Fate/Zero ~狐と男の娘のお気楽な物語~(仮) 2016年6月11日凍結 作:蒼の料理亭
少し長くなりましたが、感想があればよろしくお願いします。
殺人者を警察に引き渡してから、店へと戻った後タマモの指示にてマイルームへと移動する。
久しぶりにマイルームへと移動すると、タマモがいつものようにニコニコした顔でこちらを見る。
「おかえりなさいませ、ご主人様。
ご飯にします?お風呂にします?そ・れ・と・も、ワ・タ・「バシッ!」イタァッ!!」
自分はいつも?のようにタマモの頭を叩き、昼の件について説明を求める。
「えぇ~~?お昼の件ってなんですかねぇ~~?
それって、ワタクシたちの新婚生活に「令呪を・・・」あぁ~思う出しました、思い出しましたから、左手を下ろしてください。」
あまり、同じネタを繰り返すのはどうかと思うぞ。
はっきり言って、飽きてきた。
「はぁ~~、もう、ご主人様のドS!でも、それがまた、いい!!」
はい、はい。悶えるのは後でいいから説明しろ。
「分かりました。では、心してお聞きください。」
~1時間後~
「・・・と言うわけです。え?時間が飛んでる?まぁ、ぶっちゃけおそらく、これを読んでいるみなさまは、ネタを知っていると思いますので、ここで、あれこれ説明を書いてもしょうがないので、省かせてもらいまいた。
知りたい方は、原作のアニメ、ゲーム、小説などをご覧下さい。(アニメ・映画応援してまよ)」
なにか、色々突っ込まなければいけないと思うが、取り敢えず理解はできた。
しかし・・・・・。
「ご主人様。説明中にも申し上げましたが、これは、起こるかもれない別世界軸の話です。そもそも、この世界はワタクシ達が存在しているというだけで、既にイレギュラーなのですから。(もう、原作キャスタ組が退場していますし。)」
それも、わかる。
そもそも自分が、最弱の魔術師だ。だから、多くもの救うことも導くこともできるとは思えない。それが出来るなら、SE.RA.PH(セラフ)で多くのものを救っている。
自分ができるのは、自分が生きていくこと。それだけなのだから。
しかし、脳裏をかすめるのは、月の裏側で最後まで自分のことを心配してくれた桜と、実力の足りない自分を助けてくれた凛だ。
それがなければ、自分はここにいない。
確かに、この世界と、SE.RA.PHでの二人は全く別人なのだろう。
でも、あの二人からくれたものを返すのは今しかないのだろう。
だから、多くは望まない。自分は、正義の味方じゃないのだから。
二人だけでも救い、幸せにしたい。そう思う。
「キャァァ~~~~~♥ご主人様ったら、イケメンすきて、タマモ困っちゃう~~~♥
ワタクシじゃないのが、かないムカつきますけど、そこを抑えるのが良妻としてもワタクシの務め。
分かりました。ご主人様。それが、ご主人様の願いなら、このタマモ全力でサポートいたします。」
ありがとう。タマモ。
「いえいえ、それが、サーヴァント(良妻)の務めですもの。(ヨッシャァ~~~!!今日だけで、ご主人様の好感度が鰻上り。これは、もう結婚フラグも立っているに違いない!!!)」
立っていません。
それで、今後について話し合う。
取り敢えず、目先はまず桜を救うことだが、どうしたものか。
「現在、桜さんは、まだ養子に出されていません。また、養子に出されたとしても、この世界に間桐臓硯(害虫)が情報通りになるかもわかりません。」
そうだな。今動いても、好転することはないだろう。
やはり、桜の身に危険が起こらないとどうしようもない。
しかし、それはリスクがかなり高い。
下手なことをすると、自分とタマモの存在が明るみになる。
もちろん、桜を救えればそれでもいいが、そうすると。救った後問題になる。
「この世界は、神秘を秘匿するために様々な組織や魔術師がいます。
はっきり言って、ワタクシたちはムーンセルと繋がっていることや所持している礼装だけでも、彼らかしたら喉から手がでるほどのものです。」
そう。そして、起こるのは多くの組織に追われながらの逃亡生活になってしまう。
そんなこと、自分たちはともかく桜を巻き込むことはできない。
「まぁ、桜さんを救う方法は考えがあります。丁度いいアイテムもありますし、これワタクシの呪術を合わせれば問題ないと思います。」
そうか。それならタマモに任せる。(かなり、不安だが・・・)
「大丈夫です。どこかの魔術師みたいなスキル;うっかりは発動しませんよ。」
あれは、別世界でも発生するほどの呪いみたいなものだ。
まぁ、それは置いといて、救ったあとの桜のことだけど・・・
「それは、桜さん自身に選択してもらうしかありません。
もちろん、選択肢は多くありませんが。」
タマモが言うには、遠坂時臣は、桜が「架空元素・虚数」という極めて稀有な属性なのと、一子相伝である魔道の家において二人目の子供には魔術を伝えられず、そして凛と桜の姉妹は共に魔道の家門の庇護が不可欠であるほど希少な才能を生まれ持っていたため、双方の未来を救うための方策でもあったために養子にだしたとのこと。
まぁ、養子に出した先が最悪だったのですが、そこは調査不足だった時臣の罪だとして、やはり魔術師とはそういうものなのだ。
しかし、自分はこの世界の魔術に関しても素人同然だし、タマモは西洋よりも呪術系に特化している。
「桜さんが魔術師になることを拒むなら、普通の生活ができるようにする必要があります。」
もちろんだ。桜が望まないことをしたくない。
できれば、凛のもとへ返してあげたいが、それをすると上記の状況が変わらず意味がない。もちらん、桜が帰りたいと望めば、全力で支援はする。(主に肉体言語を用いて)
「そのへんも、桜さんの回答次第なので、ここまでにしときましょう。(やべぇ、ご主人様が怒っている、これは、うっかり父と害虫死んだな。)」
そうだな。
じゃあ、桜の件はここまでにして、最後は冬木の聖杯についてだが・・・
「これも、きちんと調査が必要です。現状、聖杯は汚染されているかもわかりません。また、汚染されていた場合は浄化方法は冬木の聖杯の仕組みを理解する必要があります。」
すぐに調査できないのか?
「可能ですが、そもそも現在はワタクシたちは聖杯戦争への参加券がありません。調査はできても、浄化や仕組みの確認には、おそらく聖杯と繋がっているサーヴァントや令呪が必須だと思ういます。」
そうだな。左手にあるのは月の令呪。冬木のものじゃない。
取り敢えず調査だけでもしようかと提案しようとすると、突然右手に激痛が走る。
「どうしました?!ご主人様!!」
タマモもビックリして近寄る。すぐに激痛が収まり右手を見てみると、そこには見慣れた文様が浮き出ていた。間違いなく令呪である。
「なんとなく分かっていましたが、なんともご都合主義ですね。」
タマモも呆れ顔だ。あまりメタ発言をしたくはないが、このためにキャスタ組を脱落させたのだからしかたがない。
取り敢えず、これで、聖杯戦争に参加できるという事だ。
「ですが、ご主人様。改めて言いますが、冬木の聖杯戦争はバトルロイヤルです。あの忌々しい緑茶のような戦法を平気で使うものもいます。命の危険はおそらく月の聖杯戦争以上です。それでも、参加しますか?」
参加する。
自分でも驚くくらい即答だった。でも、逃げたくはない。
救える命は救いたい。すべてを救うことはできなくても自分が届く範囲の命を救いたい。そう思うんだ。
「分かりました。なら、このタマモ。全力でサポートいたします。」
ありがとう。
「まぁ、心配しなくても未来の紅茶が何とかするでしょうし、あまり気負う必要はありません。
ワタクシたちは新婚生活を楽しみましょう!!そして、聖杯に望むのです!!ハネムーンへの道を!!!!!」
最後まで、シリアスにできないヤツは無視して、これからの準備を進めていこう。
聖杯戦争が開催させるまでに・・・・・・・。
「あ~~ん、ご主人様冷たい!!!でも、ス・テ・キです~~~!!!!」
先行きがかなり不安だ・・・・・・。
次回へ続く。
岸波白野、聖杯戦争参加決定。
今後の予定ですが、次回、少し時間が飛び桜を救おうと思います。
あと、もう少しでサーヴァントを召喚します。
ご期待下さい。