ぶっ壊れ性能キャラでハイスクールD✕Dに殴り込み 作:粉プリン
「行かなきゃ駄目だよねぇ......」
放課後、キザったらしい男子生徒がまたクラスに来たせいで帰ることが出来なかった。部長とやらが呼んでいるらしいけど転入したばっかりの私に、なんの用事があるっていうんだ。結局なし崩し的にこの木場と言う男子生徒について行ってしまってるのだけど。しばらく歩くと旧校舎に着いた。そこからまた少し歩き木場が止まった。
「ここだよ」
扉には『オカルト研究部』といかにも胡散臭そうな雰囲気が漂っていた。中に入ると壁によくわからない文字が書かれ、床に魔法陣みたいなものがあり、部屋の中にドクロみたいな飾りがあったりして、とてもじゃないけどさっさと帰りたくなった。絶対これから面倒なことに巻き込まれるに違いない。木場に案内されてソファーに向かうとそこに二人ほど腰掛けていた。昨日見かけた変態三人衆のうちの一人と私より少し背の低い女子生徒がいた。
「あんたも来たのか?俺は兵藤一誠!よろしくな」
正直よろしくしたくないけど仕方ないから挨拶だけしておくことにした。
「......フランドール・スカーレット」
それにしても私を呼び出した部長とやらがいない。何処にいるのか気になっているとふと、右の扉の奥からシャワーのような音が聞こえた。まさかだけど呼んでおいてお風呂に入ってるなんてないよね。そう思った後、制服を着て髪をタオルで拭いている女子生徒が出てきた。本当にシャワーを浴びてるなんて思わなかった。なんか第一印象から下げてくる人だった。
「待たせたわね、私の名前はリアス・グレモリーよ。あなたたちを歓迎するわ。悪魔としてね」
なにやらドヤ顔で宣言された。一瞬悪魔と言われて吸血鬼のことがバレたのかと思ったけど違うらしい。そこから一誠の悪魔とはなんだという話に繋がりこの世界には悪魔、天使、堕天使の三陣営が睨み合いをしている状態らしい。
「イッセー、昨日から太陽に当たると力がなくなったり逆に日陰だと元気になったりしなかった?」
「そういえば......」
心当たりがあるらしい。リアス・グレモリー曰く、昨日の夜デートをしていた一誠は彼女に殺されかけ死ぬ寸前のところを助けられて悪魔になったらしい。いきなりの話に本人も驚いていたが悪魔になれば眷属を持つことができ、それをハーレムと思ったのか
「俺、悪魔になりますよ!」
と宣言していた。調子がよすぎるでしょ。昨日殺されかけたのに懲りてないのかな。一誠の話が終わると今度は私の方に話しかけてきた。
「それで、次は貴方なのだけど.....単刀直入に聞くわ。貴方はいったい何者かしら?」
リアス・グレモリーが訪ねてきた。本当のことを話す必要はないし適当に誤魔化せるよう頑張るかな?
「一昨日、公園の中で貴方が誰かに連れられて光の扉みたいなもので転移しているのを見かけたわ。あれは何かしら?」
バレてるじゃん。私が分かりやすいようにって伯爵言ってたけど思いっきりバレてるよ。やっばり公園のブランコ前なんて無理ありすぎると思ってたけどさ!
「仮にそれが私だとして貴方に話す理由もないわね」
「そう、なら教えてあげるわ」
そう言ってリアス・グレモリーが立ち上がると背中から翼を出した。何をするか分からないので一応スペカの用意をしておく。
「私は魔王サーゼクス・ルシファーの妹でこの地の管理を任されているの。他所から来た連中がわざわざ私のいる学校に来たのよ?言うまで帰さないわよ」
「それは困るな、夕食が無駄になる」
「あっ、DIO」
突然私とリアスの間にゲートが出現しDIOが出て来た。
「何かあったの?」
「何かも何もない、帰りが遅かったから伯爵が迎えを寄越したんだ」
「なるほど、有難うね」
「待ちなさい!貴方も一体何者なの?あなたたちは何が目的でこの地に来たわけ?」
「先ほどから口だけは達者なカラスだ、いや蝙蝠か?」
「部長を貶めるのはやめて貰おうか?」
「駒風情が抜かす、世界(ザ・ワールド)!」
DIOがスタンドを出すと周りの世界が灰色になり私とDIO以外の全員の動きが止まった。ってあれ?
「DIO、私動けるんだけど?」
「お前まで止めてしまったら帰らないだろう?効果範囲から外しただけだ」
「確かにそうだね。それじゃあ帰ろっか」
DIOが出て来たゲートを潜り方舟に帰った。