「で?落ち着いたかしら?」
「えっ、えぇなんとか」
紫と呼ばれる女性がうっすらと笑みを浮かべて微笑する。
ユウキはとにかく情報が足りないので色々聞いてみる事にした。
「とっ、取り敢えずその狐は……?」
「??……あぁ、妖怪を見たことが無いのね」
「妖怪……?」
「えぇ、そうよ。九尾の妖怪であり私の式神の藍よ」
「ほぇぇ、九尾ってあの九尾ですか?珍しい物を見てしまいました」
「そうかしら?」
紫は足を組み換える。そしてうっすらと浮かべた笑みを絶やさずに言った。
「"妖怪でも、人間でもない"貴方の方がよっぽど珍しいわよ?」
「え?」
ユウキは驚いた。まだ紫の言っている事の意味が分からない。俺が人間じゃない?ふざけるな。正真証明俺は人間だ。
「いいえ、貴方は妖怪でも人間でも無い存在よ」
「ふざけるな!!!」
「私がふざけている様に見えるかしら?」
浮かべていた微笑を止め、紫はユウキを睨む。
「それに道端に倒れていたのを助けたのは私なのよ?」
「………」
「まぁ良いわ。貴方、面白い能力持ってるみたいだし」
「能力??」
ユウキの質問が来ることを分かっていたかの様な顔をした紫はゆっくりと頷き、口を開く。
「えぇ、貴方の能力は[多重人格を持つ程度の能力]らしいわよ」
「多重人格???っ、あぁ、そう言う事か。」
ユウキは思い出した。あの日、女体化した日の事を。
「更にそれだけじゃないわよ」
「えっ、?」
「貴方はどうやら人格によって使える能力が有るみたいよ。まぁ、それは自分自身で見つけなさい」
「………」ポカーン
ユウキは思った。これじゃぁまるでライトノベルの主人公じゃないか と。
まぁ、紫は自分で見つけろと言った。ゆっくりと探していけば良い。
そう言えば奈美は?何時もくっついてきて鬱陶しいバカ妹は何処だろうか。
「すみません、一緒に女の子も倒れて無かったですか?」
「女の子??知らないわよ。貴方は一人で倒れていたわよ」
「そう……ですか」
まぁ良いだろう。どうせ瞬間移動とかなんやらで直ぐこっちに来るだろう。
「まぁ、探すにしても拠点が無いと。家を使いなさい♪」
「お心遣い有り難う御座います。」
「今さら何硬くなってんのよ(笑)」
紫は徐に立った。立ってこう告げた。
「そんなことより、貴方は雄?雌?」
「………おとこです」
暫くユウキは藍と紫とで喋っていた。
この場所について。今の年号。etc,,,,,
そして話を聞くと驚くことに今は縄文時代だと言う。それから神の戦争が始まる事。
洩矢神社にて
「ふふっ、もう終わりかい?」
四本の御柱を携えた女性が蛙のような帽子を被った少女を踏みつけながら言う。
踏みつけられた少女は動かないが息は有るようだ。
「何処かに私を楽しませてくれる奴は居ないのかねぇ」
今回は急いで書いたので超駄文でしたすみません。