Fate/Zero ~狐と男の娘のお気楽な物語~(仮) 2016年6月11日凍結   作:蒼の料理亭

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サブタイトルが全然思いつかないのです。
思いついたら、随時更新しますので、それまでは時系列や原作のサブタイトルを流用させてもらおうと思います。


1話 『原作開始2年前 衣食住の確保①』

さて、この世界で生きていくことを決めたのはいいが、はっきり言って先立つものが何もない。

特に、衣食住の確保は必須だ。

月の聖杯戦争の時とは違い、肉体があるため腹はへるし、マイルームみたいな居住区があるわけでもない。

着るものもそうだ。

現在、タマモ(キャスターと呼ぶと逆に目立つと、タマモが言い張るので真名呼びになっている)は受肉しており、霊体化はできないとのこと。

タマモの服装(青を基調とした和装[EXTRA参照])は特に目立つ。

露出もそうだが、狐耳や尻尾が隠せないのも目立つポイントになっている。

今は、どこかの森の中のようで人の気配はないが、街へ出てしまうと、すぐに補導されてしまいかねない。

 

どうしたものかと頭を悩ませていると、タマモが不安そうな顔で覗き込む。

 

「どうされましたか、こ主人様?」

 

イヤ、今後の生活をどうしたものかと考えていたと、タマモに言うと、

 

「なんだ。そんなことでしたか。

ご安心ください、ご主人様。取り敢えず、当面の衣食住は問題ありませんよ。」

 

と、タマモは、胸を張って答える。

どう言う意味かと訪ねてみると、

 

「ご主人様、月で使用していたスマートフォンはお持ちですよね?」

 

あぁ。と答える。月ではマイルームを開くための鍵だったり、礼装やアイテム、お金の代わりだったりと、様々なところで使用していたので、肌身離さず持ち歩いている。

 

「それを使えば、月で使用していたマイルームを呼び出すことができますよ。」

 

そんな馬鹿な。と思う。ここは過去であり、SE.RA.PH(セラフ)やムーンセルがない可能性もある。ましてや、ここは電子世界ではないのだ。

できるはずがないと思ったが、タマモの言うとおりに起動されてみる。

 

ーーーーブオン

 

すると、なにもないところに見覚えのある扉が現れた。

 

なんでさ。と思う。

 

「やりましたよ、ご主人様。これでワタクシ達の新婚生活が開始できますね。

さぁ、早く入りましょう。」

 

タマモに押される形で、扉を開き中へと入っていく。

 

 

 

 

 

 

 

「お帰りなさいませ、ご主人様。ご飯にします?お風呂にします?それとも、ワ・タ・ク・シ?

きゃぁ~~~!!!これ!!!これこそが、ワタクシは望んた新・婚・生・活!!!

テンション、上がってきた~~~~~!!!!!!!」

テンションが変な感じになっているタマモはスルーして、中を見渡してみると、電脳世界で生活していたときに使用していたマイルームそのままであった。

和を基調とした内装([EXTRA CCC参照])やインテリアがどこか懐かしい感じもする。

どういうことが、タマモに訪ねてみる。

 

「えぇ~~~。そんなことどうでもいいじゃないですか。

今大事なのは、ワタクシと新婚生活をどうするかだけでございましょう。

さぁさぁ、ご主人様。あちら丁度よく布団があることですし、今からめくるめくる愛の生活「バシッ!!!」イタァ!」

 

せ・つ・め・い・し・ろ!!

 

「もう、ご主人様はイケずなのですから。

まぁ、ぶっちゃけご都合主義の賜物ですね。」

 

おい、メタ発言は控えろ。

 

「まぁ、真面目に言うなら、ご主人様は、この世界にムーンセル、即ち、月の聖杯がないと考えているのですよね?」

 

あぁ、ここは俺たちの世界より過去なのはだから。

月の聖杯があるのはおかしいだろ。

 

「そもそも、その考えが間違っているのです。」

 

もしかして、ここは過去じゃないのかと考えるが、そういうわけではないらしい。

ここは、過去で間違いないらしいことは、タマモによって説明をうけた。

なんでも、この世界は、多くの神秘(未来に比べたら)あるとのことで、少なくとも自分達の世界よりは過去とのこと。

 

では、どういうことなのかと疑問に思うと、タマモが順序よく説明してくれた。

そもそも、月の聖杯は太陽系最古の遺物にして神の自動書記装置。元々は異星の文明が地球の生物を記録する為に設置した観測機だったが、「地球の全てを余す所なく観測するには、地球の全てを掌握出来る程の性能が要る」という考えによって、情報だけで宇宙の物理法則を書き換えられる程に収束された光を中枢に蓄えた、万能の器なのである。

つまり、この時代では月の聖杯が発見されていないだけで存在はしているとのこと。

では、なぜマイルームが使えるかというと、自分の令呪は月の聖杯とラインがつながっていて一定の権限があり、その一つがマイルームの使用許可だと言うのだ。

未来の令呪なのに、この時代で使えるのはなぜかと聞くと、月の聖杯は過去や未来だけでなく、無限の平行世界とも繋がって情報を共有化しているとのこと。

たとえ、未来の令呪であろうとも、ムーンセルと繋がっていることは変わりなく、この時代のムーンセルでも権限が使用可能だと言うのだ。

 

「まぁ、やっぱり、ただのご都合主義万歳ですけどね。」

 

だから、メタ発言は控えろ。と怒るが聞く耳を持たないタマモ。

ちなみに、なぜ、タマモが知っているのかというと、令呪の権限を使い、ムーンセルから情報を取り出しているからだと言うが、なら、自分ではできないのかと聞くと、

 

「ご主人様だと、どの情報が必要か判別できずに脳がショートしてしまいますよ。」

 

とのこと。もともと魔術師(ウィザード)としての才能がないから仕方ないが、なんか腑に落ちない。

 

 

 

次回へ続く。

 

 

 




少し短いですが、切りがいいのでここまでにします。
次は、衣食住の衣と食ですが、これはすぐに解決する予定です。

なので、次は、生活に必要なお金を稼ぐために、街を散策する予定です。

なお、マイルームの使用は一時的な処置であり、お金を稼げるようになれば、アパートなどを借りる予定です。

まだ、聖杯戦争開始まで時間がかかると思いますが、気長に待っていただけると幸いです。

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