IS×仮面ライダー AtoZの所持者   作:GENERAL

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文才の無さ、ここに極まれり。



第六話 決着

「なっ…なんですの?!そのISは…」

 

上に乗った打鉄改を押しのけつつ、オルコットが質問してきた。

あんまダメージは入ってないみたいだな。残念。

 

「俺の専用機だよ。織斑にはもう話してあっただろ?」

 

「あ、ああ…」

 

 

 

…その頃、ピットでは。

 

「なんだあのISは…茅野…なのか…?」

 

「全身装甲…第一か第二世代のISなのでしょうか?」

 

織斑先生と山田先生が色々と驚いていた。

 

「束の知り合いだとは聞いていたが…それにしても、間に合わせで用意したとはいえ、あんな扱いをしてどうなるか分かっているんだろうな…?」

 

「お、織斑先生…顔が…」

 

「ん?私の顔がどうかしたか?山田先生?」

 

「ヒイッ!?な、なんでもありません!」

 

ISというのは修理費もバカにならないのである。

落っことした打鉄改は、あちこちが破損していた。

そのことに対して怒っているのだろう。

 

 

 

アリーナでは、咲とセシリアが睨み合っていた。

 

『さて、派手にお披露目できたのはいいが…』

 

『この後の事を全く考えていませんでしたね。ご主人様。』

 

『そうなんだよなぁ…どうしようか?』

 

相談している間に、セシリアが打鉄改を完全に押しのけ、空に舞い戻ってしまっていた。

 

「先程は油断しましたが…その様子だとどうやら飛べないようですわね?貴方のような人間にはお似合いですわ!」

 

「ほう、似合ってるか。そりゃ何よりだ」

 

お互い言葉を交わすと、またもビットが迫ってきた。

 

「さあ、今度こそ終わりですわ!飛べないのならこっちのもの…」

 

「いや飛べるけどな」

 

「えっ?」

 

いやISなんだから飛べるに決まってるだろ。

ベルトから一本のメモリを呼び出し、スイッチを押す。

 

【Bird!】

 

その後、ベルト側面のマキシマムスロットに叩き込む。

 

【Bird! Maximum Drive!】

 

鳥の記憶、バードメモリの力が最大限に引き出され、Wの背中に機械的な翼が生える。

 

「はっ!」

 

一息で上空に舞い上がり、織斑の隣についた。

 

「さあて織斑、お前の機体の一次移行(ファーストシフト)まで、あとどれくらいかかる?」

 

「ええと…あと三分だ」

 

おそらく視界に情報が出ているのだろう。

 

「んじゃあその三分間は俺が稼いでやる。その後あいつ倒して来い」

 

「俺も何か援護を…ってこのIS近接武器だけしか無いのかよ!?」

 

「欠陥機かよオイ…まぁいいや」

 

「この私を無視するとはいい度胸ですわね!」

 

ビットからの攻撃が飛んできた。

だが…

 

「当たらなければどうということはない!」

 

バードメモリによる高速飛行ですべて避ける。

 

「なっ…さっきよりも早い!?」

 

「鳥さん嘗めんな!ハァ!」

 

「きゃっ!」

 

一気に懐に潜り込み殴り飛ばしてやった。ざまぁ。

 

「くっ…この程度の攻撃…」

 

あんまり効いてないか…

やっぱりCJ(サイクロンジョーカー)だと攻撃力がなあ…

 

「だったら変えればいいだけだ!」

 

ジャーヴィスが一瞬で判断し、的確なメモリを転送してくれた。

くれたのだが…

 

『お前これはちょっと…』

 

『力不足なのでしたらこれが一番かと』

 

若干不服だが素直に従うとしよう。

サイクロンメモリを抜き、新たなメモリを差し込み、ダブルドライバーを再度展開する。

 

【Violence! Joker!】

 

疾風の切り札から、暴力の切り札へ。

緑と黒のボディから、濃い赤色と黒に変化する。

 

「色が変わった!?」

 

「そんだけじゃねーよ!」

 

再度加速し、今度は後ろに回り込む。

 

「何度もやらせませんわ!ティアーズ!」

 

「遅い!」

 

ビットの攻撃が飛んでくる前に、全力で蹴り飛ばす。

 

「きゃああああ!」

 

バイオレンスメモリの力によって怪力を得た為か先程よりも明らかに強く吹っ飛び、アリーナの壁に激突してしまった。

やりすぎたか?

 

「くっ…このわたくしが、こんな…」

 

「憎まれ口叩いてる暇があんのか?」

 

割と本気で蹴ったんだけどなあ…ちょっと自信失くすわ。

 

『ご主人様のスペックの問題かと』

 

『やかましいわ』

 

そうこうしているうちに三分が経過し、織斑の一次移行が始まったようで、アリーナが白い光で包まれた。

 

「目が!目がああああああ!」

 

『そこまでではないでしょうご主人様』

 

言ってみたかっただけだ。

 

光が収まると、そこには白を基調にした割とカッコいいISが佇んでいた。

なにあれしゅごい。

 

「これで…俺専用になった」

 

なんか中二臭い発言だけど大丈夫か?あいつ。

 

「じゃあとっとと倒して来い。俺は疲れた」

 

「ああ!」

 

イケメンスマイルを浮かべた織斑は、体勢を立て直したオルコットに向かっていった。

あれだけ削ってやったんだ。倒せない方がおかしいだろう。

 

 

 

 

数分後、それなりの激戦の後に織斑がオルコットを撃破し、二人で何やら会話をしていた。あの女ったらしめ。

 

「イチャついてねーでとっとと戻ってこい馬鹿」

 

「馬鹿って言うな!」

 

会話が終わると同時に気絶してしまったらしいオルコットは回収されて、織斑も戻ってきた。

 

「さーて、いよいよだな」

 

「俺は負けねえ!この剣に誓って!」

 

織斑は随分と熱くなっている。

さっきの戦闘でなんかあったのか?

手に持った剣もさらに光を増して…ってあの馬鹿!

 

「馬鹿野郎!その光ってんの止めやがれ!」

 

「え?」

 

…時すでにお寿司。

白式のSE(シールドエネルギー)がゼロになると同時に、

 

「試合終了。勝者、茅野咲」

 

アリーナに試合終了を告げる声が響き渡った。

 

『こんなオチ有りかよ…あの馬鹿…』

 

『決着はまた今度、で御座いますね』

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

試合終了後。

 

「馬鹿」

 

「すんません」

 

「阿呆」

 

「ごめんなさい」

 

「間抜け」

 

「仰る通りで」

 

俺は織斑に説教をしていた。

 

「あの零落白夜…だっけ?あんだけ景気良く光ってたらどんだけエネルギー使ってるか分かるだろ。この馬鹿」

 

「し、仕方ないじゃんか!初めてだったんだし!」

 

「初めてでも使いこなせ」

 

「無茶言うなよ!」

 

二人でギャーギャーやっているところに、織斑先生がやって来た。

 

「とりあえず…」

 

ズガガァン!!

 

「ぼ、暴力反対…」

 

「痛ってえ…」

 

いつもより強く振り下ろされた出席簿は、かなり痛かった。

何気に食らうの初めてじゃね?

 

「二人とも言いたいことはあるが…まずは茅野だ。あのISはなんだ?」

 

「えーと…」

 

少しだけ返事に困った。

まあいいや、あいつに押し付けちゃえ。

 

「篠ノ之博士に貰いました」

 

「やはりか…また面倒な事をしてくれたな…」

 

お?普通に信じてくれた。

ちょろい。

 

ズガァン!

 

「今何か失礼なことを考えていなかったか?」

 

「き、気のせいでしょう…」

 

おっそろしく鋭いなこの人。

 

「あいつには後で問いただしてやるとして…織斑には少し長めに話をしてやろう。来い」

 

「い、いや俺は…」

 

「来いと言っている」

 

織斑はやっぱり引きずられていった。

南無。

 

 

 

 

こうして、俺の初めてのIS戦は幕を閉じた。

だいぶ締まらない感じで。

 

『今度アリーナ借りるか…織斑も誘って』

 

『予定を確認しておきます』

 

ジャーヴィスは相変わらず有能なのであった。

 




…戦闘なんてなかった。(白目)
本当に難しいです。
どうやったら上手く書けるんでしょう…
感想お待ちしております。
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