超次元ゲイムネプテューヌ 衝動へのリベリオン【完結】   作:ジマリス

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39 滝空ユウ③ ―女神を救出して―

ジャッジ・ザ・ハードを倒した俺たちは女神の救出に成功した。

 

女神たちは弱ってはいたが、シェアクリスタルのおかげもあり、すぐに回復させることができた。

 

 

ネプギアたち女神候補生は、久々に会えた姉のぬくもりを感じていた。

女神たちも、自分たちを助けてくれた妹たちを称賛した。

 

あのツンデレなノワールでさえ、わかりやすくユニをほめた。

 

 

女神たちを取り戻し、戦力も俺たちの気合も大幅にアップした。

 

 

 

さあ、ここから反撃だ。

 

 

 

 

女神たちは俺たちを戦いから遠ざけることを薦めたが、ここまで来たら引き下がるわけにはいかない。

 

 

俺はその後も彼女たちと戦うことを決めた。

 

 

世界を救うためではなく、彼女たちを守るために。

 

 

でもエリカとオルガを付き合わせるわけにはいかない。

 

元々エリカとオルガは俺が無理矢理この旅に連れ添わせたのだ。

 

 

 

俺は二人をパーティから離すことにした。

もちろん彼女たちは最後まで反対した。

 

 

「私たちも力になる」

 

「私たちだって仲間なのよ」

 

 

そういって聞かない二人だったが、街の警護を頼むことで無理やり納得させた。

最後の最後まで俺を心配してくれているのはわかっていたが、頑固なのは俺も一緒だ。

 

 

犯罪組織殲滅は俺と女神八人、街の警護はその他のみんなに任せた。

 

 

 

 

 

その後、マジェコン製造工場を突き止めた俺たちは工場へ潜入した。

 

そこでマジェコンヌ四天王、ブレイブ・ザ・ハードと相対した。

 

 

貧しい子供たちのためにマジェコンを守ろうとするブレイブと、子供たちのために新しい娯楽を守ろうとするユニの言い争いは平行線のまま。

 

ブレイブの思いはわからないでもなかった。

だけど、それを許すわけにはいかない。

 

 

そんな思いにゲイムキャラは応え、ユニは覚醒した

 

 

俺たちは全力でブレイブと戦い、そして勝った。

 

 

自らの意思を継いで

子供たちの未来を託して

 

 

ブレイブは消滅した。

 

 

 

 

四天王の一人が倒れたことを喜んだのもつかの間、リーンボックスが攻撃を受けたとチカから連絡が入った。

 

リーンボックスにはベールやケイブ以外に犯罪組織に対応できる人間は少ない。

しかもベールは病み上がりだ。

 

他国のこと、と放っておけなかった俺たちはそのまますぐにリーンボックスへ向かった。

 

 

 

 

リーンボックスの街はめちゃくちゃだった。

 

そこかしこで爆発が起き、建物が崩壊していた。

 

俺たちはすぐさま暴動の鎮圧を始めた。幸い、リーンボックスにいた犯罪組織はそれほど強くなく、すぐに場を収めることができた。

 

 

そこにいた責任者の下っ端もぼこぼこにし、一安心と思ったが、再びチカから連絡が入った。

 

 

プラネテューヌが陥落し、イストワールが誘拐された。

 

 

突然のリーンボックス襲撃は、プラネテューヌ陥落の囮だったのだ。

 

 

明らかに罠だとは分かっているが、このままじゃいけない。

「女神候補生だけで来い」という忠告通り、女神候補生四人はギャザリング城へ向かった。

 

だが紳士を自称するトリックなら、イストワールに危害は加えないだろうと考えた俺は、こっそりとギャザリング城へ潜入した。

 

 

イストワールを人質に取っているトリックに手は出せず、ネプギアとユニは下っ端に好きなようにされた。

 

ラムとロムはトリックに捕まってしまった。

 

 

ラム、ロム、イストワールという三人の幼女に囲まれ、惚けているトリックの隙をついて、彼女たちを救出することができた。

 

 

 

守ってもらうのはもう嫌だ

助けられるだけはもう嫌だ

というラムとロムの思いにゲイムキャラは応えてくれた。

 

 

パワーアップしたラムとロムは、全力で拒絶されたことで傷ついたトリック・ザ・ハードを見事撃破した。

 

 

最後に幼女の攻撃を受けたことは、トリックにとってこれ以上ないことだったらしい。彼にとってプラス方面で。

 

一片の悔いなしと叫んで、トリックは消滅した。

 

 

 

 

一つ問題が解決したものの、もう一つ問題が残っている。

プラネテューヌが犯罪組織の手にかかったままだ。

 

 

プラネテューヌに戻ると、多数の人が倒れていた。

その中には、警護を任せていたエリカ、オルガ、アイエフ、コンパもいる。

 

 

彼女たちの話によれば、マジック・ザ・ハードが現れたらしい。

マジック・ザ・ハードの攻撃によって深手を負った彼女たちを治療しつつ、俺たちは暴動の鎮圧を進めた。

 

 

やっとのことで優勢になることができた俺たちのもとに、一つの報告が入った。

 

マジック・ザ・ハードを見つけたと。

 

 

 

ガベイン草原へ赴いた俺たちは、決着をつけるためにマジック・ザ・ハードと戦った。

 

女神たちもやられた分を返すために奮起し、熾烈な戦いを制し、やっとの思いで倒すことができた。

 

 

これで全部終わったんだ。

 

 

 

そう思った俺たちだが、マジックは不敵に笑った。

 

女神に倒されることも、マジックの計画の一部だったのだ。

 

 

四天王は犯罪神がこの世に触れるために生み出した存在だ。

 

その肉体は消滅することで、犯罪神の元へと還る。それによって完全ではなくとも犯罪神が復活してしまうとのことだった。

 

 

その言葉通り、ギョウカイ墓場から邪悪な気配が地上にまで及んでいた。

 

俺たちは不安になった。

 

マジック・ザ・ハードにあれだけ苦戦したのに、犯罪神に勝てるのか。

 

 

 

俺たちはある一つの方法を思い出した。

 

旅をしている間に聞いた、魔剣の存在を。

 

犯罪神を倒すことのできる呪われた剣。

 

都市伝説やただの伝承の可能性もあったが、他に何もできない俺たちは藁にもすがる思いでその剣を探すことにした。

 

 

 

聞き込みや情報収集の結果、ギャザリング城の地下にそれらしきものがあるとの情報を手に入れた。

 

犯罪神がこの地上にやってくるまで時間がない。

 

 

ギャザリング城を探し回った俺たちは、それらしい古びた大剣を見つけた。

 

だが特徴があるわけでもないその剣には、これといった特別な力も感じない。

 

 

そのあと、俺たちとは別の方法で情報を集めていた教祖たちから驚愕の真実を聞いた。

 

この剣は犯罪神を倒すこともできるだろう。

 

 

 

 

だが、この剣は女神の命を奪うことで力を発揮する魔剣だったのだ。

 

 

 

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