投稿小説は初めてなので、生暖かい目で見守っていただけると嬉しいです。
それではテンプレ通りの第一話をどうぞ。
幽霊とか妖怪とか神様とかって、見たこともなかったし、いてもいなくてもどうでも良かったよ、別に。
…何て考えは一瞬で吹き飛ばされた。
だって今俺の目の前にいるのは…
「やぁ、目が覚めたかい?」
…とりあえず。
「悪霊退散悪霊退散悪霊退散…」
「ちょっ!?いきなりその反応はどうなのさ!?」
いやだって見るからに怪しいですし。
「いやいやいや、私、これでも神様なんだけど?」
うわ考え読まれた。無いわー。人の心勝手に読むとかないわー。
ってか今なんつった?
「だから神だってば!神!ゴッド!世界の管理者!」
破壊者じゃないの?あ、それはディケイドか。
「まぁとりあえず一言だけ言わせてもらうけど…君は死んだわけじゃないよ」
え?死んでないの?
ここは流れ的に、あなたは女の子をかばって死にましたー、とか、私が間違って殺しちゃいましたテヘペローとか、そんな感じになるんじゃないの?
「そんな感じじゃないんだなこれが。君はこれを知ってるかい?」
ただの案山子ですn…じゃない、ただのルーレットがどうかしたか?
「フッフッフ…ただのルーレットじゃーございませんぜって痛い痛い痛い!分かった!説明するから!だから踏まないで!」
分かればいいんだよ分かれば。
「えーゴホン…このルーレットは、今地球に住んでいる人を審査して、最も資格があり、なおかつ本人がそれを望んでいる場合、その人をもっと面白い世界に転生させちゃうゾ♪みたいなモノでね。君をここに呼んだのはそういうわけなんだよ。Do you understand?」
…は?
「いや待てよ、話が突飛すぎてついていけねえよ」
「まぁそう感じるのは仕方ないだろうけど…君にとっては、悪くない話なんじゃないの?さっきも話したけれど、本人が望んでいない場合は選ばれることはないんだよ。コレには」
「俺が転生を望んでたっていうのか?」
んな馬鹿な。だって俺はそれなりに幸せな…
幸せ…な…
「あぁ、なるほど」
俺の人生は平凡すぎた。
それなりの高校に入り、それなりの大学に入り、そしてそれなりの会社に…
いや会社には入った覚えがないな。
「そう。君は大学生だった。それもすんごい普通の、ね。ただ君には一つだけ、共感できるところがあったんだよ。なんだと思う?」
神が共感できるほどの特徴が俺にあったと?
あるわけないだろJK。
「うん。特徴はなかったよ。でも好きなものはあっただろう?」
俺の好きなものって言ったら…
「まさかお前、二次元大好き系神様?」
「大正解!いやー日本の娯楽は宇宙一ぃぃぃぃ!ってね」
どこの無貌の神だよ。
「あと特撮もいいよね!浪漫があるよね!」
ほう、なかなか分かってらっしゃる。
俺も仮面ライダーは大好きだった。誰か本物の変身ベルトを作ってくれないものかと、何度も考えていた。ちなみに一番好きだったのはWだったりする。
「んで?俺はどうすりゃいいんだ?」
「とりあえず転生先を選んでもらうことになるねー。ただしこの三つの中から」
いきなり紙を取り出したけど気にしない。
どれどれ?
1:妖怪アパートの幽雅な日常
2;ソードアート・オンライン
3:インフィニット・ストラトス
…これは悩む。
るり子さんの飯食ってみたいし、VRMMORPGもやってみたいし、ISにも乗ってみたい。どうしたものか…
結局三十分ほど悩み続け、インフィニット・ストラトスに決めた。
あのカッコよさには勝てなかったよ…
「世界は決まったねー。じゃあ次は特典をあげよう!三つまでならOKだよ。あ、世界の法則を乱しそうなものとかはナシね。冒○の書とか」
テンプレ通りだなぁ…なんて思いつつ、特典を考える。
「とりあえずISに乗れるようにしてほしいんだが」
「あ、それは標準装備だから心配しなくていいよー」
さすが神様、俺達にできないことを平然と以下略。
「じゃあ専用機が欲しい。能力は自分で決めていいのか?」
「もちろんOK!能力も外見も決めていいよー!」
太っ腹だなぁおい。
しかし自由か…強すぎてもつまらんし…
「じゃあダブルドライバーとロストドライバーと、AからZまでのT2メモリが欲しいんだが…できるか?」
「この私に不可能はあんまり無い!でもWだと相方が必要になるよ?」
そういやそうだった。一人二役なんてやってたら痛い人にしか見えん。
「じゃあ二つ目の特典は相方がいいな。なんていうかこう…人工知能的な感じで」
「人工知能っていうと…映画版のアイアンマンのJ.A.R.V.I.S.みたいなのでいいかな?」
「そうそうそれそれ」
「じゃあ人工知能搭載型ISって感じだね。実体化もできるようにしておいてあげるよ」
さすがです神様。
「ラスト一つか…」
正直かなり悩む。
身体能力…金…金…金…
三十分ほど金のことを考えていたが、その煩悩を振り払った。主人公補正で何とかなる気がする。
「じゃあガイアメモリの力を生身でも引き出せるようにしてくれ。あ、生体コネクタとかナシで」
ゾーンメモリとか絶対便利だろうし。
「それくらいならお安い御用さ!とは言ってもある程度制限はかけさせてもらうよー」
まぁ仕方ないか。
あ、そういえば。
「ISはどうやって手に入るんだ?まさか生まれた時から持ってるわけじゃあなかろう」
「その辺の細かいことは全部向こうに行ってからになるねー。今のところはどうにもできないんだよ」
なるほど。大体分かった。
「さあて、いよいよ君を転生させるわけだけど、その前に一つ…」
なんだ?
「君の持つ原作知識を消させてもらうよ」
ナ、ナンダッテー。
予想はしてたけど、俺大丈夫かな?
「まぁなんとかなるよ!たぶん!」
…本当に大丈夫かな俺。
今になって不安になってきた。
「さ、さあいくよ!ピーチクパーチクホイホイホイ!」
「どこの死神だテメエはああああああああ!!!!!」
足元に突然あいた穴に落ちながらも、突っ込みは忘れなかった。
どこまでも続く穴にのまれていくうちに、だんだん眠く…なって……
こ、こんな感じでいいんでしょうか。
読みづらいところなどありましたら、指摘していただけると嬉しいです。