無印にちょいちょい関わる話

②IF 2年早く入学してたら 続編
前に突発ネタで書いた話の続きです

③麻婆の恐怖
シリアス打ち壊し、麻婆狂による麻婆の話

④どうでもいい
さっさと本編の続きかけや


アンケートは活動報告の【UA数20万突破記念】にお願いします。


http://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=84037&uid=15898
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