艦これ 反改   作:RS

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CM

 ※「でさー、あのねー」
 ぽいっ

 夕立「ポイ捨て禁止ぃいい!!」

 今! 路上でポイ捨てをすると!
 抽選で百名様に艦砲のプレゼント!

 更にラストワン賞には、

 夕立「艦娘は女の子っぽいいいいいいいい!」

 超巨大魚雷をポイ投げするぞ!

 嫌なら捨てるなよ! 絶対だぞ!


 夕立「えっと、提供は、
    とーきょー特別海軍っぽいー」



第1-3話

 

普段。提督は鎮守府を留守にしている。

彼は自分の秘書艦である艦娘、長門に指示を出し、

彼女はそれを忠実に守る。

 

髪の長い、背の高く雄々しい雰囲気をもった、

凛とすました顔の女性。

それが長門である。

 

「提督の意向は、

 新たに転属された艦娘、吹雪の育成にある」

 

食堂は広い。

だが今は閉まっているので、

その広さは空虚なものとなっている。

 

今、長門の眼の前にいるのは、

正規空母赤城。

戦艦陸奥。

軽巡洋艦神通の3人。

 

「どうしてかしら?

 近々、大きな作戦があるから育成するの?

 でもそれなら、

 他の戦艦とか育てたほうがいいんじゃない?」

 

厳格な長門の姉妹艦である陸奥が進言する。

長門に気安く声をかけることが出来るのは、

彼女をおいて他にいない。

 

陸奥は長門と違って、

大人の色気を持っている。

仕草一つ一つにそれは滲み出ていた。

 

「わからん。

 だが提督の意向はどうあれ、

 作戦は絶対だ。

 ……堅苦しさをなくすため食堂を選んだ。

 神通。吹雪はどうだ、強くなれるか?」

 

長門にふられて神通は肩を竦めた。

 

「……はい。

 最初は戸惑っていましたが、

 回避運動もこなせますし、

 航行にも支障はありません」

 

「結構。砲撃などの手ほどきは、

 今後組む演習などで鍛えてやってくれ。

 多めに入れておく」

 

「ありがとうございます」

 

話し合う2人。陸奥は、

隣に座る赤城が心ここにあらずな、

表情をしていることに気付いた。

 

「どうしたの赤城?」

 

「へっ? え、ああ、すみません。

 ちょっと、考え事を……」

 

「あらあら、もしかして……お腹すいちゃった?」

 

「そ、そうなんです……お恥ずかしながら」

 

 

「赤城」

 

 

静かな声。長門の一言に、

その場が水を打ったように静まる。

 

「最近のお前は頑張りすぎだ。

 燃料のことも少しは考えて欲しい。

 ……だがそれ以前に、

 まだ気に病んでいるのか?」

 

「……それはそうですよ。

 でも、もうあんなことをさせないためにも。

 私はもっと、強くならなきゃいけないんです」

 

「覚悟はわかっているさ。

 だが、提督もそれを気にかけていることを、

 忘れるな」

 

 

神通は膝においた手に視線を向けた。

吹雪は今後確実に強くなるだろうこと。

それを指導するのは自分であること。

 

「長門秘書艦。

 私、吹雪さんを絶対に、

 正しく育ててみせます」

 

「……ん? そうか。

 頑張ってくれ」

 

 

その場はそこで解散となった。

残ったのは赤城と神通で、

しばらくすると食堂が開き、

駆逐艦娘たちが入ってきた。

 

その中には……

 

 

「吹雪さん」

 

「あ! 赤城先輩!

 神通さんも!」

 

「今から食べるところなんだけど、

 ご一緒しない?」

 

「はい! 是非! 喜んで!」

 

「うふふ。誰かと一緒に御飯を食べるって、

 久しぶりだから楽しみなんです」

 

 

運ばれた料理が山盛りのカチ盛りで驚愕する吹雪。

難なく食べていく赤城に更に驚愕する吹雪。

 

赤城は吹雪の顔を見ていて、

張っていた気分が緩く解かれていく、

不思議な暖かさを感じた。

 

「吹雪さん。近々、演習で一緒になると思います。

 その時にはまた、今日みたいに指導いたしますね」

 

神通はその場を去った。

残された吹雪と赤城は、

2人揃って夕食を食べた。

 

明日もまた頑張っていこう。

そう思い、吹雪は英気を養っていくのであった。

 

 

 

 






次回予告

 繰り返す砲火の嵐。
 脆弱な装甲は撃ちぬけられ、
 遥か彼方より飛来する艦載機に服を裂かれる。

 赤城「吹雪、MVPを狙いなさい!」

 吹雪「はい! 女の子だからって、
    涙なんか流さないんだから!!!」

 長門「超戦艦養成ギブスを吹雪に!?」

 陸奥「第三砲塔が爆発する前に、ケッチャコを……!」

 立ちはだかる、間宮夫人!

 ガンバレ吹雪!
 負けるな吹雪!
 君のラストアタックは、きっと届く!

 吹雪「暁の水平線に、勝利を刻む!」



 次回、艦隊これくしょん、

 「MVPいっちばーん☆」

 君は、失望の涙を見る。














というわけで、アニメを見て、
「これはあかん」と書き始めたのがきっかけです。

投稿ペースも分量もまちまちですが、
楽しんでいただければ幸いです。

アニメ本編と違って、
こっちはシリアス過多になるんでないかな……。
中途半端は良くない。

アニメは現在10話。
どうなるんやこれ……。
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