Fate/Zero ~狐と男の娘のお気楽な物語~(仮) 2016年6月11日凍結   作:蒼の料理亭

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タイトル通りです。
予定では、あと4話ぐらいで原作へ突入予定です。
あと、白野もサーヴァントを召喚予定です。(タイトルで丸分かりかもしれませんが・・・)


5話 『原作開始2年前 殺人者出番終了のお知らせ 』

言峰神父と出会ってから3ヶ月、地上に来てから半年が経過した。

ここでの生活にもだいぶ慣れてきた。

言峰神父とも顔見知りになった。

タマモはここでは、月でお世話?になった言峰神父によりも若かったので、気づいた時はビックリして、「げぇ、外道神父が若い!!」と言っていたが、その後からは特に気にしない感じで、いつも注文する激辛麻婆を出している。

 

さて、今日は休日である。

紅洲宴歳館・泰山は週二日休みである。

理由は店長が料理の研究や食材探しのために中国や他の国に行くためだ。

自分は、店長のいつまでも料理研究を怠らない姿勢は尊敬に値すると思う。

タマモも店長の料理の腕は信頼しているようで、よく自分と一緒に料理を学んでいる。

いつもなら、休日の日は部屋でゆっくりするのだがタマモが、

 

「デートに行きましょう、ご主人様。」

 

の一言から始まった。

この半年間、生活をするために一生懸命でゆっくりすることがなかった。

なら、せっかくだしゆっくり街を散策するのもいいかもしれない。

そう思い、タマモに了承する。

 

「やった~~~!!ついにご主人様との初デートですよ~~~!!

テンションMAX!!さぁ、行きましょう!すぐに行きましょう!!」

 

タマモはセリフ通りテンションを上げながら、自分の手を引っ張る。

こうして、街へと歩き出した。

 

 

~3時間後~

 

タマモといっしょに街を歩いていた自分は、お腹がすいたので近くの公園へタマモが作った弁当を食べることになった。

 

「さぁ、ご主人様。ワタクシが丹精込めて作った弁当です。

ぜひ、味わってくださいまし。」

 

そう言って、タマモが箸で卵焼きを挟み「あぁ~~~ん」と自分の口へ運ぼうとする。

自分は、それは慣れたように無視して自分の箸でオカズを食べる。

地上に来てから、イヤ、SE.RA.PH(セラフ)にいた時からご飯を食べるときは、よくされたものなので、対処は慣れた感じに流す。

タマモは、そんな自分の態度に不貞腐れながら弁当を食べる。

すると、二人の少女が近づいてきた。

 

「桜、美味しそうな弁当を食べてるわよ。」

 

「お姉ちゃん。ダメだよ。」

 

どこか見覚えのある子供達だ。そう思っているとタマモがビックリした顔をする。

 

「あれは、ツンデレツインテール魔術娘と保健室のお弁当屋じゃないですか。

まぁ、別世界ですけど。子供時代の二入は可愛いですね。」

 

そのツンデレツインテール魔女娘と保健室のお弁当屋って、もしかして凛と桜のことか?

でも、凛はともかく、桜も髪が黒いんだな。しかも、凛のことをお姉ちゃんと言っているということは姉妹なのかな?

 

「それはですね・・・・なんでもありません。」

 

なんだ、言いよどんで。

 

「いえ、ご主人様は絶対首を突っ込むので言わないほうがいいかなって思いまして。(絶対、フラグを立ててワタクシとの新婚生活に支障が出たらたまりませんし。)」

 

令呪をもって・・・・

 

「ちょっ!やめてくださいよ、ご主人様!!!

分かりました。家に戻りましたら、お話しますから、左手、左手をおろしてください。」

 

絶対にだぞ。

 

「はいはい。分かりました。さぁ、今はお弁当を食べて次へ行きましょう。」

 

分かった。

そういうと、自分とタマモはお弁当を食べて街の方へと向かった。

 

 

 

~夜 冬木市・新都~

 

自分とタマモは夜まで散策していると、そろそろ戻ろうかと提案する。

 

「そうですね、ご主人様・・・・・ん」

 

タマモは怪訝した顔で、向こう側の歩道を歩いているオレンジ色の髪をした青年を見る。

どうした?とタマモに問いかける。

 

「いえ、あのモノから血の匂いがします。」

 

血の匂い?こんなに距離が離れているのに分かるものなのか?

 

「はい、ご主人様。狐ですから鼻はきくのですよ。」

 

そうか・・・・

自分が少し考える、後を追うと提案する。

 

「えっ?分かりました。ご主人様。」

 

自分とタマモは裏路地へ入っていいく青年の後を追った。

 

 

~裏路地~

 

裏路地に入って青年の後を追っていくと、小さな空き地があった。

そこには、子供が数人遊んでいる。

その様子を見ている青年を見張っていると、子供の一人が家帰るのか空き地から出ていった。

その子供の後を追う青年。そして、子供が人通りのない道へ入っていくと、青年はポケットからナイフを取り出す。

それを見逃さなかった自分は、タマモに言おうとすると、それが分かっていたのか、タマモは既に行動を開始していた。

 

「見ていてください。これが、必殺の「一夫多妻去勢拳ハイパ~~!!」」

 

「COOOOOOOOOOOOOOOOOOOOL!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

どこから見ても、ただのジャンプキックみたいだが、見事青年の背中にヒットし、青年は十数メートル先に吹っ飛ばされて気を失った。

自分は子供を保護して、ことの説明をする。

その間に、タマモが青年の身柄を拘束して警察へと連絡する。

 

5分後、警察と子供の親御さんが到着して、状況説明をする。

警察によると、青年の名前が「雨生龍之介」と言い、5年前に実の姉を殺害したあと転々と殺人を繰り返しており指名手配になっていたとのこと。

親御さんと警察からは感謝されて困ったが、子供の命が助かり良かったと思う。

タマモにお礼を言うと、

 

「ご・しゅ・じ・ん・さ・ま♥

お礼は、今夜は、ワタクシめの相手をして頂ければそれでいいのです♥(

よっしゃ~~~!!!ご主人様の好感度UP!!!!

今夜こそ、ゴールイン間違いなし!!!!!)」

 

タマモの心の声を聞かなかったことにして、自分たちは帰路についた。

凛と桜の件も聞かないといけないし。

 

「ちっ、忘れないなかったのですか・・・・」

 

令呪をもって・・・・

 

「さぁ、早く帰りなしょう、ご主人様。

ことは、結構シリアスなことですし、だから、その左手をおろしてください。」

 

タマモは焦った様子で早歩きで先へ行く。

自分も後を追い歩いていく。

 

 

 

白野は知らない。この出来事がまた、聖杯戦を別の方向へと向かわせていくことを・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

次回へ続く。

 




今回は、原作のキャスター組出番終了です。
理由は、白野が聖杯戦争に参加するため。
最初は間桐雁夜と悩んだのですが、キャスター戦がうまく表現ができるか心配だったためでもあります。
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