Fate/Zero ~狐と男の娘のお気楽な物語~(仮) 2016年6月11日凍結 作:蒼の料理亭
仕事が忙しく、うまく更新できませんでした。
大変遅くなってしまい申し訳ありませんが、本日更新します。
聖杯戦争の夜が明けた。
ムーンセルでの聖杯戦争とは違い、周囲に被害が出ないように気を遣っていたためか
どっと疲れが出たようだ。
あれから、直ぐに寝てしまい、昼頃になってようやく目が覚めた。
この世界に来てから、朝からアルバイトなどをしていたためか、
こんなに遅く起きたことがなかった。
聖杯戦争中は、アルバイトを休むことを店長に伝えてあるので
特に問題はないが、やはり、昼まで寝ているとだらけてしまうようだ。
「お目覚めですか?ご主人様」
そう言って声をかけてきたのはタマモだった。
よく見ると、マイルームの一角に設置したちゃぶ台に食事の用意をしている。
桜も食器を運んで手伝っているようだ。
「おはよう、マスター。よく眠れた?」
タマモの後ろから顔を出して、キャスターが挨拶をしてくる。
キャスターも食事の準備を手伝っているようだ。
あぁ、おはよう。
挨拶をして起き上がる。昨日の疲れが残っていると思ったが
きちんと疲れがとれたようたようでよかった。
今日も、聖杯戦争がある。疲れて動けないといことがないように
しないといけない。
こんなところは、一週間の準備期間がある月とは大きく違うなと思った。
「もう少し寝ていても構いませんでしたのに。」
いや、そういうわけにもいかない。
聖杯戦争は始まっているのだ。
いくら、夜に行うからといって昼間何もしないわけにはいかない。
「分かりました。取り敢えずワタクシが用意した愛情たっぷりのご飯を食べてください。
何事も、食事は大事ですよ。」
そうだな。お腹も減っていることだし先に食事を済ませよう。
「はい。こちらに用意しましたので、どうぞお召し上がりください。」
タマモに進められるままに、ちゃぶ台の一角に座ると、当然のように
キャスターとタマモが両隣に座り、桜が自分の前に座る。
「それじゃ、いただきます!」
そう言って、元気よく食べ始めたのはキャスターだった。
「まったく、あなたは魔力供給があれば基本的に食事をする必要はないでしょうに。
なんで、あなたの分まで用意しないといけないのですか。ご主人様からも言ってやってください。」
サーヴァントは基本的に魔力供給があれば食事の必要がない。
そのため、普通の人である自分や桜、受肉しているタマモとは違い、キャスターは食事の必要はない。
もちろん、自分の魔力供給が十分でなく食事で魔力を補うことができるそうだが、今はとくに必要はない。
ただ、タマモにとって魔力供給のことなどどうでもよく、自分の愛情たっぷりの料理をご主人様以外に作ることが嫌なだけだが・・・
「だってご飯を食べるのって楽しいじゃない。タマモのご飯って美味しいし言うことないようね。」
キャスターも特に魔力が足りないとかではなく、ただ楽しいから食べているようだ。
自分も特に反対はしない。タマモには負担をかけてしまって申し訳ないが、
自分は、月でもそうだったが大勢で食事をするという経験がないから新鮮で楽しい。
「えぇ~ワタクシとしては新婚家庭ように、ふたりっきりで、ラブラブで、濃密な食事をしたいと常に思っているのに・・・」
この発情狐のいうことは置いておいて、食事を済ませてしまおう。
(ちなみに食事内容は和食。タマモが得意としている料理メニューだ)
食事を済ませ後片付けしたあと、タマモがどこからかホワイトボードを取り出す。
「さて、ご主人様とようやく更新して読んでくださっていらっしゃる読者のみなさんのために、
各陣営のまとめと、今後の動きについて話し合いましょう。」
タマモがメタ発言と作者をディスっているが気にせず、ホワイトボードに目を向ける。
タマモはスラスラと各陣営のマスターとサーヴァントを記入していく。
「さて、まずは昨日までに判明しているサーヴァントとマスターをまとめていきましょう。
まずは、ワタクシたち『ご主人様とその妻とおまけ陣営』です。」
そう言って、自分とタマモ、キャスターと桜の絵と名前を書いていく。
さらっと自分のことを妻と言っていたが、とくにツッコミをしない。
あと、絵がどこかの漫画で出てきそうなデフォルメされているキャラクターたちだ。
「まず、マスターは我らがご主人様。魂がイケメンすぎて眩しいです。
次に、ご主人様の妻、サーヴァント界一カワイイ、タマモちゃんです。
そして、ワタクシとご主人様の娘(予定)の桜。」
タマモから呼ばれて、桜がVサインしている。なんか嬉しそうに笑顔だ。
自分の笑顔になってしまう。
「最後にワタクシたち夫婦のお邪魔虫。キャスターのアストルフォ。
さっさと聖杯戦争を終わらせて、お帰り願いたいです。」
すっごい嫌そうな顔して、キャスターを見るタマモ。
キャスターはそんなタマモをニコニコしながら見ている。
「ボクは、いいマスターに出会えたから嬉しいよ。
タマモたちも面白いし、いい感じだね。」
「ふん、その笑顔なんかにだまされませんよ~だ。
あなたの笑顔に、別世界のルーラがあざとくなった原因ではないですか!」
「いやぁ~彼女が勝手に追い詰められていっただけだと思うけど・・・・」
このままだと脱線し続けそうなので、タマモに先を進めるように即す。
「あっ、はい、ご主人様。
さて、ワタクシたちの目的はご主人様との結婚、「バチン!」あっイタ!」
最近なれてきたように、タマモを叩いて先を進めさせる。
「もぉ~ご主人様も照れて可愛いですね。
まぁ、それは置いておいて、ワタクシたちの目的は、まず聖杯戦争による被害を最小限にすること。
特に、無関係の人への被害を出さないことです。これは今のところ順調ですね。」
そうだな、ホテルを火災で燃やしてしまったことは少しやりすぎだと思うが、
そうしないと、セイバー陣営がホテルを爆破解体するそうだから仕方がない。
「次は、桜の願いである間桐雁夜を救うことですが、これは今夜の展開次第ですが
今夜、桜の願いと間桐の化物を片付ける予定です。」
「・・・・(コクり)」
桜は黙ったまま頷く。
桜の件もあるが、間桐の件は解決する必要がある。
しかし、明日は確かライダー陣営と会う予定じゃなかった?
「はい、詳しいことは夜に話しますが、今夜、片付けます。
そうしないと、間桐雁夜がもたない可能性があります。
ただでさえ、バーサーカーは魔力負担が高い上に、間桐の蟲に犯されている体では
長くもたないし、仮に助かったとしても時間をかけすぎると体を治療することもできなくなります。」
そうか、桜の件は聖杯戦争後でも解決できるかもしれないが、
雁夜は別だ。助けるのは時間との勝負だ。悠長にはできない。
「ご主人様にご理解してもらったところで、最後は聖杯についてです。
ワタクシとご主人様には願いがないし、キャスターも受肉以外の願いはない。
受肉には、そんなに魔力を必要としません。ですから、余った魔力を処理する必要があります。
そのへんは、取り敢えず今後の動き次第で対応していきましょう。
まずは、聖杯の器、小聖杯を手元におく必要がありますね。」
小聖杯、タマモの話では、セイバーの隣いた女性。アインツベルンのホムンクルスが小聖杯とのことだ。
できれば助けたいと思う。小聖杯の器である彼女は聖杯が完成に近づくについれて、人間としての機能を失っていき、最後には死んでしまうとのことだ。
しかし、その方法が思いつかない。凛やラニがいれば相談できるんだけどな・・・・。
「ご主人様、あまり背負い込みすぎないでください。人間にはできることに限界があります。」
そうだ。月でもそうだった。
結局救うことができたのは、彼女たちだけだ。
すべてを救うことはできない。だから、手に届く人たちを救おう。そう決めたじゃないか。
「ご主人様が納得してくださったところで、次は他陣営について分かっていることを書いていきましょう。」
そう言ってタマモはまたデフォルメされた絵を書いていった。
「というところで、申し訳ありませんが次回に続くそうです。
まったく、救いようがないクズ作者ですね。ご主人様!」
・・・・・・ごめんなさい。
次回へ続く。
本日はここまでです。
次回についてですが、本日は夏期休暇でなんとか更新できましたが、
まだ仕事が忙しいのは変わりありません。
一応、次回の更新予定ですが来月のシルバーウィークに
連休が取れたら更新しようと考えています。
また間を開けてしまい申し訳ありませんが、
応援のほどよろしくお願いします。