勘違いから始まる物語   作:壬生咲夜

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すみません、年始あたりから高熱でダウンしてました。
熱が39度から下がらずで処方してもらった薬を貰って徐々に治ってきました。



文化祭後の話

<報告>

 

今回の件について語ろうと思う。

 

文化祭時に襲撃の可能性が高いと踏んだ俺たちは罠に嵌めてやろうと囮作戦を実行。

作戦内容は文化祭を呑気に楽しんでいるフリをしながら敵を集め、それを一網打尽する手筈だったのだ。

 

まぁ、一部の裏切りが居たせいで先輩とデートモドキをすることになったのだがそれは置いておこう。

 

本来ならば罠に嵌った時点で俺と会長さんで捕縛する手筈だったのだが、他にも大会が行われていた第三アリーナが襲撃されたそうだ。

恐らくだが、第三アリーナは戦力を分散させる為の囮で本命は俺の捕縛又は殺害だったのだろう。

 

もっとも、別所で襲撃が起きていると知った時、敵の方(噛ませ犬さん)が驚いていたのが今一謎なのだが…。

 

会長さんは長として来賓や生徒など人が多くが集まっている第三アリーナを放置することが出来ず守備隊と迎撃戦に参戦。

急がなければという焦りから迎撃に時間が掛ってしまい、俺一人を危険な目に合わせてしまったと後で謝られた。

別にこっちはこっちで好き勝手に暴れさせてもらったから気にしなくてもいいのに……

 

さて、ここからちょっとした問題だ。

襲撃者の迎撃と俺の生存という最低限の目標を達成できたが、結果的に多くの人間の襲撃を許してしまった事から各国から「学園の警備は大丈夫なのか?」、「もし良ければ我が国の精鋭を警備につけよう」等と何らかの干渉があると思っていた。

だが、それとは別の問題が発生していた。

襲撃者の中に現在身分詐称等の罪で服役している筈の“シャルロット・デュノア”やドイツ軍IS部隊隊員だった“ラウラ・ボーデヴィッヒ”など秘密裏に脱獄し、それを隠していた人物らがいたのだ。

これに隠していた各国の重鎮は大慌て、さらに調べると幾つかのISも奪われていたという事も発覚しそれらに付け込んだマスクウェル司祭がネチネチと遠回しな嫌味を言いつつ責任問題を追及し幾つかのお偉いさんの首が飛んだそうだ。

 

それから襲撃者の中に“織斑”の姓を語る少年と少女がいて、

管制室で指揮(本当に指揮をしてたのは会長さん)をとっていた担任曰く、「間違いない。あれは私の弟…一夏だ」だそうだ。

 

…信憑性うっすいな~。

 

会長さんが迎撃をしながら微かに聞いた会話の内容を纏めると…、

 

「千冬姉とは違う道になったけど、俺は俺の選んだ道を進む!!」

「正義を持って悪を切り、世界を正す!!」

 

……ちょっと遅めの中二病かな?

 

 

 

<消したい出来事>

 

雪片弐型を取り上げられた。

 

取り上げた担任曰く、「貴様は一夏ではないから雪片は返してもらう」とのことだ。

 

 

…………………………ひゃほ~~~~~~う!!!

 

やったね!! キタコレ!! 雪片弐型(邪魔な荷物)が無くなったぜ!!

 

何か他にも「よくも騙してくれたな」とか「偽物が成敗してくれる!!」と周りが騒いでた気がするけどそんなことどうでもいい!!

これで一々外部に武装を付けて重くしなくても多数の武器を使える!!

“何の武装を積んでいるのか分からない”というアドバンテージが今まで無かったからな~。

 

な・に・をつもうかな~♪

 

手榴弾や拳銃は腰回りに付けとくからいいとして、ここはやはり得意ジャンルの近接武器にするか、あるいは今まで使う機会が少なかった射撃武器、お蔵入りになってる先輩方の自作武器も捨てがたい。

む、待てよ…拡張領域(パススロット)ってどれくらいだろう?

白式の拡張領域(パススロット)が元々少なかったのか、逆に雪片の容量がデカ過ぎたのか。

それ次第で戦術が変わるからな。

よし、早速整備室に行って先輩に見てもらおう!!

 

 

 

と気分上々であれこれ調べてもらったり相談に乗ってもらったりしてたら先輩に「可愛いですね♪」と笑われた。

 

クソ恥ずかしい…///

 

 

 

<とあるネット掲示板より抜粋>

 

632:スノウ

ウソ…

 

何デ?

 

取らレちゃっタ?

 

アレが無くなッたラ私ハどうすレばイイノ?

 

マスター トテモ 喜ンでル

 

ワタシ ハ イラナイコ ナノ?

 

633:名無しの生徒

……おい、誰か励ましてやれよ

このままだと病むぞ

 

634:ガリ勉

チャラ男、お前がやれ

 

635:チャラ男

ム・リwww

 

636:名無しの生徒

即答とかマジwrs

 

637:名無しの生徒

というか、もう既にヤンデル気がする件。

 

638:名無しの紳士

いや、まだ間に合う!!

 

639:名無しの紳士

俺たちの幻ノ女はこんな試練乗り越えて最初の頃の様な純粋無垢な幻ノ女に戻るハズだ!!

 

640:名無しの生徒

…スノウが純粋無垢だったのって最初の頃だけじゃね?

途中から自分は居らない存在なのかって病んでた気がするんだが……

 

641:希望の生徒

それは違うよ!

 

642:名無しの生徒

>641 ただ言いたかっただけだろお前?

そう言えば、少し前はかなり明るくなかったか?

 

643:ガリ勉

フム、恐らくコレの事だろう。

 

―――――――――――――――

【お願い】ご主人様が私を使ってくれない【助けて!!】part2

 

235:スノウ

ヤッタ~~~!! マスターが私のチカラを使ってくれたよ!!

偶に投げられたりしたけど、たくさんたくさん使ってくれた!!

うれしい、本当に嬉しいよ~~~~ヾ(*´∀`*)ノ

 

236:名無しの生徒

良かったなスノウ!

 

237:名無しの生徒

オメーッ!!

 

238:名無しの生徒

ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ

 

237:スノウ

グスッ……皆、ありがとぉ!!∑d(≧▽≦)

 

238:名無しの生徒

ホッコリ…(´∀`*v)

―――――――――――――――

 

644:名無しの生徒

コレだ!!

 

655:名無しの生徒

スノウの可愛さにプライスレス

 

656:名無しの生徒

あの頃のスノウマジ天使だったな…

 

657:通りすがりの紳士

いえいえ、今のスノウさんでも私は―――

 

 




今回で文化祭の話は終わりになります。

シャルロットが(一応)再登場し、ラウラも(一応)初登場しました。
そして何気にマドカも(一応)初登場。

ですが、全員セリフ無し!!

今更ですが、何気にチェルシーの話も一緒に消してましたね。
どうしよ、あの話バックアップ無いんだよな……。

次は少し日常編や修正中の夏休み編を投稿し、終章に入りたいと思います。

それではまた…
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