そして月光蝶の角と言う槍を使っているが中々強い
よう、最近この始まりかたも定着してきた気がしたが
そんなに定着してもないとわかった白竜シースだ
前回、少年や結晶トカゲ、クリスタルゴーレム
月光蝶を連れて空を飛んで夜景を満喫した
現在その翌日だ
それとあの夜の帰りで飛んでいた時に
そこらの妖怪とはまた違う視線を感じた
どこからだろう?
まぁいいや
見えない体を解いて飛んだ時点で誰かに見られるだろうし
それよりいまシースになっちゃった人こと俺は
少年に色々と話し掛けられている
話してて気づいたんだが俺と少年は名前を
お互いに知らなかったので自己紹介するところだ
「まず我が身の名前はシース
種族は竜でもあるが正しくは古竜と言う種族だ」
「おいらは・・・・・・そう言えば名前はないや」
「そうか、少年に名前はないのか」
「うん、生まれて8年しか経ってないのもあるけど」
マジか、少年の11歳くらいの見た目で20年か30年は
生きてるかと思ったら見た目以上に若いとは・・・・
幼い見た目よりも幼いって新しいな
「種族は・・・・風と獣?」
風か・・・・風は使ってるの見たし納得だが獣?
「ふむ、風はわかるが獣とは?」
「ちょっとおいらの頭見ててね」
そう言われてシースが少年の頭を見ていると
ピョコン
少年の下に下がっていた髪の毛の一部が起き上がり
獣の耳の様な形になった
「おいらは髪の毛を耳みたいにして遠くの音を聞いたり
風をもっと感じ取れるんだ、あと足が速かったり頑丈なんだ」
「それは凄いな」
「へへへ~ありがとう」
少年は少し照れたように口元を緩ませて
ありがとうと言った
もう友達になろうとでも言おうかな
穏やかに話しができていいし
まぁそれは別の時にしておいて
少年の耳に関してだっだな
聞いた感じだと擬似的な耳を髪の毛で作って
音とか風を感じ取る感覚を強化できるのか
結構高性能だな、少年の獣耳
獣耳・・・・うん普通にかわいいが
しかし風と獣か・・・・かまいたち?
いやたぶん違うな
あの結界が張られた都市以外にも探してみて
村を見つけてわかった事があった、それ故にたぶん違う
まず見つけた村やその他の違う村も
高く飛ばした月光蝶が見つけて村を少し見たが・・・・
古い
はっきり言って日本の昔話しのさらに昔ってところだ
江戸とか鎌倉なんてもんじゃないくらいに
基本的な村の大きさとか生活で使う道具も
時代的に古いし人の数も30人か40人と少なかった
で、ここらが少年がかまいたちじゃないと思う
理由の話しなんだが三つ仮説を立てて考えた
一
まず妖怪は噂話しや怖い話しが知られて行き
それが何らかの形を持って生まれたりする
二
はたまたその話しとは全く関係なく
そこらでぽんと自然発生で生まれたり
三
そしてあんまりないと思うが
妖怪が自分の子供を作るか
この中で一と三はたぶん違う
一はそもそも人が多く居て、伝承に残ったり
語り継がれたり噂で話しが広まったりが必要だが
村が離れ離れな上に人の数が少ないんじゃ
とんでもない大災害か悲劇でも起こさないと
覚えられもしないだろう
それにそんな古い時代から
かまいたちの話しはあっただろうか?
なんて考えから違うと思う
三は少年に親がいるのなら名前か種族名がある筈
だがそれもなく両親もいないみたいだし違うな
なので二の自然発生だと思う
種族はかまいたちの先祖か遠い親戚かなにかで
どこかでぽんと生まれたのだろう
どうやって誕生するかはわからないけど
「ねえねえ」
ん?ああ、少年と話してる途中だったな
「なにかな少年」
「シースはどんな能力もってるの?」
「能力か・・・・我が身に能力は宿っていないな」
「ないの?」
「うむ、ないな」
シースは戦えるけど元々は研究者だし
しかも東方の世界とは違う出身だからなぁ・・・・
能力なくてちょっとがっかりするだろうか
「すごい!」
「む、そうか?」
「だって能力ないのに消えたり飛んだりできるんだよ!」
ああ、たしかに能力なしでできるのは凄いか
「それってどうやってやったの?」
「魔術と言うものを使っている」
「まじゅつ?魔術って?」
魔術か、魔術を簡潔に説明すると・・・・
「魔術は強力な攻撃や体、または武器に効果を投与し
比較的に幅広く様々な場面に対応できる術だ」
「・・・・・・・?」
少年は頭を傾けたあと
ぽかんと気の抜けた顔でシースに見る
「わかっただろうか、少年よ」
「わかんないや」
まぁよくわからないだろうな
能力使える分、こう言った術は使わないだろうし
こんな時代じゃ術なんてものは殆どないし
あの結界の張られた都市だけは別みたいだが
「ふむ、わかりやすく説明できるが・・・・聞くか?」
「うん」
「簡単に言えば魔術は遠くから強い攻撃ができ
色々なことができてしまう不思議で理解が必要な術だ」
「おいらにも教えて!」
おおう、食いつきがいいな
だがまぁ自分で対抗できる手段も必要になってくるし
教えても良いか・・・・どこまで覚えるかは本人しだいだけど
「わかった、教えてもいいが覚える事も多く
中々そう上手くいかない地道なものだが、それでも魔術を?」
「うん、おいらひとりでやることもないから
ずっと魔術を覚えられるよ」
「退屈な時間が続くかもしれないぞ?」
「シースと話せると楽しいからいいよ!」
・・・・・・むっちゃいい子!
ス
シースは手を少年に近づけ
「んえ?」
大きな人差し指で少年の頭を優しくなでる
なでなで
「嬉しいことを言ってくれるな、少年は」
「えへへ~」
少年は嬉しそうに少し口から声を出しながら
シースになでられ頭を揺らしている
次回、やっと東方キャラ登場