IS×仮面ライダー AtoZの所持者   作:GENERAL

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小さいっていいですよね。
…小さいっていいですよね?


第十二話 ロリ軍人ってのも悪くないわ

特に何事もなくGWも終わり、俺は今教室でだらけていた。

ちなみに織斑は机に突っ伏していた。

ワタシワルクナイ。

強いて言うならGW中に俺を置いてった織斑が悪い。

 

「なぁ咲…今日も特訓するのか…?」

 

ハイライトの無くなった眼で俺を見る織斑。

おお愉悦愉悦。

 

「今日は休みでいいぞ。ちょいと用事がある」

 

「良かっ…た…」

 

ガクリと倒れ伏し、そのまま寝入ってしまった。ちょっとやりすぎたかもしれんな…

 

「皆さーん、席についてくださーい」

 

今日も山田先生は可愛らしい。

俺って幼い系の人がタイプなのかな…

それってつまりロリk…考えるのはやめた。

 

「今日は転校生を紹介します!二人とも、入って来てください!」

 

二人とも?

 

教室に入ってきたのは、一人は金髪に紫の眼、いかにも貴公子のような…って、え?

 

「シャルル・デュノアです。ここに僕と似た境遇の人がいると聞いて、フランスから来ました。よろしくお願いします」

 

…一瞬の間に耳栓を付ける。

 

「「「「「「「「「「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」

 

今回はセーフだな。持っててよかった。

織斑は…この状況でも寝てやがる…

 

「金髪美少年キタァァァァァァァァ!!!!!!」

 

「ダレコノイケメン…ダレコノイケメン!」

 

やっぱりこのクラスなんか混じってるよね?

 

「騒ぐな!」

 

織斑先生いたのかよ…

一瞬で教室が静かになった。

にしても三人目の男子ねぇ…

 

『ジャーヴィス、男のIS操縦者が見つかったなんてニュースあったか?』

 

『その様な情報は何処も発信しておりません。秘匿されているか、そもそも男ではないかの二択かと思われます』

 

『後者だな確実に』

 

まぁ前情報が無ければ誰も気付かんだろうな。

女顔の男なんてあまり珍しくはないし。この世界では。

 

そういえば二人目の転校生は、っと…

 

「ええと…ボーデヴィッヒさん?自己紹介を…」

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

銀髪に赤眼で片方は眼帯で隠れていて…何よりも…

 

「ちっちゃくてかわええ…」

 

何だか怒ったような顔をしているが、ああいう子ほど笑ったら可愛いものだ。

もうさっきの男子()はどーでもいいや。

 

『ご主人様…まさかとは思いますが、あの方の事を…』

 

『な、ナンノハナシカナー…』

 

『…いえ、何でも御座いません』

 

空気を読んでくれて非常に助かる。

 

しかしあの子…さっきから俺の方をじっと見て…近づいてきた?

 

「貴様が…!」

 

嫌な予感がしたので、クイーンメモリの障壁を発生させる。

この間わずか0.2秒。我ながら素晴らしい。

 

バチィッ!

 

「なっ…!」

 

おー驚いてる驚いてる。

それにしても…

 

「ボーデヴィッヒさんや、初対面の人にいきなりビンタはどうかと思うぞよ?」

 

「私は認めない…貴様が教官の弟などと…」

 

教官?弟?

色々と訳が分からんが…

 

「えーとごめん、俺家族いないんだわ。捨て子だから」

 

ピシッ。

 

教室の空気が凍りついた。やっちまったぜ…

まぁ親いないのは確かだからな。

しかし弟って事はもしかして…

 

「織斑ならこいつだよ。この寝てる奴。俺は茅野」

 

「こいつが…!」

 

俺にはもう興味がなくなったのだろうか、標的を織斑に変え、再び手を振りかぶって…

 

「はいストップ」

 

「き、貴様…何のつもりだ!」

 

「高い高いのつもりですが何か?」

 

脇に手を入れて持ち上げてやった。おお軽い軽い。

 

「降ろしてやれ茅野…そして起きろ馬鹿者」

 

ズガァン!

 

確実にビンタより痛いであろう出席簿アタックが織斑を襲った。

 

「ぐああああ!痛ってええええ!」

 

頭を押さえてのた打ち回る織斑、高い高いを継続する俺、おろおろする山田先生とデュノア、未だ固まったままのクラスメイト…何このカオス。

 

「いい加減にしろっ!!」

 

ヴォーデヴィッヒがそろそろ本気でキレそうなので、

 

「はいよ」

 

ゆっくり降ろしてあげた。

俺マジ紳士。

 

「あーゴホン…織斑は放っておくとして…SHRは以上だ。各自授業の準備をしろ」

 

先生の一言で硬直が解けた女子たちが着替えの準備を始め…こりゃいかん。

 

「おら立て織斑。デュノアもこっちに」

 

「あ、うん」

 

「俺の扱い…」

 

二人を連れて更衣室へ向かう。

 

「分からんことがあったら聞いてくれ。同じ男子なんだし」

 

「う、うん…ありがとう」

 

素直ないい子じゃないの。お兄さん感激だよ。

中身はともかく。

 

「ま、待ってくれよ二人とも…」

 

寝起きの一撃がよほど効いたのだろう。フラフラしながら織斑は付いてきていた。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「ここが更衣室な。女子は教室でさっきみたいに着替え始めるから、早めに移動することを勧める」

 

「た、大変なんだね…」

 

ちなみに他のクラスの女子には遭遇しなかった。

ジャーヴィスの道案内マジ優秀。

 

「ええと、改めて、シャルル・デュノアです」

 

「俺は茅野咲。よろしくな。デュノア」

 

握手をしたのだが…完全に女の手だよなこれ…

隠す気あるんだろうか。

 

「俺は織斑一夏。よろしくな。シャルル」

 

「うん、よろしくね二人とも」

 

ほんと人当たりがいいというか…なんというか…

 

「なぁデュノア、お前ひょっとしてさ…」

 

「ひゃい?!な、なに?!」

 

ひゃいって言ったぞおい…本当に隠す気あんのかね?

 

「あー突然スマン…その、お前さ…どっかの御曹司だったりする?」

 

「す、鋭いね咲は…そうだよ。フランスのISメーカーにデュノア社っていうのがあってね」

 

なるほどなー。

 

『ジャーヴィス、今すぐデュノア社について調べてくれ。なるべく深い所まで』

 

『畏まりました』

 

授業終了までには調べ終わるだろう。

とっとと着替えてしまうか。

 

【Luna!】

 

光が俺の体を包み込み、着替え完了。

いやーマジ便利ですわー。

 

「なっ!ずるいぞ咲!」

 

「俺は偶々スイッチを押しちゃっただけだ。偶然だ」

 

「白々しすぎる…」

 

まぁよいではないか。

 

「んじゃ俺は先に行ってっから、ごゆっくりー」

 

デュノアの口が開きっぱなしだったが、まぁ放っておこう。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「今日は二組と合同で実習を行う。茅野!」

 

「はい?」

 

何故に俺?

 

「専用機持ちならすぐに始められるだろう。それにお前のISのデータも取りたい」

 

さすが織斑先生。俺の聞きたかった事を全て答えて下さりやがった。畜生め。

 

「それでお相手は?まさか織斑先生が?」

 

「それでも構わんが、今日の相手は山田先生だ。もうすぐ来るはず…」

 

「きゃあああああああああ!!!!!!」

 

あ、ありのまま今起こった事を(ry

ネタやってる場合じゃねーよ。山田先生がMajiで(地面に)Inする10秒前だよ。

流石に放っては置けない。

 

「生身はキツいんだけどなっ…!」

 

右腕にブレスレットの様に装着してあるマキシマムスロットにメモリを突っ込む。

 

【Puppeteer! Maximum Drive!】

 

最近こればっか使ってる気がする。

 

「山田真耶!あらゆる手段を使ってその場で止まれ!」

 

フルネーム呼び捨てかつ命令口調じゃないと発動してくれないのはどうなんだろうか…

とりあえず山田先生は止まった。かなり無茶な姿勢で。

大丈夫かなアレ…

 

「だ、大丈夫ですか山田先生…?」

 

「な、なんとか…」

 

ホント使い勝手がいいんだよなあこのメモリ。

マキシマムを発動すれば、本人にできる範囲の事なら何でもやらせることができる。

自分には使えないけど。

 

「教師を呼び捨てにしたことは不問にしておいてやる…山田先生も、生徒の前でだらしない姿を見せないでください」

 

「「すいませんでした…」」

 

 

 

 

 

そんなこんなで戦闘開始。

今回のメモリは何にしようかね。

 

『まだ忙しいか?ジャーヴィス』

 

『申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください』

 

今日は俺一人の方がよさそうだ。

とりあえずロストドライバーにして、腰に装着する。

 

「どれにしようかな…」

 

しばらく悩んだ末に、黄色のメモリを取り出し、スイッチを押す。

 

【Nasca!】

 

原作とは違ってテンションが高いが、まぁいいだろう。

メモリを装填し、ドライバーを展開する。

 

【Nasca!】

 

旋風が巻き起こり、アーマーが装着される。

見た目はナスカドーパントに割と似ていた。

顔は仮面ライダーっぽくなっていたが。

 

「仮面ライダーナスカ…どんなもんなのかなっと!」

 

勢いよく空へ飛びあがる。

ナスカメモリには空中飛行の力も備わっているのだが…

ナスカ文明の記憶だよね?なんで?

 

「気にしたら負けだな…っ!」

 

ナスカブレードを振り下ろすが、紙一重で避けられる。

 

「なっ!」

 

ズガァン!

 

割と重いのを食らってしまった。

衝撃が地味に痛え…

 

『山田先生は元代表候補生だ。油断しているとあっさりやられるぞ』

 

「今それを体感してますよっ!」

 

切りかかる、躱される、打たれるを繰り返していた。このままじゃ埒があかん…

 

「賭けに出るか…?」

 

ジャーヴィスのアシストが無い以上、これ以上長引かせたら確実に負ける。

となると…

 

「山田先生、ちょいと失礼!」

 

「え?きゃあっ!」

 

原作でやっていたように青い光弾を作り出し、当てることに成功した。

近接攻撃しかないと思い込んでいたであろう先生は驚いただろうな。

 

「これで決まりだ!」

 

【Nasca! Maximum Drive!】

 

怯んだ山田先生に突進し、周りを飛び回りながら切り続ける。

 

「ナスカ・スピニングドライブ!」

 

即興で技名を決め、最後の一撃を決める。

ネーミングセンスが無いのはご愛嬌だ。

 

「そこまで!勝者、茅野!」

 

山田先生のSEが0になり、勝負が決まった。

正直かなり危なかった…

いつもはジャーヴィスのアシストでなんとかなるが、自分の力だけってのはやっぱりキツいもんだ。

 

「やっぱ弱えんだな…俺…」

 

メモリの力、ジャーヴィスの力、その二つの強さは頼もしいが、いつまでもそれに頼ってばかりはいられないだろう。一刻も早く力をつけ…

 

『さっさと降りて来い馬鹿者』

 

鬼の一声で思考が中断された。

 

とりあえず戻るとしますか。

 




ええそうですよ。
ブラックラビッ党ですよ。
可愛いは正義。
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