IS×仮面ライダー AtoZの所持者   作:GENERAL

8 / 26
パロネタ多めってタグ付けてるのに全然ネタが入ってない…
早く何とかしないと…


第八話 セカンド幼馴染、降臨

クラスでは今、もうじき行われるクラス対抗戦の話題で持ちきりになっていた。

ずいぶんと賑やかだ。

 

「こんだけ期待されてんだ。負けたらどうなるか…分かってるよな?織斑」

 

「怖いこと言わないでくれよ…負けないように努力はするけどさ…」

 

ちゃんとリアクションできる余裕があるなら大丈夫だろう。

 

「そういやジャーヴィス、他のクラスの代表は分かるか?」

 

脳内ではなく普通に声に出して問いかける。

 

『はい。今のところ、専用機所持者が代表なのは1組と4組だけのようです』

 

四組か…誰なんだろうなー。

何て事を考えていると、

 

「その情報、古いよ」

 

なにやらちっちゃいツインテールが、いつの間にかドアの前に立っていた。

 

『情報更新。二組の代表は、中国代表候補生、(ファン) 鈴音(リンイン)となったようです』

 

「遅いぞジャーヴィス。もうちょい情報収集能力を上げろ」

 

『善処致します』

 

「鈴…お前、鈴か?」

 

「なんだ、知り合いなのか?お二人さん」

 

「ああ、俺の幼馴染だ」

 

あっ。なんか嫌な予感。

俺は少し織斑と距離を取る。

 

「い、一夏!誰なのだ、その女は!」

 

「そうですわ一夏さん!」

 

案の定絡まれてた。

 

「だから幼馴染だって。それにしても鈴…」

 

「なによ?」

 

「カッコつけてるみたいだけど、似合わないぞ?」

 

「なっ…何てこと言うのよアンタはぁっ!」

 

まぁ実際こいつがやると、ちびっ子が見栄張ってるようにしか見えんな」

 

「口に出てるわよ!」

 

おっと失敬。

にしてもこいつ、織斑と同じくらい弄りがいがありそうだな。

こりゃ楽しみ……あ。

 

「なぁ凰さんや」

 

「なによ!」

 

ズパァン!

 

「休み時間は終わりだ。自分のクラスへ戻れ」

 

「ち、千冬さん…」

 

「織斑先生、だ」

 

教えてやろうとしたのだが、少し遅かった。

 

「ま、また来るから!逃げないでよね!」

 

涙目になりながら捨て台詞を吐き、凰は去っていった。

けっこう好みだったが…どーせ織斑に惚れてるだろうな、ありゃ。

 

「あいつが代表候補生、か…」

 

織斑が呟く。

 

どうやら過去に何かあったらしいが…

 

ま、俺には関係ない話だろう。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

何事もなく昼休み。

織斑ラバーズ三名と、その当事者は放っておいて、俺は一人でさっさと食堂へ向かった。

あいつらと関わってたら多分相当面倒な事になると、俺の頭脳が叫んでいたからだ。

 

『この学園でぼっち飯とは、なかなかレベルが高いですね。ご主人様』

 

『ぼっちではない。ウルフだ。今の俺は孤高な一匹狼なのだ』

 

『そういうことにしておきます』

 

トレイを片付けて食堂から出ていく時、なにか騒がしかった気がするが、何もなかったと自分に言い聞かせてとっとと帰ってきた。

やっぱ女子力って怖えわ。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

(俺には)特に何事もなく放課後。

寮に戻ってきた織斑の頬には、季節外れの紅葉がついていた。

 

「訓練してたんじゃなかったのかよ…」

 

「いやそうなんだけど…アイツなんであんなに怒って…」

 

アイツというのは恐らく凰の事だろう。

怒っていて、なおかつその理由に織斑が気づいていないという事は…

 

「どうせ、昔の約束をお前が忘れてたとか、そんなオチだろ?はいはいワロスワロス」

 

「なんで分かるんだよ?!」

 

…本当に当たるとは思わんかった。

 

 

 

 

 

 

 

仕方なくその後しばらく愚痴に付き合ったが、どう考えても鈍感すぎるこいつが悪いと思う。

 

「なぁ織斑」

 

「なんだよ?」

 

「馬に蹴られて死ね」

 

「酷くねえ?!」

 

こいつの性格は一回死なないと変わらないだろう。

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

翌日の放課後、アリーナにて。

 

「さーて織斑。今日は俺が相手したる」

 

「お、お手柔らかに…」

 

二日連続でアリーナを借りれたのはラッキーだったなと思いつつ、織斑が白式を展開させるのを待つ。

 

「お前授業でも言われてたけど、展開が遅いぞ?」

 

「咲のだって遅いじゃねえか。なんか面倒臭そうだし」

 

失敬だな。

 

「いいだろロマンがあって。ちょっと面倒なのは認めるが」

 

白式の展開が終わったようなので、こちらも展開、もとい変身する。

 

『ご主人様、本日はどうなさいますか?』

 

「そういや決めてなかったな…織斑、俺にどんな風に戦ってほしい?」

 

織斑の特訓なわけだし、ある程度の要望は聞いてやろう。

 

「そこは咲に任せるよ。ただ勝負にならないようなのは勘弁な」

 

ふむ…何でもいいって言われると逆に悩むんだよな…

 

「んじゃあ超高速戦闘を想定してみるか。ジャーヴィス」

 

『畏まりました』

 

俺は眼鏡を外してダブルドライバーにし、腰に押し当てる。

ベルトが腰に巻きつくと同時に、自分の手に転送されてきたメモリのスイッチを押す。

 

【Accel!】

 

メモリを挿入し、さらにドライバーに直接転送されてきたメモリも奥まで差し込み、

 

「変っ……身っ!!」

 

このメモリ使うときはこうじゃないとな。

 

【Accel! Bird!】

 

足元から風が巻き起こり、体にアーマーが装着される。

 

AB(アクセルバード)…加速する鳥ってどうなのよこれ」

 

『変わった組み合わせも良いではありませんか』

 

左右で濃淡の若干の違いはあるものの、ボディはほぼ真っ赤と言って差し支えなかった。

ただ…

 

「な、なぁ咲、体の色はともかく、目の色も昨日と違うんだが…」

 

「マジで?」

 

どうやらアクセルメモリの効果で青くなっているらしい。

仕方ないね。

 

「まぁこれはそういうもんだ。気にすんな」

 

「なんだかよく分かんねえけど…じゃあ、こっちから行かせてもらうぜ!」

 

雪片弐型を構えた織斑が突っ込んでくる…だが。

 

「遅ぉい!」

 

一瞬で後ろに回り込み、殴り飛ばす。

なんかこればっかやってる気がするな。

 

「織斑、良いことを教えてやろう…」

 

「な、なんだよ…?」

 

「お前に足りないものは!それは!情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!そしてェなによりもォォォオオオオッ!!!!!!」

 

急加速して織斑を蹴り飛ばす。

 

「ぐあぁっ!」

 

「速さが足りない!」

 

「何だよそれ!てか早口だな!」

 

某アルター使いの如く言ってやった。一回やってみたかったんだよねこれ。

 

「まぁ速さが足りないのは事実だ。さあ俺の攻撃を避けて見せろ!」

 

「無茶言うなーーーー!!!!」

 

その後特訓する事数十分。

寮に帰る時の織斑は、

 

「速さが足りない…速さが足りない…」

 

と、光を失った目でぶつぶつ呟いていた。

 




次回は戦闘パート…
上手く書けるように頑張ります。
ご意見、感想お待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。