設定などを物語を追って書くので安心してください。
それでは前奏曲をお聞きください
ちなみにプロローグは見なくても大丈夫です
プロローグ・孵化
俺の名前はソコロフ。16歳。ロシア人と日本人のハーフ。身体的には日本人寄りだ。顔もアジア系で髪も黒い。目は…何故か激昂した時だけ青になる。普段は黒だ。
俺は今、
傭兵をやっている。
世間一般に見てあまりいい顔はされないだろう。金を貰って戦争をするんだからな。
でも生まれた時から決まっていた運命っぽかった。俺の親父はイラクにて戦死。俺の出産費用の為に気張りすぎた。母はテロ組織に撃たれ、還らぬ人に。
で、俺は行く宛も無く少年兵をやっていた。行き着く場も無くただ生きる為に。
そんな時に拾ってくれたのがPMCの隊長だ。俺の戦闘力を買ったんだと。
おっと、過去の話は止めだ。特に語っても何もない。そんなことより次の仕事探しに集中…
「おいソコロフ。お前に仕事だ」
「へっ?いきなりですか?」
「ああ、緊急の任務だ。内容は警備。」
唐突だなー。しかし緊急の任務か、切羽詰まってるのか?
「場所は日本だ。ある場所に住み込みでやってもらう。期間はクライアント側が決めるとの事だ」
「了解しました。今すぐにですか?」
「ああ、今すぐだ」
びっくりだな。住み込みで仕事をするのは初めてではないが、日本と来たか。母の…故郷
「あぁあ眩しい…」
向こうに比べると日本は温かい。しかし、日差しがどうにも…
「…詳しいことは日本に着いてから言うって聞かされたが一体…人は殺すなとは言われたけども。」
治安も悪くないし、むしろ良い方なのだが。
とりあえずクライアントを待つか…
「あら?あなたが例の傭兵さん?」
「クライアントですか?」
「そうよ、私が依頼主よ」
これまたびっくり。聞いていた年齢と見合っていないな。容姿が。
「詳しいことは学院で言います。ついてきて?」
「да分かりました。」
理事長室
「仕事内容は警備なのは知ってるわね?」
「はい、事前に聞きました。」
「では言いますね。あなたは現一年生が卒業するまでこの『女子校』で特別非常登校生徒として仕事をしてもらいます」
…
……
………
は?
「えっと聞き間違いでしょうか。女子校と聞こえたんですけど」
「ええ女子校よ。嫌かしら?」
悪い冗談はよしてほしい。
「…はめやがったな、あの野郎…」
「で、どうするの?やるの?」
やる訳が無いだろう。時間の無駄だ…
「…残念ですがその話はお断りします」
「そう…残念ね。」
悪いがこんな平和なところは俺には似合わない。守るべき対象が重すぎる。すると、
「…実はね、この仕事…あなたの上司からなの。」
「え?どういう事…ですか?。俺の上司が?」
隊長の事か?何故だ?この理事長と名乗っている人が頼んだんじゃ?
「あなたの上司が頼んできたわ。ここで働かせてやってほしいって。私も最初は断ったんだけど、最終的に了承したわ」
全ては隊長が仕組んでたってことか…困ったな
「丁度、治安も悪いから警備が欲しかったの。もうすぐ廃校になるかもしれませんから在校生には安心して卒業してもらいたくて。でも断わるなら仕方ないわ…」
…いや、俺には関係無いね。しかし、なんだこれは…
良心なんぞとうに無いだろう。
なのに…
「…給料はどういう基準で決められんですか?」
「働いた分だけ1万円支給するわ」
悪く無いな…。はぁ、仕方が無いな、やってやるか…
「その依頼、引き受けます。」
「ありがとう!助かるわ。アナタの事は次の全校集会で紹介します。今日のところはこれで良いわ」
「それでは明日から『登校』という名目で勤務します。失礼しました。」
俺は何をやっているんだ?いつも通りイラクで戦うはずなのに…
「ま、悪くないかもな…しかし女子校か…」
気まずい事、間違いなしっ!ひゃっほぅ!
「ん?あれは…」
離してください!
少しぐらい良いじゃねぇかよ、ハハッ
治安が良いのは一瞬だけか…面倒な…
「おい、離してやれよ。彼女、嫌がってるだろ」
「ああ?何だお前?邪魔すんじゃねぇよ!さっさと消えろ!」スチャッ
はぁ、ナイフなんか出されても…握り方が素人以下だな。まぁ、少しだけ、
「遊んでやるか」
ゾクッ「な、なんだお前、やんのかよ。お前ら来い!ボコってやろうぜ!」「あー、なんだ?」「へー、面白そうじゃねぇか」「砂に埋めるか」
おいおい、多人数じゃないと何もできねぇか。ギャラリーは居ないがユル気でやるか…
「ドコ見てんだオラッ!」
ゴキャッ
俺の骨が折れた音ではない。殴った奴の腕の骨が逆に曲がっている。なんだそりゃ
「おいおい、殴ったのはお前だぜ?なんで折れてんだ?。もっと鍛えろゴミ以下が」
「ひっ」
ゴシャッ
鈍い音が鳴る。顔面の中心が凹んで倒れる。弱すぎだろ…
「次は誰だ?早くかかってこい。」
「くそったれがァァ!」
二人目、膝にフルパワーのローキック。揺らいだところをヘッドバット。
三人目は持っていたナイフを奪ってから後ろに回り、背中に蹴りを入れ倒してからナイフで顔のすぐ横のコンクリートを刺し気絶。
四人目は…
「はー、はー、はー、」
「『それ』を出すのか?止めとけ俺には通じないぞ」
「う、うるせぇ。お前、中々やるみたいだがこれには勝てんだろ!」
と言って拳銃を取り出したが、俺は拳銃もろとも本気のストレートでって、ヤバい!
ボゴッッ!
「ヘブッ」
ドシャッ
しまった…本気出しちゃった…。死なないでいてくれよ?
「大丈夫…ですか?」
「は、はい!あ、あ、ありがとうございます…」
「気にする事は無いよ。気をつけて帰ってね?」
我ながらかっこ良く決まった…おい、俺はなにしてんだ?
「あ、あの、お名前を…」
「へ?ああ、ソコロフって言う。ハーフだ。」
「わ、私、小泉花陽って言います!」
名乗るほどの事じゃ無いんだがなー。ま、良いか。
「じゃあ、この辺で。ホントに気をつけてね?」
「は、はい。さ、さよう、なら。」
兎に角にも良かった良かった…。あ、
「おーい、起きてるか?死んでないだろうなー?」
「うぅぅ、はっ!ひぃぃ」
「はぁ、良かった良かった生きてたなぁ。じゃ、そういう事で。あ、そうそうお前二度と拳銃なんざ持つな。素人が持つもんじゃないよ。」
「あ、アンタ、な、何者なんだよっ」
俺か?
俺は、
「今日から音ノ木坂学院に配属された傭兵部隊。ソコロフ、だ。襲撃しようなんて考えるな。」
そして、高らかに言う。
「消し飛ばすからな。」
はい、ありがとうございました!μ'sは出ないと言いましたが花陽ちゃんは出しました。フラグが立つといいねw
次は第一話です。お楽しみに!