幻想入りしました笑
---幻想郷·博麗神社---
「で、元の世界に戻るにはどうしたらいい?」
大和は目の前にいる紅白の巫女服を着た少女、博麗霊夢に元の世界に帰る方法を聞いていた。
「いろいろと手段はあるわよ、1つはこの神社の近くにある博麗大結界をなんらかの手段を使って通る。まぁここは一番手っ取り早い方法で行きましょ、恐らくあんたの幻想入りもあいつの仕業だろうしね、見てるんでしょ?紫...」
霊夢が紫という名を口に出すと、霊夢の横の空間に縦の亀裂が生まれそれが開いた。開いた先からは無数の目がこちらを見ていた。その中から...
「呼んだかしら?」
大和から見たら綺麗なお姉さんが現れた。
「あら、随分素直に出てきたわね。単刀直入に聞くけどコイツの幻想入りはあんたの仕業でしょ?」
「ええ、そうよ」
『即答...』
あっけなくネタばらしをしやがりましたよ目の前の紫というお姉さんは...
「で、俺を幻想入り?させた理由はなんだ?」
大和は紫に自分を幻想入りさせた理由を聞いた。
「それはね、幻想郷に車社会を入れる為に少しの間貴方の世界に居たのよ、その時に夜の峠に居た青年から貴方の事を聞いてね...それからよ、貴方に車社会を入れた幻想郷に来てもらいたいと思ったのは」
紫は分かり易く大和に幻想入りさせた理由を告げた。
「ふ~ん、で俺に何をしろと?」
「そうね、貴方には此処でもう一度峠を走ってもらいたいの、向こうの世界で北関東最速、伝説と言われた貴方の走りに興味があるのよ」
大和の問いに紫は淡々と話す。
「う~ん、紫さんには悪いけど、俺走り屋を2年前に辞めてるしな~...」
「そのことは知っているわ、貴方が走り屋を辞めた理由も込みでね。その上でお願いするわ、もう一度峠を走ってくれないかしら?」
紫は大和に向かって頭を下げた。さすがのこの行為には大和も断りきれず...
「!...あ~もうしょうがない、分かりましたよ...」
「本当!?」
紫は大和からの了承の言葉を聞くと、頭をあげ明るい表情を見せた。
「もう一度走ってもいいですけど車ないっすよ?」
「そのことなら私が貴方の世界から貴方が乗ってた車を持ってきてあげるわ。因みに向こうの世界では貴方はトラックに撥ねられて死亡したことになってるから」
紫はさらっと爆弾発言をした。それには大和も驚愕し...
「はぁぁぁぁ?俺死んだ事になってんの!?」
「だってトラックに撥ねられる寸前に幻想入りさせたんですもの、トラックにモロ撥ねられて生きてる方が不自然よ...あ、貴方の代わりとして貴方そっくりの、血液や臓器まで精巧に作られた人形を置いてきたから間違いなく死亡したと思ってるわよ♪」
「さらっとすげーこと言ってんじゃないよ...てか、俺死んだ事になってんなら俺の車持ってくるのにあれ書いた方がいいかな?」
大和はポンッと手のひらを叩いた。
「あれって?」
「あれ、紫に自分の車と車のパーツを譲っていう遺書だよ、それを書いておれの指印を押せば紫が車を持っていっても誰も文句言えないだろ?」
「...確かにそうね、それじゃあ書いてもらえる?」
「了解。あと仕事はどうすればいい?」
「それなら現実で貴方がしていた運送業をやってもらうわ」
「それなら俺の車とパーツ以外に俺のトラックも持ってきてくれ」
「了解、じゃあ話はここまでにしましょ、夜も遅いし」
「だな、それじゃ」
そして紫はスキマ?と呼ばれるものの中に入っていった。
「話はすんだ?」
「あぁ、つーか今日泊めてもらっていいか?このままじゃ野宿するハメになるわ」
「別にいいわよ、その前に少し走りにいかない?あんたの走りってのを見たくなってきたわ」
霊夢は大和に走りを見たいと言った。
「ん、別にいいよ。でも車は?」
「こっちにあるわよハチロクのターボ仕様がね」
そう言って霊夢は神社の隣に置いてある車のカバーを外した。
「へぇ~、BN sportsのフルエアロにTRDのリップウイングか、マフラーはテクノプロでホイールはRAYSね...いい趣味してんじゃん、そしてカラーは赤か」
「赤が好きなのよ、このエアロは私のお気に入りよ」
そう言って霊夢は助手席に乗り込んだ。
「さっさと行きましょ、勿論運転はアンタだからね」
「あいよ」
そして大和はハチロクの運転席に座り出発した...
久々の更新!
こっちを更新するのは1ヶ月ぶりです。
まぁ暇つぶし程度なので笑
当分はこのペースで投稿しますのであしからず。