超.黒の剣士   作:しもつかれ

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本編にはの方が一区切り付いたので、前からやりたかったネタを詰め込んだ番外編的な話です。本編にはほぼ関係ありませんので、つまらなさそうなら読み飛ばしてください。
なお、番外編ということで地の文は入っていません。今後も番外編を投下することがあったら、このスタイルで行きますのでよろしくお願いします。
ではどうぞ↓


@☆1 休日

〜〜朝〜〜

 

「ん...朝か。アスナ、おはよう...」

 

「キリト君おはよう、もうご飯出来るから少し待っててね」

 

「ん。さーて新聞新聞っと...あった」

 

「キリトくーん、コーヒーで良いー?」

 

「あぁ、ありがとなー」

 

ペラッ...ペラッ

 

「...まーた軍が揉め事起こしたみたいだ」

 

「良くやるよね。初期の頃はいいギルドだったのに...はい、どうぞ」

 

「ありがとう。まぁディアベルはリーダーに適性があるし、そのうちどうにかなるさ...うん、美味しい」

 

「そっか。...ねぇキリト君、今日は何しようか?」

 

「そうだな...ボス部屋までは血盟と聖龍が演習がてら行くみたいだから、無理して行く必要はないし...これといった用事は無いな。アスナは?」

 

「あ、じゃあ今日は私の用事に付き合ってくれる?はい朝ご飯」

 

「ありがとう、勿論構わないよ」

 

「やった!じゃあ、ご飯食べて準備しよう!」

 

「あぁ、それじゃいただきます」

 

「どうぞ♪」

 

(なんか機嫌いいな...)

 

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〜〜午前〜〜

 

「というわけで、10層の商店通りに来ました」

 

「懐かしい...久しぶりに来たな」

 

「何でかわからないけど、10の倍数の層は結構作り込まれてるんだよね」

 

「ここ10層が日本風古都、20層が砂漠都市、30層が氷の街、40層が中世ヨーロッパ、50層は...どう表現したらいいんだ...?」

 

「エギルさんのお店が新しくできたのよね。街の風景はその、えっと...アメリカの路地裏みたいな感じだけど」

 

(綺麗にまとめたな。俺の主観ではゴミ溜めが妥当だ」

 

「途中から口に出てるよキリト君...」

 

「聞かなかったことにしてくれ...エギルにどやされる...」

 

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「ここは...着物を売ってるのか」

 

「うん、でも目的は別にあるんだよ。はい、これ」

 

「糸?.....もしや」

 

「そう!なんと昨日、遂に裁縫スキルをコンプリートしましたー!」

 

「本当か!?凄いなアスナ、料理だけじゃなく裁縫まで...」

(というか毎晩コソコソ何かやってたのはコレか)

 

「うん、それで最後の『作成品性能上昇』のmodが取れたから、キリト君の防具を作ろうと思ったの。キリト君回避重視だから、鎧より布製の方がいいかと思って」

 

「当たらなければどうということはない!」

 

「...何それ?」

 

(アスナはアニメとかに疎いんだった...今後自重しよう)

 

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〜〜午後〜〜

 

「そろそろ昼飯食べに行こうか」

 

「ここは和食が多いよね。お寿司は無いけど」

 

「だよなぁ...寿司が恋しい...」

 

「醤油は再現できたけど、やっぱりお魚そのものの味は作れなかったもんね...」

 

「今の所釣れる魚はなんか...魚肉ソーセージみたいな味だしなぁ...ん、ここなんか良いんじゃないか?」

 

「もんじゃ焼き屋さん...私食べたことない!」

 

「そうなのか...ならここにするか。プレイヤー経営の店みたいだし...」

 

「...」

 

(一瞬で料理人の眼光に...)

 

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店内

 

「美味しかった〜! 」

 

「あぁ、色々混ぜ込んで焼く料理だから再現しやすいのかもな」

 

(料理人たる私を唸らせるとは...やるわね店主)

(とか思ってるんだろうなー)

 

「あのー...すみません、お二人はもしかして攻略組の『閃光』様と『黒の剣士』様ではないでしょうか?」

 

「はい、そうですが?」

 

「やっぱり!えーと、只今店舗PRのためのキャンペーンを行っているのですが、宜しければ協力して頂けませんか?」

 

「どうするアスナ?」

 

「うん、折角だし協力しましょ」

 

「ありがとうございます!では準備をしますので少々お待ちくださいね」

 

「「はーい」」

 

 

「...思ったんだけど、『黒の剣士』って完全に見た目だけじゃないか?アスナのは剣の速さとかを体現してるのに」

 

「えぇ...それを私に言われても...あ、じゃあ何か新しいの考えようか?」

 

「例えばどんな?」

 

「うーん...キリト君黒いし速いから『黒影』とか?」

 

「お、おう...俺が振っといて言うの悪いんだけど...何かアレだな。厨二っぽいというかなんというか...」

 

「...」

 

(今ごろ気付いて赤くなるアスナさんの図)

 

 

「お待たせしました、それでは今から私とゲームで勝負してもらいます!勝つことができれば、豪華景品を差し上げます!」

 

「なるほど...ゲーマー相手にはうってつけのPRだな。負けたらどうなるんですか?」

 

「あ、負けたらこの宣伝用チラシを背中に貼って主街区を一周していただきます☆」

 

「小学生のイタズラ!?」

 

(キャラ濃いなーこの店員さん...)

 

「それで何のゲームで勝負するんですか?」

 

「ポーカーです」

 

「そこは世界観無視かよ...まぁいいか、それじゃいきますよ...」

 

「「盟約に誓って(アッシェンテ)!!」」

 

「そのネタだめ!!」

 

(コレは知ってるのかよ!)

 

 

「フォーカード...3点先取、俺の勝ちですね」

 

「おめでとうございます、それではこちらをどうぞ!」

 

「無料券...1人のみ有効って書いてあるよ」

 

「二人組の客にって...クラインにでも送っとこう」

 

「...帰ろっか」

 

『ありがとうございましたー!」

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〜〜夜〜〜

 

22層 キリトとアスナの家

 

「何か色々残念だったけど楽しかったね」

 

「久しぶりに食べたけど美味かったなーもんじゃ」

 

「そうだね。それじゃあ、そろそろ始めるね」

 

「あぁ、頼むよ」

 

「確か一昨日、フィールドボスから布の素材ドロップしたよね?」

 

「『黒獣の衣』だよな。はい」

 

「ありがとう、それから今日買った糸をオブジェクト化してっと...」

 

 

「出来たー!自信作よ!」

 

「『ブラックウィルム・コート』か...防御高いな!しかも属性耐性まで付いてる、流石プレイヤーメイド...」

 

「性能だけじゃなくて!...着てみてくれる?」

 

「あっ...悪かった。つい夢中になってて...これでいいかな」

 

「何だか不思議なくらい似合ってる...良かった」

 

「物凄く...しっくりくるよ。ありがとな、アスナ」

 

「うん、これ着て明日から攻略頑張ろうね!」

 

「あぁ!」

 

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「おっ、キリトからメッセージ?珍しいなー...内容はっと」

 

『from: kirito

クラインへ

10層にプレイヤー経営のもんじゃ焼き屋があって、珍しいと思って行ってきたんだ。それが結構美味くて、しかも店のPR方法と店員が面白かったから、暇なときにでも行ってみたらどうだ?

添付アイテム 1件』

 

「お、アイテムが付いてるな。...何だコレ?」

 

『指定されたプレイヤー経営の店で無料注文ができるチケット。”自分1人”の状態でのみ有効』

 

「...嫌がらせか!」

 




ありがとうございました。次回はあの子来ますよ...
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