IS×仮面ライダー AtoZの所持者   作:GENERAL

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一週間に一回とは何だったのか…
反省です。

そして今回、自分でもよく分からない展開になっています。
勢いって怖いですね。


第十五話 そんなの、俺が許さない

次の日、今日こそ織斑をしばき倒s…ゲフンゲフン、しっかり特訓させてやろうと思っていた所で…

 

「織斑一夏、私と戦え」

 

開口一発これですよ。ええ。

いきなりボーデヴィッヒさんが現れたと思ったら戦闘を仕掛けられた織斑君、さあ彼の運命やいかに。

 

『あまり他人事ではないかと思われますご主人様』

 

せやな。

にしてもあの機体…見たことが無いな。

てかカッコええ。

 

『ドイツの第三世代型で御座います。試験段階の物を使用しているようです』

 

なるほどなー。

 

「なあ咲…何とかしてくれよ…」

 

「無茶言うなや…IS装着してる実力未知数の代表候補生をどうやって止めろと…あ、デュノアならいけるんじゃね?というわけで頑張れ」

 

「ええっ…僕に振らないでよ…」

 

三人でコソコソ話してるのに腹が立ったのか、ボーデヴィッヒさんは武器を…って待てや。

 

「そりゃ不味いだろっ!」

 

【Queen!Maximum Drive!】

 

ズガァン!

 

あっぶねー…

当たったら割とヤバかったぞ。主に俺が。

変身してるとはいえ、絶対防御は無いので結構痛いのである。

…訂正、結構どころじゃないです。ハイ。

 

「教室といい今といい…君はあれか?何をするにも攻撃しないと気が済まないのか?」

 

「茅野咲…貴様に用は無い。私は今そいつに勝負を挑んでいるのだ。邪魔をするな」

 

辛辣ぅ。

 

「で、織斑はどうなんだ?」

 

「戦うのは嫌だ。第一理由がねえよ」

 

理由が無い…ねえ?

 

「なあ織斑、お前ボーデヴィッヒさんに恨まれるような事したんじゃねえの?今なら間に合うかもしれんぞ?」

 

「咲は俺を何だと思ってるんだよ!」

 

 

「歩くフラグメイカー?」

 

「酷え…」

 

「あ、あははは…」

 

この状況でもボケを忘れない俺。

さすがですわ。

 

「貴様ら…いい加減に」

 

「そこの一年生!何をしている!」

 

誰だか分からないがナイスタイミング。

ボーデヴィッヒさんは去っていった。

正直危なかったなー…

絶対強いじゃんあの子。

 

「織斑、本当に身に覚えはないんだろうな?」

 

こいつの事だ。無意識のうちに何かやらかしてる可能性は十分有り得る。

 

「本当に何も知らねえって!」

 

手掛かりが掴めると思ったんだけどなあ…

まぁなんとかなるか。多分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

特訓終了後。

色々あってすっかり忘れていた、デュノアの事を思い出した。

織斑がそのうちラッキースケベか何か起こしてくれるだろうと思ってたら何も起こらねえんだもの。完全にアテが外れた。

よって強硬手段に出る。

 

「突然なんだけどさデュノア」

 

「?」

 

「あーその…なんだ。ジャーヴィス」

 

『シャルル・デュノア、本名シャルロット・デュノア。身長は154cm、体重は…』

 

「ちょっ!待って!いきなりどうしたのさ!」

 

どうしたもなにも。

 

「いや、そろそろ自分の事話してくれてもいいんじゃないのかなー…と」

 

「………」

 

バタッ

 

…え?

白目剥いて倒れてしもた。

これまた予想外。

てかこれどうしよう…

 

「…織斑頼んだ。話聞いといてやれ」

 

「え?おい、咲!」

 

俺はめんどくさいのが嫌いなの。

ジャーヴィスに見せてもらったデータを見る限り、かなり面倒臭かった。

よって織斑にすべてブン投げる。

主人公パワーで何とかしてくれるだろ。

 

【Zone!】

 

その場から緊急脱出。

ゾーンメモリは予想通り便利だった。

これで織斑にデュノアフラグが立ったわけだが…

 

「…あいつ将来刺されるんじゃね?」

 

これで四人目だぞ?

まあ原因作ったのは俺なんですけども。

 

「自分は前世含めて彼女いた事なんてなかったのに…何やってんだろうな…俺…」

 

『その他者との関わりを極力避けようとする姿勢が原因だと以前も申し上げた筈ですが』

 

そうは言っても性格というのは中々変わらないものだ。

それに何と言うか…言っちゃ悪いが、あの四人に対してそういった恋愛感情的な気持ちは一切湧かない。

枯れてるわけではない。断じて。

だが…

 

「なんなんだろうなぁ…」

 

どこかもやもやした気持ちのまま、部屋に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…部屋に戻ろうとしたんだけどなぁ…

織斑先生に突っかかっているボーデヴィッヒさんを目撃してしまった。

とりあえず木に隠れて、っと…

 

「……!」

 

「……」

 

…何話してんのか聞き取れんな。

 

「ジャーヴィス、集音頼む」

 

『畏まりました』

 

眼鏡を通して、二人の声が聞こえてくる。

 

「お願いです教官、我がドイツで、再び御指導を!」

 

あー、そういう事ね。

通りで織斑にやたら突っかかる訳だ。

自分の憧れの人にして恩師とあれば、その人の弟が憎くなるのは当然だろうな。

 

「大体この国の人間は…」

 

「そこまでにしておけよ、小娘」

 

なにあれ怖っ!

後ろにマジで鬼みたいのが見えるんですけど!?

 

「寮に戻れ。私は忙しい」

 

「くっ…」

 

ボーデヴィッヒさんは行ってしまった。

まぁあんなの見たら俺だって逃げるわ。

 

「…さっきから隠れているつもりか?」

 

ヤベッ。

ってかこっから50mは離れてんのになんで気付けるんですかね。

 

【Zone!】

 

流石に瞬間移動すれば追っては…

 

「なんだ、もっと遠くへ行っても良かったんだぞ?」

 

「あははは…お手柔らかn

 

スパァン!

 

「痛ってえ…」

 

「許可なくISを使うことは原則禁止だ馬鹿者」

 

へいへい悪うございました。

 

「まだ足りないか?」

 

「ノーセンキュー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらく、織斑先生と話をした。

色々聞きたかったからな。

ボーデヴィッヒさんがどうやって生まれたのか、どのような人なのか。

というか聞けば聞くほど…

 

「…ちょっとドイツ潰してきましょう。なあに俺と束がいればものの10分で…」

 

造っておいて使えなくなったらポイとかもうね。

生かしちゃおけないよね。

それもあんな小さな女の子を…

 

ズガァン!

 

「落ち着け」

 

「口と手の順番が逆です…」

 

 

にしてもマジで許せんな…

人の命を何だと思ってやがる。

 

「茅野、お前…」

 

いきなり驚いたような表情を見せる先生。

 

「…何ですか」

 

「いや、そこまで表情が変化するのか、と思ってな」

 

表情?

言われてみれば確かに、この人の前で笑ったり怒ったりしたことは無かったな。

 

「私は無表情な人間はあまり好まん。感情表現が激しすぎるのも考え物だがな」

 

束の事ですね分かります。

 

っていうかどういうことだってばよ。

さっきから何が言いたいのか分からんぞ。

 

「…それだけあいつの為に怒れるのなら、安心して任せられる」

 

ツンデレ乙。

やっぱりなんだかんだで心配なのね。

まぁ俺自身放ってはおけないし、何とかしないとな。

 

てかこの人が人に物を頼むなんて…

明日は吹雪だな。

 

「…今は見逃してやる」

 

「どうも」

 

 

先生との間に、奇妙な友情?が芽生えた。

そんな気がした。




主人公はあくまで元一般人です。
他人の家庭事情にホイホイ首突っ込めるほどメンタルが強くありません。
そのへんの描写もっと上手くしたいんですけどね…

ご指摘、感想、お待ちしております。
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