ぶっ壊れ性能キャラでハイスクールD✕Dに殴り込み   作:粉プリン

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第5話

夕食を済ませた後、各個人が思い思いに過ごしていると突然方舟が揺れ始めた。モチロン方舟は今も日本の上を飛んでいる。地震などあるはずもなく、周囲には何もない。にも関わらず方舟は次第に揺れを大きくしていた。流石に見過ごせない事態になり全員が揺れの原因である部屋の前に集まった。

 

「ここって……」

 

「私達が初めて顔合わせした部屋デスネ♡」

 

「……まさかじゃとは思うが」

 

「解答一。状況から判断するに可能性としてはあり得る」

 

「ここで悩んでも仕方ないだろう?」

 

「そうだな、中を覗いてみるしかない」

 

もしものために通路にゲートを開き逃走路を確保しておく。伯爵とアーカードを先頭に中に入ると私達が来た時のまま椅子が置いてあったが数が増えていた、それに

 

「誰だ?」

 

増えた椅子に座ってる人達がいた。全部で三人、白髪に冠を被った王様のようなおじさんと、青い軍服を着た黒髪に左目に眼帯をつけてるおじさんと、顔に口と鼻の描かれたマスクをつけて赤いコートを着込んだ背の大きい人?がいた。

 

「もしかして私達と同じ人達?」

 

「ふむ、体は特になにもないか……」

 

「なんじゃお前らは。ここが何処か儂に説明しろ」

 

「………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三人にこの世界は自分たちがいた場所とは違うと言うことを伝えると案の定驚いていた(マスクの人は分からない)が十分もすると自分の置かれた立場を理解したのか声から警戒は若干消えた。

 

「提案一。双方の情報を交換しつつ互いに自己紹介をしては?」

 

「そうだね。まずは私達から!」

 

こちら側か紹介し終わると今度は相手の番だ。

 

「私はキング・ブラッドレイ。アメストリス大統領だったが気がついたらここにいた。まぁよろしく頼むよ」

 

「儂か?儂はバラガン・ルイゼンバーン。虚園(ウェコムンド)の王だったものだ。今は気に食わん小僧が纏めているが今度はこの世界で王になってやるか」

 

「………………」

 

最後の一人は喋らなかったが懐から出した紙に『ノロ』と書き、また紙を懐に戻した。

 

「貴方達はこれからどうしますカ?」

 

「ここがどのような場所かも分からない以上、下手には動けん」

 

「ならここに住めばいいだろう」

 

「私達のような余所者でも住めるのかね?」

 

「みんな初めは知らない人だったけど一緒に暮らして家族になったんだよ!」

 

「今さら何人来ようが変わるまい」

 

三人ともここに住むことに決めたらしく、伯爵に連れられて個人の部屋に案内された。また今日から家族が増えるようだ。楽しみで仕方がない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一週間後、何時ものように学校から帰ろうとすると廊下が騒がしくなった。また木場が来たのかと思ったが今回は違ったようだ。どうやら別の人物が来たらしい。斜め上の。

 

「フランドールはいるかしら?」

 

まさかのリアス・グレモリー本人が来た。まだ私に何か用があるのか。

 

「早く行くわよ」

 

「行くってどこにですか?」

 

早くこの場を去りたかったが仮にもここは学校で相手は上級生、この場でリアス・グレモリーを無視すれば今後の学校生活が面倒になるだろう。それはごめんだ。

 

「もちろん部室によ」

 

何が誇らしいのかドヤ顔で宣言された。そのまま部室に連行されいつの間にか部員になっているらしい一誠の隣に座るとケーキが出された。

 

「どうぞ」

 

「ありがとう」

 

目の前の小さな子がくれたようだ。少しお腹が空いてたから感謝。部屋の中にいたメイドみたいな人も紅茶を淹れてくれたしありがとう。

 

「昨日は途中で聞けなかったからもう一度聞くわ。あの時私が見たものはなんだったのかしら?」

 

「何度聞かれても答えません。あなたには関係ないことでしょう」

 

「私はこの地を管理しているの、ここに来た余所者は誰であろうと、危険がなくても私が知っておかなくてはいけないのよ。だから貴方も教えなさい」

 

よく言う、ここに来たはぐれ悪魔(アーカード談)を殺してるのは全てこっちだ。ここ五百年、こいつが生まれるより前からやってきたことなのに文句を言われるのは腹がたつ。言い返してやろうとしたがそれは出来なかった。何故なら部屋の中に炎が立ち込めたからだ。

 

「久しぶりだな、会いに来たぜ。俺のリアス」

 

木場よりも酷いナルシストが来た。いや、木場はキザっぽかっただけだからまだいいけどこれは酷すぎる。見てて吐き気しかないよ。どうやら現れたのはライザーフェニクックスと呼ばれている貴族の息子でリアス・グレモリーといわゆる許婚らしい。お互い古い貴族らしく親が決めた婚約らしいがリアスは気にくわないようだ。

 

「ライザー、私は自分で婚約者を決めるわ。それくらいの権利は私にもあるはずよ」

 

「リアス、何も分かっていないな。俺にも貴族の看板ってものがあるんだよ。この名前に泥をかけられるわけにもいかないんだ。俺は狭くてボロい人間界の建物、いや人間界があまり好きじゃない。この世界の炎と風は汚い。炎と風を司る悪魔としては、耐えがたいんだよ!」

 

炎の勢いが増しこちらにも近づいてきた。最もレーヴァテインよりは熱くないからたいした熱じゃないけど。

 

「俺はキミの眷属を焼き殺してでもキミを冥界に連れて行くぞ!」

 

なんでもいいけど私の目の前でバンバン炎散らすのやめてくれないかな?熱くもないのに無駄に光ってるから鬱陶しくて仕方ない。リアス先輩は渡さないと一誠が言うが相手にあまりされてない。フェニックスは自分の眷属を召喚して自慢してるし私帰ってもいいよね。バレないように立ち上がったがフェニックスに見つかった。

 

「ん?これは麗しいお嬢さん。どうやら人間のようだがどうだ?俺の仲間にならないか?」

 

私は外にいる間は吸血鬼であることがばれないように気配を抑えて人間を装ってる。でもある程度力があればすぐに見抜けることだ。つまりこいつはその程度の力もないってことだ。自分の知らないところで墓穴を掘るなんてある意味凄いんじゃない?

 

「どうだ、悪くない案だろう。俺の仲間になれば毎日可愛がってやる」

 

「そうデスカ♡なら一度消えることをお勧めしますヨ♡」

 

ゲートが開き中から伯爵がでてきた、どこかで見たような光景だ、DIOの時かな。

 

「せ、千年伯爵……!」

 

「伯爵、あの人と知り合い?」

 

「まぁ知り合いといえばそうですかネ♡それよりも聞き捨てならないのデスガ、フランを仲間にするト?」

 

「そうだ、だから引っ込んでいろデブ」

 

あっ。

 

「……デブデスカ♡グレイフィア」

 

「は、はい!」

 

「リアス・グレモリーとライザーフェニックスでレーティングゲームをするんでショウ?」

 

「何故それを……」

 

「そこに私達も参加シマス♡ライザーフェニックスとのデスネ♡」

 

「で、ですが……」

 

「あの事を忘れたとは言わせませんヨ♡」

 

「……分かりました」

 

「では帰りまショウ♡リアス・グレモリー。貴方が知りたいことは私達に勝てば教えてあげますヨ♡」

 

「……分かったわ」

 

「行きますヨ、フラン♡」

 

「うん!」

 

伯爵が来てくれたおかげで帰れたからラッキーだよ!




キング・ブラッドレイ FA最終戦前の状態。賢者の石の命の貯蔵を無限に供給し続けるため実質不死身状態。見た目は原作通りのおじいちゃんだが実力は全盛期。

バラガン・ルイゼンバーン 自分にのみ老いの力が及ばなくなったこと以外は原作と同じ。

ノロ 作者がキャラをあんまり掴めてないので会話方法はこれゾンのユーの筆談と同じ。Rc細胞を膨大に作り出せるため原作よりも再生能力が高い。再生能力の強化に伴い不死化。
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