Fate/Zero ~狐と男の娘のお気楽な物語~(仮) 2016年6月11日凍結   作:蒼の料理亭

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「Fate-EXTRA 月海原学園放送部」のDJCDをやっと購入しました。
まだ、全部聞いていないが楽しく拝聴しています。



3話 『原作開始2年前 いざ冬木の街へ 』

さて夜が明けて、日が上り始めた時間帯に自分とタマモは街の方へと歩いていた。

朝一の時間帯でまだ眠気はあるが、やはり初めての地上といいこともあり年甲斐もなく楽しみにしていたようだ。(生まれてからはあんまり年数が経っていないと思うが・・・)

 

「朝からデートとは、ご主人様もなかなか大胆なんですから~~。

さぁ、ご主人様!!いざ、街へ!!月では出来なかったことを、い~~ぱいしましょうね!!」

 

タマモもウキウキしているようだ。

ちなみに、心配していたタマモの狐耳と尻尾は消えている。

最初は、目立つことを覚悟にアクセサリと言い張ろうと思ったが、自分は忘れていたが、タマモから変化スキルがあるとを教えてくれた。

月では使うことがなく頭から消えていたが、ここで役に立つとは思わなかった。

タマモは使うことを渋っていた(渋った理由は設定参照)が、先進誠意説得(タマモを煽てて)を行い狐耳と尻尾を隠すことだけ了承してくれた。

 

さて、もう少しで街へ着きそうだ。

道路の標識に書かれていた街名・・・「冬木市」へと・・・

森から30分ぐらい歩いて冬木市に到着した。

まだ、朝も早いこともあり人通りは少ないが何人かすれ違った。

こうして、NPCや魔術師(ウィザード)以外の一般人に会うと何かドキドキしてしまう。

タマモは、そんな自分をニヤニヤした顔で見ている。

 

「まぁまぁ、ご主人様ったら子供みたいにキョロキョロして可愛いんですから。

もう、ワタクシはそんなご主人様をみてドキドキが止まりません!

こ・れ・が、「幸せ」、なんですね。」

 

何に幸せを感じているのか知らないが、タマモを無視して商店街らしき所へ歩きだす。

 

「あぁ~~~ん。冷たいご主人様!!

これはこれで「有り」ですね。

さぁ、ワタクシを罵ってください!!」

 

自分は、初めてタマモに向かってドロップキックをかました。

 

 

 

 

 

~商店街~

 

 

商店街についたが、まだ開店前の店が多いのかシャッターが閉まっている。

 

「イヤイヤ、ご主人様!何、話を進めているのですか!?

先ほど、可愛い可愛い貴方の良妻に向かってドロップキックをしたことはなくなりませんよ!?

見てください。ワタクシの顔に傷が~~~!!」

 

無視。

 

「無視?無視ですか!?放置プレイですか!?このドSご主人様!?

でも。Sなご主人様も素敵です!!」

 

悶えているタマモを無視をして、先に進むと沢山の食材を抱えて料理人風の人が歩いていた。

あまりにも多く、フラフラとしていたので半分持とうかと提案する。

 

「アイヤ~~。アンタ若いのにエライあるネ。

なら、お言葉に甘えて半分お願いするネ。」

 

独特なイントネーションでしゃべる人だ。

 

「ワタシは、すぐそこの中華料理の店長の「伐(ばつ)」ネ。」

 

岸波白野です。あっちで悶えているのはタマモです。

 

「ハクノにタマモネ。なら、イソグネ。店に戻って下ごしらえしないといけないネ」

 

分かりました。タマモいくぞ。

自分は、悶えているタマモを叩いて伐店長の後に続く。

 

「アイタ!あぁ~~ん、待ってください~~!ご主人様~~~~!!」

 

 

 

 

~紅洲宴歳館・泰山~

 

「アリガトウネ。ここが、ワタシの店ネ。」

 

着いた店を店を見て、ビックリした。

あの激辛麻婆豆腐の本家の店だ。

ということは、この店長があの麻婆を作り出した人ということか。

 

「さて、フタリにお礼するネ。朝食がまだなら、何か作るヨ。」

 

激辛麻婆豆腐。

自分は即答した。

 

「あの~~。ご主人様、さすがに朝からそれは・・・。」

 

激辛麻婆豆腐。

 

「アイヤ~~。珍しいネ。でも誰も頼んでくれないからワタシ嬉しいヨ。

そちらの女の子は何にするネ。」

 

「あ、ワタクシは中華粥をお願いします。」

 

「分かったネ。すぐにできるから待っているネ。」

 

店長は、買ってきたばかりの食材を持って厨房へ行った。

久しぶりの麻婆が楽しみだ。

 

 

~5分後~

 

自分の前には、赤、紅、朱の色をした麻婆があった。

これが、神父が愛してやなかった激辛麻婆豆腐の原型。

マグマのようにグツグツと煮えたぎった麻婆をレンゲで掬う。

 

いただきます。

 

自分は、麻婆を口にいれる。

口の中には、慣れ親しんだ、だけど、初めてのような辛さを超える辛さ。

この辛さにレンゲが進む。

 

「いつも思うのですが、よくそんな殺人的な辛さの麻婆を食べれますね。」

 

「アイヤ~~。激辛麻婆をそんなに食べる人初めて見たネ。」

 

 

10分後、激辛麻婆豆腐の皿が空になる。

とても美味しかった。

そして、食べているときに考えていたこと、自分に料理を教えてもらいたいと店長に頼む。

 

「ご主人様。いきなりどうしたのですか?」

 

実は、自分がSE.RA.PH(セラフ)にいた時からやってみたいことがあったのだ。

 

「それが、料理なのですか?言ってくだされば、ワタクシが教えてさしあげましたものを。」

 

確かに、タマモの料理は美味しい。お弁当を何回か作ってもらって料理の腕がいいのは知っている。

しかし、自分が作りたいのは一般的な料理ではなく、コレなのだ。

この激辛麻婆を作りたいのだ。

 

「アンタ珍しいネ。分かったアルヨ。弟子入りをさせてあげるネ。」

 

ありがとうございます。

 

「はぁ~~、分かりました。すみません店長さん。

ワタクシも店員として雇ってもらえませんか?」

 

「いいアルヨ。丁度アルバイトを雇う予定だど思っていたネ。

じゃあ、明日から働いてもらうネ。」

 

分かりました。これからよろしくお願いします。

 

 

こうして、仕事先が決まった。

ここで修行し、一人前の麻婆料理人になってみせる。

 

「麻婆限定ですか?ご主人様。

まぁあ、ワタクシもご主人様が幸せで嬉しいです。」

 

タマモもニコニコしてこちらを見ている。

自分もきっといい笑顔をしているのだろう。

SE.RA.PHでは出来なかった生活が今始まるのだ。

 

 

 

 

 

次回へ続く。




そういうことで、主人公は泰山で働くことになりました。
はい、わかると思いますが、某神父へのフラグです。
一応、次回登場予定です。
楽しみにお待ちください。
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