________光said
長かった、実に長かった。
あの後俺は皆に質問を受けまくった。その質問の中には
「竜崎くんは、BLですか?」、や
「竜崎くんは、どんな殺し方をして欲しいですか?」
などと、いろんな事を聞かれた。
正直疲れた。結構きついな。転校ってのも・・・
今は6時。俺は家へ帰っていた。だが、気になる。どうもあの先生なんかあやしいんだよなー・・
などと俺が考え事をしていると、いつの間にか家へ着いていた。まあいい。これはあとで考えよう。
「ただいまー」
「「お帰りなさい!!」
サザエさんか、というほど息ピッタリな挨拶だった。
「・・・・・お腹すいた」
「私もだ。早く作れ」
しかもお腹がすいている。だが食材がない・・・どうしたものか。
「私が簡単に作っておきますよ。マスター」
「ユカ・・・お前何か静かだったな。何かあったか・」
「いいえなんでもないです。とにかく、今日はハンバーグにしようと思っているので、具材買ってきてください」
「了解。レオーネ付き合え。」
「・・・・・お腹が「後で何か買ってやる。」わかった」
俺は、レオーネを連れて買い物へ行く準備をした。
「じゃあ、行ってくる」
「・・・・・行ってきます」
俺たちは二人に挨拶をして家を出た。
「さてと、行こうか」
「・・・・うん」
無表情だな。何か・・こう表情が欲しいな・・・
「何処へ行く?」
「そうだな・・学校近くのスーパーに行くか」
「わかった」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・会話がない。どうしよう。
「そういえば、お前は何で人型なんだ?」
「こっちのほうが動きやすい」
「そうか。」
‥‥‥‥‥‥‥‥誰か・・俺に会話をくれーー・・
とかなんとか言ってるうちにスーパーに着いた
「さて、行くか」
「うん」
俺らはスーパーの中へと入っつていった。
時は流れて午後8時
「なんでこんな時間に・・・」
「・・・・・ごめんなさい、・・・・我が」
「いいっていいって。それより早く帰らないとな」
学校の前でそのような会話をしていると、暗闇の中で何かが動く気配がした。
「何だ?忘れ物を取りきた生徒か?あぶねーな・・・レオーネ先に帰ってくれ」
「・・・・・・我も行く。・・・・・・・光に怪我させたくない」
「そうか・・・・わかった。じゃあ行くか」
俺は夜の校舎へと入っていった。
「うわー。夜の学校って怖いんだな・・・」
「・・・・・嫌な雰囲気「死ね!!」こっち!!」
俺たちは声のした方向へ、急いで向かった。
「大丈夫か・・・ってやっぱりあんただったか」
そこには背の高い少年が立っていた。名札には「岩澤」と書かれている
「大丈夫か?」
「転校生?どうしてここに。それよりも逃げろ!!お前じゃ敵わねえ」
「残念ながら、君の考えは間違いだ岩澤くん」
先生はこう言い放つ。
「どうせ二人とも俺に食われるからな・・・」
そう言い放った瞬間、先生の体が変化していき、一匹の狼に変わった。
それを見たレオーネはこう呟いた。
「ファントム・・・」
「マジで・・じゃあ本当の先生は・・・」
「とっくに死んだよ、面白かったぞ、あいつは生徒が大切みたいでな、目の前で殺してやったら、簡単に絶望したよ」
ひどい・・・・こいつら・・
「・・・け・・な」
人の命を・・・・・
「殺したときの顔は傑作だったよ。泣きながら・・・」
「・ざけ・・な」
なんだと思ってんだ!!
「やめろ、やめろってようるさくてよ、だから目の前で殴ってやったらよ泣きなが「ふざけんな」何?」
「テメーらが遊び感覚で奪っていいほど人の命は軽くねーんだよ!!そんな簡単に奪われてたまるか!!」
そんなことを言っても俺に戦う力はないし・・どうする?
考えていると空気が止まった感覚が・・・この感覚・・・ユカの時と同じ・・
(・・・・・あいつを倒したい?)
(当たり前だ。岩澤とかいう奴も助けたいが、先生の無念も晴らしたい。)
(・・・・・なら私が言うことを口に出して。)
(わかった。教えてくれ)
(・・・・わかった)
「なんだ急に静かになって、さては観念したか。なら食わせてもらうぞ。」
「転校生、逃げろーーー!!!」
「「我は獣の王と契約せし古の者なり、全てを喰らい、鎖をつなぐ。我キマイラの名において、
汝に、希望の光を与えようー!!!!」」
レオーネに教えられた呪文を口にすると、俺の体から何かが溢れ出す感覚がした。
「なぜ貴様が魔力を持っている。しかもそのベルトは何だ?」
「ん?ってこれは・・・」
見ると俺の腰に檻のようなベルト、指には同じような指輪がついていた。
俺はベルトに檻のような指輪をかざした。
《ドライバー、オン》
不思議な音声とともに獣の鳴き声が聞こえた。俺は手を上に掲げ回しながらあの言葉を叫ぶ。
「変~~~~~身!!!!」
俺は横のくぼみにライオンのような指輪を差し込み、ドラム音を聞きながら指輪を回した。
《セット・・オープン、L、I、O、N,LIO-N》
横から魔法陣らしきものが飛び出し、俺を通りすぎる。通り過ぎる直前、獣の声が聞こえた。
俺は自分を見る。全身が黄金の鎧に包まれ、黄金のライオンが、檻から顔を出していた。
『なれた。仮面ライダービーストに』
「なんだその姿は」
俺は高らかに宣言する。
『仮面ライダービースト、さぁ、ランチタイムだ」
「いまは夜だぞ・・・」
ツッコミありがとう岩澤くん。でもそんなこと気にしていられない!!
『ハァァァァァァ・・オラ!!」
「グゥ・・・おのれ!!」
俺は力を溜めたストレートを奴にお見舞いした。
『まだまだいくぜ、オラオラオラオラオラオラオラオラ、オラァ!!!」
俺は更に乱打を叩き込む、体が軽い、これならいけると俺は確信していた。だが
「くっ・・・・グールよ!!こいつを倒せ!!」
奴は地面に石を投げつけた。すると石が変形していき、怪物へと変わった。
『何?グウァッ。野郎・・舐めやがって!!これでいくぜ!!』
俺は緑色の指輪を付け、くぼみに差し込んだ。
《カメレオ、GO、カカ・カカカ、カメレオ》
緑色の魔法陣が通り過ぎると肩にカメレオンの頭部が現れた。
『おお、カメレオンとなると・・・』
俺が念じると体が消え始めた。おお、やっぱり擬態だ。
俺はこっそりと敵に近づく。気づいてないな。よし
俺は透明化を解きグールとやらを殴った。グール爆発ザマー。
俺はダイスサーベルを取り出しカメレオンリングを差し込んだ。
《シックス、カメレオ、セイバーストライク!!》
不思議な音声とともにカメレオンが六体出てきてグールに攻撃、爆発した。
『後はお前だけだ。ファントム!!』
俺は奴を指さしながら言う
『お前は俺を怒らした。俺は起こると怖いぞ』
「ふん、だからどうした。グールを倒しただけでいい気になるな!!!」
俺はまた殴ろうとしたが,躱され、逆に攻撃を食らった。
『いてーな、もう怒ったぜ』
俺はダイスサーベルで攻撃する・・・と見せかけてカメレオンのベロで奴をしばいた。
流石に虚をつかれたのか、奴は大きく仰け反った。今がチャンス!!
俺はもう一度変身で使った指輪をくぼみに差し込んだ。
《キックストトライク、GO、カメレオミックス》
俺はダッシュで奴に近寄り、上に蹴り上げ、カメレオンのベロで縛り上げた。
「グウァッ!!何をする気だ!!貴様」
『獲物を捕らえた獣は誰にも奪われず食べるために空中に吊るしたりするんだよ!覚えとけ!!』
そして俺は魔力を解き放つ。魔力は徐々にライオンの形に変わっていく。
『さて、メインディッシュだ!!』
俺は上へ飛び上がり前転をしながらキックの体勢になる。
魔力で作られたライオンは足の方へ行き、そのまま急降下する。
「まて。話し合えば分かる。だからやめろ。」
『もう遅い、言ったはずだぞ。お前は俺を怒らせたと。消え去れぇぇぇええッ!!』
「くそっ。俺はまだ・・・まだっ!!」
『ハァァァァァァァァァァァ!!!!!』
俺は奴の体を貫き、地面に着地する。
「グウァァァァァァッ。お、おぼえてろー。」
その瞬間、体が爆発、奴は跡形もなく消し飛んだ。
『そう言う奴はたいてい弱いんだよ。それこそ覚えとけ。』
俺はそう言い放つと、変身を解いた。
「何なんだ?お前は一体・・・」
俺は夢で見たあのセリフを口にした。
「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!!っとやばい、もう時間か。すまんな俺は帰る」
そう言って俺は全速力で家へ走った。
このあと、約二時間の説教を受け飯の時間が11時を過ぎたのは余談である・・・
_______岩澤said
なんだったんだ・・あいつ・・・俺とおんなじ力を持って・・・
まあいいや、それは明日にしよう。
あいつには俺の友達を紹介しよう。エロいけど熱血な俺の友達を・・・