Fate/Zero ~狐と男の娘のお気楽な物語~(仮) 2016年6月11日凍結   作:蒼の料理亭

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お待たせしました。
最新作更新です。
今回は、キャスターが大活躍?しています。
主人公たちの出番がなくごめんなさい・・・・。
あと、今更キャスターの言葉遣いが難しいな。


11話 『聖杯戦争2日目① 英雄集結』

~キャスター視点~

 

マスターから意外なお願いをされて、1日が経った次の日の夜、街の港近くで「セイバー」と「ランサー」が戦闘しているところを少し離れたところで観戦していた。

一応、マスターのお願いでもあるけど、一番は自分が他の英雄達を見てみたかっただけなのだ。

それを、マスターとタマモに言ったらタマモには呆れ顔されたが、マスターは「戦闘時以外は好きなようにしていいよ。」と言われたときは、思わず抱きしめちゃった。

マスター達に一言言ってここにきてしまったのだ。

まぁ、戦闘を避けることと真名とマスター達のことがバレないようしないといけないけどね。

その代わり、マスターからいくつか礼装を貸してくれたんだよね。

そのひとつが今ボクが身につけているマント型の礼装、確か名前は「悪魔の黒衣」だったかな。

元は、魔術などの特殊効果を防ぐものらしいけどタマモが改造してアサシンほどじゃないけど「気配遮断」スキルも付与されているんだよね。

もう少し、デザインが可愛ければいいんだけどしかないかな。

さて、セイバーとランサーと戦闘に目を向けていると、「ライダー」が乱入してきて、真名を宣言している。「征服王イスカンダル」かあ・・・金ピカの時にも思ったけど色んな英雄がいるんだなぁ。

そんことを考えているとライダーがセイバーとランサーを勧誘している。あっ、二人に拒否られている。まぁ、しょうがないかどっちも真面目そうだし。

 

 

「聖杯に招かれし英霊ども! 今ッ!! ここに集うがいいッッ!!!!」

 

「─────なおも顔見せを怖じるような臆病者は、征服王イスカンダルの侮蔑を免れぬものと知れッ!!!」

 

あっ、ライダーが他のサーヴァントへ姿を現すように言って、金ピカサーヴァントが出てきた。

タマモが言ってた通り、あの金ピカも王様なんだ。

たぶんセイバーも王様ぽいし、王様が多いな、

さて、ボクも行こうかな。マスターのお願いもあるし。

 

『じゃあ、ボクも挨拶しようかな。』

 

そういって、ボクは「悪魔の黒衣」を脱ぐと、セイバー、ランサー、ライダーが突然気配を感じたのかビックリしてこちらに目を向ける。

本当に気配遮断できるだ。すごいなぁ、これ。

 

「初めまして。ボクは今回の聖杯ではキャスターのサーヴァントだよ。よろしくね。」

 

そう言って笑顔で他のみんなに笑顔を向ける。

そんなキャスターに毒気を抜かれたのかアーチャーは出していた武器を引っ込める。

 

「ふん、雑種がまた増えたか。貴様も王を名乗るつもりか。」

 

「う~ん、期待に応えられなくてごめんね。

ボクはそんな大層なものでなくて、そこらへんにいる英雄だよ。最古の王様。」

 

「・・・ほう、我を知るか。」

 

タマモも言っていたけど金ピカの王様は別に正体を隠す気はないみたいなんだよね。

まぁ、ライダーもそうだけどやっぱり王様は自信まんまなんだなぁ。

 

「まぁ、マスターが結構英雄とかに詳しいから教えてくれたんだ。それに王様も隠す気ないでしょ。あれだけヒントが分かるってマスターが言ってたよ。」

 

ボクは全然わからなかったけどね。考えるの苦手だし。

 

「ふん、少しは見識のある雑種もいるようだな。」

 

金ピカの王様が少しボクのマスターに興味が出たみたいだ。

ボクとアーチャーが話していると、ライダーも話に加わってきた。

 

「ほう、お主がキャスターか。しかし、魔術師らしくない格好じゃな。」

 

「そうだね。ボク自身魔術師じゃないし、たぶん余ったクラスがキャスターしかなかったから無理矢理付けられたのかな?」

 

「貴様は、道化のほうが似合っているぞ。雑種。」

 

「あっ、そうかもね。」

 

ボクがに和やかにしているせいか、周りも毒気が抜けてしまったようだ。

 

「キャスター、貴様はなぜここに来た?」

 

セイバーが疑問に思ったことを口にする。普通のマスターならこんなところに出てくるのは戦略的に意味がないし当然だよね。

 

「まぁ、最初はセイバーとランサーの戦闘を見に来ただけなんだけど、ライダーが出てくるように言ってたから出てきたんだよ。」

 

「ほう、なかなか気概のあるな。お主」

 

ライダーが大きな声でボク褒める。少し嬉しいな。

 

「ありがとう、ライダー」

 

満面の笑顔でライダーにお礼をする。

ライダーのマスターが少し顔を赤くしている。なんでかな?

 

「マスターよ。何顔赤くしておるのだ。」

 

「う、うるさいぞ!ライダー!!」

 

ライダーとライダーのマスターのやり取りみながら、ボクはマスターのお願いがあるのを思いだした。

 

「あっ、マスターからお願いがもあったんだよね。」

 

「な、なんだよ。お前のマスターの願いって!?」

 

ライダーのマスターがキョドりながらボクに質問する。

ボクは笑顔のまま答える。

 

「うん、そのために今からボクの質問にここにいるみんなやここを見ているマスター達は答えてくれないかな?」

 

「・・・・・・・・・」

 

ボクの提案に場が静まりかえる。

そんな沈黙を打ち破ったのは、やっぱりアーチャーとライダーだった。

 

「・・・よいぞ道化。貴様と貴様のマスターに興味がでた。王に質問することを寛大に許そう。」

 

「うむ。ワシもいいぞ。質問してみるがいい。」

 

王様二人の了承をもらったので、ボクはセイバーとランサーの二人に顔を向ける。

二人とも若干戸惑った顔したが、セイバーは隣の女性に、ランサーは念話で確認したんだろう。無言で頷く。

 

「ありがとう。じゃあね。今からボクのマスターからの願いを言うから、それに対して返答をお願いね。」

 

「よかろう、話すがいい。」

 

アーチャーが代表して答える。

 

「じゃあ言うね。と言ってもマスターは特に聖杯にかける願いんだよね、

ただ、聖杯戦争に関係ない犠牲者を出さないようにすることなんだよ。」

 

「「「「・・・・・はぁ?」」」」

 

「・・・・・・」

 

周りのみんなが変な顔をする。まぁ、そうだよね。万能の願望機と言われる聖杯に願うのではなく、ただ犠牲者を出したくないだけなんだから。

 

でも、聖杯『戦争』である以上難しいんだよね。それがわかったのかみんなが真面目な顔する、そんな中・・・。

 

「くっくっくっくっ・・・・・」

 

アーチャーが笑っている。

 

「なんだ、道化のマスターもやはり道化なのか?」

 

「う~ん、そういうわけではないけど、王様はそう思っちゃうのかな?」

 

「ふん、で、道化よ。貴様のマスターの願いを聞かされて、我らに何を聞くというのだ?」

 

「うん、ボクがみんなに聞きたいのは・・・・・」

 

ボクは満面な笑顔でみんなに尋ねる。

 

 

 

 

「みんなは、ボクのマスターの願いを叶えてくれるかな?」

 

 

 

 

 

 

次回に続く。

 

 

 

 

 

 




中途半端でもうしわけありませんが、今回はここまでです。
次回以降当分、キャスター視点で話が進んでいきます。
白野とタマモ好きのみなさんは申し訳ないです。
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