いろいろと修正を加えたら下書きと結構変わってしまいました。
「では審査の結果を発表します」
本能のままに答えてしまったが一体どうなるのだろうか。
「あなた様は東方projectの世界に転生する事が決まりました」
「東方projectってあの弾幕ゲームがどうたらとか言うやつですか?」
「はい、そのとおりです。ですがあなた様が行くのはその時代より昔、諏訪大戦の時代あたりからですけどね」
なんだろう、サッパリワカラン。大戦って事は戦争か何かか…
「この世界を楽しむために寿命は無くして差し上げます」
おいおい、それって俺人間やめてないか?いや、怪我したら死ぬらしいからまだやめてないか…
「えと、俺の能力ってなんですかね?」
「ガンド撃ちです」
「はい?」
「簡単に言うと呪いの玉を指先から撃ちます」
「それで俺生きていけますかね」
何だその地味な技。絶対殺されるよ俺。
「心配ありません。あなたの居た世界にある物語の中の技です。単純火力、指一本で拳銃クラスです。」
なんだよそれ、めちゃくちゃかっけぇじゃん!!
「ぜひ!ぜひそれで!!」
こんな使い勝手の良さそうなもの嫌なわけないじゃないか!
「解りました。それではこれにて設定は終了です。では今すぐ行きますか?それとも…」
是非もなし。
「行きますよ。新しい世界が俺をよんでいるゥゥゥ!」
100%引かれたが俺には関係ない!今の俺ならなんでもできる。そんなきがするのさ!
「分かりました。それではお気をつけて」
そして突如訪れる浮遊感、足元をみたら綺麗に穴があいていた。まあ、あとはお察しの通り。
「ひゃぁぁぁあぁぁ…」
そんな断末魔を上げて落下した。
痛い。この世界に転生して最初の感想が痛いだなんて泣けるなぁ…とまあどうでもいい感想はこれくらいにして立ってみよう。
「よいしょっ…ととと…」
ちょうど辺りは夕焼け空で辺りには霧が出てる。少し肌寒い感じだ。
「しかしまあ、何と言うか何もねーな…」
辺り一面に草が生い茂っているだけだ。
「そうだ!ガンドってやつ撃ってみるかな!」
誰もが一度は思い描く夢、超能力や魔法、それを俺が今!使う!!
「こんな感じかな…」
右手の人差し指を突き出す。するとどういう事か右腕に青っぽく光る線が走った。そして指先には赤黒い玉。
「おお…おおおお!」
そして頭の中で命令を出す。その瞬間指を向けていた地面が吹き飛んだ。
「〜〜っすっげぇぇ!!」
全身がなんとも言い表せない幸福感に包まれた。これはすごい…とそのとき、背後に不気味な気配を感じた。まるでこっちを押さえつけてるようだ。
「お前は何者だ?不思議な術を使うじゃないか?」
女の子だ。間違いなく女の子の声だ。ただその声にはどことなく威厳のような物を感じる。
「突然現れたかと思ったら叫び出して変な術をつかう。おまけにこれだけ神気を出しても何ともないなんて、君は一体何者?」
「お、俺は旅をして回っているものでありまして…」
「ふうん、じゃあ旅をしているならここがどこだかわかるよね?それとも分かってて入ってきたの?」
彼女の声はどことなく遊んでいるように聞こえた。てか俺万事休す?こうなったら…
「いやぁ、わからないですね、ここらの地理にはあまり…」
ゆっくりと指で拳銃の形をつくる。
「詳しくないんです!」
俺は彼女に振り返り、ガンドを3発撃つ。しかしそこにはに既に誰も立っておらず、地面を抉るだけだった。と思ったら次の瞬間、腹部に鈍い痛み。間違いない、腹に一発もらってしまった。
「うぐぅ…」
少しの浮遊感の後、仰向けに地面に倒れた。彼女が近づいて来る。
「なんだい、つまらないねぇ。もっと戦える相手かとおもったんだけど…」
上を見上げる。そこには奇妙な帽子をかぶった年端もいかない少女がいた。
「どうする?何者かをはっきり言えば助けてあげないこともないよ?」
何を思ったか俺は仰向けに倒れたままの格好で彼女を睨みつけていた。
「俺はただの高校生です、それ以上でもそれ以下でもありません…」
きっと、死ぬときくらいカッコつけたかったんだな。
「こーこーせー?ふーん、面白い名前」
「名前じゃない、職業だ」
「じゃああなた、名前は?」
「名前…」
なんで今まで気がつかなかったんだ。俺っていったいなんて名前だっけ…だめだ、思い出せない。
「名前は、思い出せない…」
「そう、じゃあ私が名前を付けてあげるから私のところへ来ない?」
…はい?
「どうするの?来る?来ない?」
今の第一優先は命、その次に衣食住だ。これは行くしかないかな…
「行くよ、なんでもするから」
「わかった!じゃあ決まりね!次は名前か〜」
何だこの子、急に態度がかわったぞ。まるで見た目相応だ。…ってゆうか早く体起こそう。下からパンツがみえてしまいそうだ。(この時代にそんなものがあるのかしらないが)
「そうだ!夕霧、なんてどう?」
「またなんでそんな名前に」
ちょっと厨二チックだな、なんておもったり。
「今の天候の事を言うんだよ、今は夕焼け、さらに霧が出てるでしょ?」
なるほど、少しテキトーな気もするがまあいいか。
「いいよ、それでさ」
「じゃあ今日からよろしくね、夕霧」
衣食住と名前が決まった所で、今度はこちらから質問することにした。
「ところでさ、君はなんて呼べばいいかな」
「諏訪子でいいよ」
「諏訪子、ね。了解」
諏訪子…なんか変な名前だな。前までそんな名前の人とあったことないからかな…
「にしても夕霧はさ、なんていうか変だよね〜」
変?確かに今の格好はこの時代にはないだろうし、やっぱり可笑しいのか。
「ぐ、具体的にどこらへんが?」
「神様相手にその口調、今までそんな人にはあったことないよ」
かみさま…?
「神様って、君が?」
「そうだよ、洩矢の国を治める祟り神の頂点、それが私!」
ちょっと待て、確かにこの子の力が人智を超えているのはわかる。でも神様?祟り神?それが本当なら俺もしかして殺される?
「どうしたの、そんな凄い顔して。ひょっとして体調でも…」
頭より身体が動いていた。この時俺が繰り出したのは大和民族が古来より受け継いできた謝罪の最上級、そう、土下座だ。
「さっきまで偉そうに話し掛けてすみませんでした!!!」
必死だった。ここまで必死なのは恐らく両親の下したPC没収を取り消してもらうために謝ったときいらいだろう。
「え、ちょ、ちょっと」
「何卒命だけは!どんな事でも従います!どうか命だけはぁぁ!!」
「顔を上げて、夕霧」
ああ夕霧よ、しんでしまうとはなさけない。くそ、最後にご飯が食べたかった…
「諏訪子様、どうか命だけは」
「あははは!何その顔!」
死刑宣告かと思ったが、とても他愛ない言葉が飛んできた。
「それに様付けとか違和感ありすぎだよ、今までどうりでいいよ」
よ、よかった…とりあえず何とかなった。
「わ、わかったよ、諏訪子」
「わかったなら早くこれで顔拭いて…耐えられない…ぷっ」
今気づいたが俺の顔は涙と鼻水で大変な事になっていた。
……なんていうか、こんな恥をかいたのは、はじめてだ…
初の戦闘(?)シーンという事もありいろいろと緊張しましたがなんとか書く事ができました。これからも戦闘は増えていくと思うので少し不安ですが頑張って行こうとおもいます。