<一年の部>
クラス代表に選ばれた候補生(専用機無し)によるふつーの戦いでした。
………いや、だってそれ以外に何を語れと?
ん~~~、敢えて言うならあれだな。マニュアル通りの戦術と操縦。
型破りも泥臭さも無いから熱意も面白みもかけている。
会長さんも「今年は
<VSマゾリア>
事前情報で武器を新調したと聞いてたので警戒してたらBT兵器がでかくなってた。
砲門が増えてて一斉射撃だと結構ヤバイ威力だ。
さらに砲塔が動くタイプで真横に撃てるとかもう初見殺し過ぎだろ。
おかげで何発かダメージを負ったが、調子に乗ってバカスカ撃って弾切れになったところを猛スピードで駆け抜ける!! …なんてあからさまな罠に引っ掛かるわけないだろ。
突っ込むふりをして弾道型BT兵器を発射する瞬間に合わせてトリケロス改から取り出した拳銃でミサイルを破壊し、弾道型BT兵器を誘爆させた。
その隙に今度こそ
殴った際に恍惚とした顔だったが気にしない。
<VS更識 簪>
いつも通り思いっきりぶつかって最後に殴りあう。
…のは会長さんからNGを喰らったので適度にやる気を出して終了。
結果は俺の負け。ルールを制限されまくるとやっぱキツイな。
更識も似たような感じで不満一杯といった顔をしている。
それでも一般的には良い試合だったが1年からは「やっぱり所詮は男ね」と影で言われるようになったらしい。
…どうでもいいな。
後日、ちっこい先輩から「君に賭けてたのに何で負けてるんスか!!」と怒鳴られた。
知るか!! 文句あるなら“諸々の事情で本気出すな”、“格闘戦(殴りあい)NG”、“新入生でも理解できる動きで戦え”ってルール出した会長さんに言えや!
<三年の部>
ふつーに会長さんが優勝して
ふつーにちっこい先輩が準優勝
ただ、それだけ
<
布仏の司会進行のもと各学年の優勝者が舞台に上がって表彰されている。
本来なら会長さんの仕事だったんだが、
自分で自分を賞賛とか痛いわ~
と呟いたところ急遽布仏に変更。
慌てふためく布仏の抗議は、俺と会長さんの殴り合いによって流された。
ドンマイ
ゆったりと癒されるような眠くなるような進行だったがそれも終わりを迎えた頃、
ただし、“地面から”がつく。
これには俺らもビックリ仰天。
外からの襲撃に備えて空を警戒してたのにまさかの地面から。
この為に上級生所詮敗退組&実力者組による海上警備や出力を上げたシールドの意味がまるで無くなった。
ここ暫くの俺たちの努力を返せと叫びたくなる。
しかも―
『空からだと思った? 残念☆地面からでした~♪』
とフリップボードを持ってサザエさんのように腰をクネクネしてるのが非常に腹立たしい。
あまりにもイラッとしたので俺と会長さんによるストレス発散によって数十分で無人機を撃破。
そして何事も無かったかのように司会進行する姿に新入生はドン引きしたとか…
<念の為の捕捉>
時雨と簪が“全力”で戦わなかったのは襲撃者対策の為です。
あとはISでの殴りあいで入学早々新入生をドン引かせないためもありましたが…
セシリアは「ビットの数を増やすと思い通りに動かせない。なら、砲門を増やせばいいんじゃね?」という極論でBTを試験的に改造してもらいました。
ビットのイメージはアストレイのドレッドノートXです。