そしてそんなシバきに耐えるイッセー。
彼の命は保つのか?
どうも、神崎です。
ええと、今回は兵藤君を育て上げるために休日返上で修行をつけます。
可哀想とか言ってる場合じゃないので。
このままじゃ彼、足手まといになりますから。
お嬢様はお優しいのでハッキリとは言われませんが、それなりに強くなってないとこれからが大変ですからね。
「ほら、兵藤君。後腕立て200ですよ」
「ちょ…神崎先輩…キツ…」
私が兵藤君の上に座った状態で現在130回目。
大分ペースが落ちてきましたが…大丈夫でしょうか。
でもまぁ、ダッシュ200後ですし、良い方ですね。これでも。
「真くーん!イッセーくーん!」
さて、誰が来られたでしょうか。
ヒントです。
黒髪ポニーテールに三桁オーバーらしい体型の持ち主です。
…はい、正解は我らがクイーン朱乃様です。
差し入れを頼んであったので、きっと持ってきて下さったのでしょう。
「朱乃様、ありがとうございます。
このような場所からですみませんが、お礼を。もう直ぐ終わるようですので、コレが終わったら休憩としましょう」
「あらあら、イッセー君、大変ですわね」
「ラスト…はい、朱乃さん。思ったよりキツいっス、神崎先輩」
「失礼ですね、兵藤君。我らグレモリー眷属はこの程度例え女性の朱乃様や、お嬢様でも軽々とこなしますよ。まあ、上に乗るのは小猫さんですが」
心底疲れましたオーラをまとった兵藤君は、その言葉を聞いて驚く。
そんなに驚くことでしょうか。
私は、大切なのは日々の積み重ねだと思っているのですが。
だって、朱乃様やお嬢様、祐斗君や小猫さんも、最初は少ない回数でしたし。
あれ?じゃあ兵藤君のこの回数は…多すぎ?
「まあまあ、真くん。取り敢えず休憩、ですわよ」
「ああ、すみません。
兵藤君、休憩が終わったら懸垂100で」
「う、ウース!朱乃さん、ありがとうございました」
おお、割と短い休憩でも大丈夫になりましたね。
魔力は、点でダメらしいんですが、体術の方は伸び代があるみたいですね。
…これは鍛えがいがありそうですよ。
「兵藤君、ほら、頑張って」
「真くん、それでは私はここで」
「はい、また後でお会いしましょう。朱乃様」
息が整った兵藤君を懸垂のため木に追いやりながら朱乃様に挨拶をする。
遠くで懸垂に励む兵藤君の声を聞きながら、私は思った。
次のメニューどうしよう。
だって、兵藤君は既にダッシュ200と、腕立て330、腹筋200にスクワット200、現在懸垂100の途中。ちなみに今は夜なんで、前々からやり始めた筋トレの少し上の回数でも大丈夫です。
素振り、が良いでしょうか。
型くらい覚えておいても損はありませんし。
そう思い、私は懸垂に励む兵藤君の近くに歩いていった。
後日
「先輩、筋肉痛…スゲエいてえっすよ、マジで」
「強くなれますよ、その分。上級悪魔を、目指すんでしょう?」
「っ、はいっ!」
コレでつれるイッセー君。
チョロい