これからは悟飯の無双になります。
東方ファンの方々申し訳ありません。
物語のはじまり~はじまり~♪
ーーーー悟飯sideーーーー
悟飯「だりゃあ!」シュバッ!
悟飯「ふッ」シュッ!
射命丸との約束の前に悟飯は永遠亭の敷地内で特訓をしていた。
もちろん…永琳の許可は取ってある。本当なら永遠亭の主である輝夜に取るべきなのだが、輝夜が部屋から出てこないため仕方なく永琳に許可を取る事にした。
悟飯が永琳に輝夜の事を聞いた時は「気にしないでいい」と言われた。
たまに…悟飯が夜中に輝夜の部屋を遠くから見たときは部屋の明かりが点いているのだが…
何をやっているのやら・・・
悟飯「ふぅ・・・」
悟飯「よし!」
悟飯が幻想郷に来て1週間以上が経った。だが…不思議なことに戦う事が無かった…それはむしろ良い事だと悟飯は思っていた。
悟飯の性格からして戦うことが好きなわけではない。むしろその逆と言っていい。
だが、今の悟飯は少しでも体を動かさないと気分が落ち着かない様になっていた。
悟飯(今日は文さんが来るって言ってたな)
悟飯(永琳さんにも文さんが来る事を伝えたら)
悟飯(今日…一日休んでもいいって言われたし)
悟飯(それに取材って何をするんだろう・・・)
悟飯(セルの時、ミスター・サタンさんって人がテレビとかに撮られてたけど)
悟飯(もしかして、あれが取材なのかな?)
悟飯が特訓を終え考え事をしていた時…後ろから鈴仙に声をかけられた。
鈴仙「おはよう。悟飯」
悟飯「あ、鈴仙さん」
悟飯「おはようございます」
悟飯「体の方はもう大丈夫なんですか?」
鈴仙「大丈夫じゃないわよ!」
鈴仙「アンタのせいで私まで師匠に!」
悟飯「あ、いや、その・・・」
悟飯「ご、ごめんなさい」
悟飯「僕のせいで鈴仙さんにまで迷惑を・・・」
鈴仙(・・・)
鈴仙「はぁ~」
鈴仙「まぁ、いいわよ。」
鈴仙「じゃあ、そのかわり」
鈴仙「明日、ちょっと用事を頼みたいんだけど」
悟飯「え、用事ですか?」
悟飯「用事っていうのは一体なんですか?」
鈴仙「用事って言うよりお使いかな?」
鈴仙「師匠が言うには魔法の森にまで行って、これを採ってきてほしいの」
悟飯「えっと・・・」
悟飯「キノコと薬草ですか?」
鈴仙「そ、本当は私が行く事になってたんだけどね」
鈴仙「行ける?」
悟飯「はい、分かりました」
悟飯「任せてください」
鈴仙「よし」
鈴仙「あ、見本のキノコと薬草は明日渡しておくわね」
悟飯「はい、ありがとうございます」
鈴仙「じゃあ、明日頼んだわよ」
鈴仙「あ、それと、今日は文が来るんでしょ?」
悟飯「あ、はい」
悟飯「取材に来るって言ってました」
鈴仙「・・・ふ~ん」
鈴仙「まぁ…言っても仕方ないけど気を付けなさいよ」
悟飯「え・・・?」
鈴仙「じゃあ、私はまだ頼まれた仕事があるから」
鈴仙「頑張りなさいよ」
そう言うと鈴仙は残った仕事を片付けるため部屋の方に帰って行った…
それと同時に射命丸が永遠亭にやって来た。
文「おはようございます。悟飯さん!」
悟飯「あ、文さん。おはようございます」
文「では、さっそくですが取材に移ってもいいですか?」
悟飯「あ、はい。よろしくお願いします」
文「それじゃあ~」
文「まずは、悟飯さんについてもう一度、詳しく聞かせてもらいましょうか」
悟飯「はい!」
取材が始まった。悟飯が考えていた取材と違っていたが…
悟飯は聞かれた事を話し始めたと言っても大体の話は射命丸が聞いていた事とほぼ同じ内容だった。他に射命丸が悟飯に聞いた質問は・・・
悟飯が使う力の事や悟飯がいた世界の事など、そして父親の事、仲間たちの事だった。
射命丸は取材をするうちに悟飯の性格や力やその経歴さらにはその強さの理由まで分かってきた。
話を聞いていて射命丸は驚いていた。
それと同時にモヤモヤとした複雑な気持ちが生まれてきた。
悟飯「と言った感じです」
文(・・・なるほど)
文(そういう事だったんですか・・・)
文(あの時のスピードもこの人にとっては本気でも何でもなかった)
文(少なくても私はあの時…本気で追い抜こうとしていたんですがね・・・)
文(この幻想郷最速の私のスピードも大した事が無かった…という事ですね)
文(・・・)
文(正直…少し)
文(いえ…かなり悔しいですね)
文(こんなすごい人間がこの幻想郷に来たなんて)
文(もしあの時…戦闘になっていたらと思うと・・・)
悟飯「文さん?」
文「え…あ、はい」
文「ありがとうございます」
文「じゃあ、次が最後の質問ですね」
文「例の金色の姿をした悟飯さんの事なんですが」
文「あれは…一体なんですか」ニコッ
この時だけ妙に射命丸の様子がおかしかった。
まるでこの質問が取材の目玉と言った感じだった…
射命丸のテンションがおかしいと思った悟飯は射命丸に口止めをすることにした。
悪い人では無いと分かっているのだが、念のためというやつだ…
悟飯「あ…あの」
悟飯「この事はまだ永琳さん達にも言ってないんです…だから…」
文「分かってますよぉ~」
文「そんなに心配しなくても大丈夫ですよ」ニコッ
悟飯「は…はぁ」
悟飯「えっと…あれは超サイヤ人という変身です」
文「スーパーサイヤ人?・・・」
悟飯「はい。サイヤ人だけがなれる変身で簡単に言うとパワーアップですね」
悟飯「さっき話した僕のお父さんとそして…後2人のサイヤ人もなれるんです」
文「変身ですか…それは興味深いですね」フムフム
文「あ!そうだ」
文「その超サイヤ人というやつになっていただけませんか」ニコッ
悟飯「え…いや…それはちょっと…」
文「だ、だめなんですか!」
悟飯「え、だめって言うか…」
悟飯(ど…どうしよう)
悟飯(お母さんに見せた時だって不良みたいだって言われたし)
悟飯(文さんや永琳さんとかにも不良だって思われちゃうよ・・・)
文「どうかしましたか?」ニコッ
悟飯「・・・」
悟飯「・・・分かりました。」
悟飯「…少しだけ離れていてください」
文「え…は…はい」
悟飯は悩んだ末…一回だけ変身するという約束をした。
射命丸は悟飯に言われた様にすこしだけ後ろに下がった。
悟飯は辺りを見回し永琳達が見ていないか確認をしできるだけ力を抑えて変身することにした。
悟飯「・・・フッ!」ゴッオォオ!!!
文「!?!?」
悟飯は超サイヤ人になった。その姿は間違いなく最強の戦士の姿だった。
さっきまでとは違う気迫を感じ…その瞳は碧色に髪の色は黒ではなく金色になり黄金色のフレアのようなオーラが少しだけ悟飯を包み込んでいた。
その変身を初めて見た射命丸は…
文(・・・)
文(す…すごい)
文(これが…超サイヤ人…さっきまでと雰囲気が違うのが分かる)
文(これでも全く力が入っていない状態なんじゃ)
文(でも、ちょっと違う)
文(私が見た変身はコレじゃ無いような・・・)
超悟飯「…あの文さん?」
文「・・・」
文「・・・は!」
超悟飯「大丈夫ですか?さっきからぼーっとしてますけど」
文「え、あ、いや」
文「あ、ありがとうございます」
文「もう解いてもらってもいいですよ」
そう言われると悟飯は変身を解き元の状態に戻った。
その姿はいつも通りの黒髪の少年の姿になっていた…
悟飯「ふぅ・・・」
悟飯「今のが超サイヤ人です」
悟飯「えっと…取材の方はもういいんですよね?」
文「え、あ、はい」
文「そ、そうですね」
文「色々と答えていただきありがとうございました」
文「おかげで助かりました」ニコッ
悟飯「いえ、僕も取材なんて初めてでしたし」
悟飯「それに結構楽しかったですし」
文「私の方も楽しかったですよ」フㇷッ
文「では、今日もこの辺で」
文「機会があればまたお会いしましょう」
文「悟飯さん・・・」
悟飯「はい。文さんも気を付けて」
射命丸は悟飯に別れを告げて帰って行った。
悟飯は射命丸が見えなくなるまでその後ろ姿を見送っていた。
悟飯「よし。文さんも帰ったし」
悟飯「僕も鈴仙さん達を手伝おうかな」
てゐ「あ、悟飯」
てゐ「文は帰ったの?」
てゐ「暇なら手伝えウサ」
悟飯「あ!はい」
悟飯「分かりました」
その夜…射命丸は明日の新聞を作っていた…
ーーーー文side----
文「今日は、いいネタが取れましたよ」フㇷッ
文「明日の新聞が今世紀最大の傑作になりますよぉ~」ニヤリッ
文「それにしても・・・」
文「超サイヤ人ですか・・・」
文「私が最初に見た変身とは違う感じでしたけど・・・」
文「まぁ、いいか」
文「しかし、あの時の悟飯さん・・・」
文「カッコ良かったなぁ~」
そんな事を考えながら射命丸は今日の悟飯との取材を思い返していた……
だが…悟飯は思いもしないだろう…
その新聞がきっかけに超サイヤ人の名が幻想郷中に知れ渡る事を……
To be continued
とまぁ、今回もここまで
次もよろしくお願いします。^^